犬と海や川に遊びに行こう!気を付けたいことは?

夏になると犬と一緒に水遊びをするのが楽しみの一つでもありますね。海や川で遊ばせると喜んでくれるし、思い出にもなって楽しい時間が過ごせます。しかし、海や川での水遊びには危険がいっぱい潜んでいるんです。愛犬と楽しい時間を過ごすためにも、気を付けたいことを知っておきましょう。 2018年10月24日作成

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夏の暑い日には水遊びがしたくなりますね。水遊びが好きな犬と一緒に、海や川にでかけるのが楽しみという人も多いのではないでしょうか。いつもの日常から離れて特別な時間が過ごせますが、実は危険がたくさん潜んでいるって知っていましたか?楽しい時間が台無しにならないように、大切な愛犬が危険にさらされないように、気を付けるべきことを知っておきましょう。

出典元:https://www.shutterstock.com/

最近は犬と一緒に遊泳できる海水浴場が増えましたが、まだまだペット禁止のところも多いです。事前に犬が泳いでもいいのかどうかを確認してから出かけるようにしましょう。ペット禁止の海水浴場に連れて行くのはマナー違反。絶対にやめましょう。また、海で遊ぶときにはライフジャケットを着用し、リードを付けるようにしましょう。うちの子は泳ぎが上手だから大丈夫と思っていても、何があって溺れてしまうか分からないので、ライフジャケットを着用していたほうが安心です。また、海水浴場にはたくさんの人が遊びに来ているため、リードの着用は必要です。伸び縮みするタイプの物や、ロングリードであればリードを付けていても十分に遊べますね。

肉球の火傷やケガに注意

晴天の日の砂浜は非常に高温になっています。人間も裸足で歩くと火傷しそうなくらい熱いですよね。犬は普段から裸足だし、これくらい大丈夫でしょうと油断してはいけません。犬も人間と同じように、砂浜の上を歩くのは火傷しそうなくらい熱いです。そのため、砂浜を散歩させていたら火傷していた、なんてことになりかねません。また、砂浜には貝殻のかけらやゴミなどが落ちている可能性があるため、肉球で踏んでしまうとケガをしてしまうかもしれません。人間はビーチサンダルなど履いているので気づきにくいかもしれませんが、犬を歩かせるときには十分な注意が必要ですね。

海水を飲んでしまったら?

海水は塩分濃度が高く、人間でも飲み込むとしょっぱいと感じますね。犬は、遊びに夢中で知らない間に海水を飲み込んでしまっている場合があります。また、喉が渇いていたら、しょっぱくても海水を飲んでしまう事もあるため、海で遊ぶ前には水分補給をさせてから遊ばせるようにしましょう。
海水を飲んでしまった場合には、その後下痢などの消化器症状を起こすことがあります。海から帰ってきて2~3日たってから起こす場合もあるので、体調の変化を観察しておきましょう。

熱中症

海に行くと日陰ってなかなか無いんですよね。海にはいっているから熱中症にはならないだろうという考えは非常に危険です。犬は人間よりも地面に近いところを歩いているので、人間が感じる以上に暑さを感じています。ましてや砂浜は非常に高温なので、パラソルをたててレジャーシートや断熱シートなどの上で休ませてあげましょう。犬は体調が悪いからといって自分で遊びを止める事をしないため、見ていて少しでも体調がおかしいなと感じたら無理をさせないようにしましょう。

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川は遊泳していい場所が決まっている場合が多いです。バーベキュー場の近くの川などは、ペット禁止のところもあるので、事前にペットが泳いでもいいかを確認しておきましょう。また、川では釣りをしている人もいます。そういった人たちの近くで遊んでいては魚が逃げてしまうため、離れた場所で遊ぶようにしましょう。監視員がいない川ではマナーや譲り合いが大切です。

天気や水量に注意

川は天気によって大きく姿を変えます。大雨が降った後の川は、水量が増え、流れも速くなり、水は濁っています。こうなった川は大変危険で、人間も流されてしまえば助からないことがあるほどです。雨の次の日に川遊びをするのはやめておいたほうがいいですね。
川が海と大きく違うのは、流れがあるというところです。浅瀬は大した流れではなくても、深いところに行くと流れに足をとられて溺れてしまうほどです。犬だけで深いところまで行ってしまわないように、遊んでいる間は目を離さないようにしましょう。
また、ダムが近くにある場合はダムの放水に注意が必要です。放水が始まると水量が急激に増えて大変危険です。放水の前にはサイレンで合図があるので、聞こえたら速やかに帰宅しましょう。

ライフジャケットとリードは必須

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川なら足がつくから大丈夫と思っていては大変危険です。川で溺れて命を落としてしまう事も多いので、必ずライフジャケットを着用しリードを付けるようにしましょう。ロングリードなどに関しては、流されているうちに犬に絡まって危険という考えからノーリードのほうが良いという意見もあります。どちらにしても、呼べばきちんと戻ってくるように訓練をしていく必要があります。訓練が行き届いていないのであれば、リードをしておいたほうが良いですね。

楽しい水遊びですが、海と川それぞれにたくさんの危険が潜んでいる事が分かります。飼い主がきちんと準備をして対策をするようにしておけば、楽しい時間を過ごすことが出来ます。愛犬と一緒に全力で楽しめるように、注意して遊ぶようにしましょう。

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UCHINOCO編集部

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