犬の折りたたみケージのメリットを解説！おすすすめの犬用の折りたたみケージ4選

犬のケージとはどういったものの事を言うのでしょうか。犬にとって室内で犬の居場所となる「ハウス」をケージに定めますが、ケージの他に似たようなものでサークルやクレートと呼ばれるものがありますので違いを紹介します。

ケージとは、四方が柵で囲まれており、床と天井のあるハウスのことを指します。側面が木の板やステンレスの柵で囲まれており、出入り用の扉は引き戸タイプや前後に開くタイプがあります。

折りたたみができ、持ち運びにピッタリなソフトケージと呼ばれるものもあります。使わないときの収納にも困らないのはもちろん、旅先にも気軽に持っていくことができます。

宿泊先でいつもと違う環境に犬も戸惑ってしまいますが、いつも使っているソフトケージがあれば安心して過ごすことができるでしょう。

サークルとは、側面だけが柵で囲まれており、天井がありません。一時的に空間を仕切るために使用されることが多いのがサークルです。

小型犬であればサークルをハウスとして日常から使用しても問題はありませんが、中型犬、大型犬は体高があるとサークルを簡単に越えられてしまう可能性があります。

木製の柵、ステンレス製の柵、プラスチック製の柵、側面が布で出来ている折りたためるものもあります。子犬はプラスチックや木製の場合、噛んで壊し誤飲する恐れがあるため注意が必要です。

クレートとは、持ち運びができるハウスと呼ばれるもので、多くはキャリーケースと呼ばれています。

ケージやサークルのようにトイレを置いたり食事をしたりするスペースはなく、犬の体とほぼ同サイズで犬を入れて病院などに連れていく際に使用します。

このケースに慣らすために普段からクレートをハウスとして使っている飼い主もいます。クレートにはプラスチック製や布製がありますが、安全性の高いプラスチック製は水で丸洗いできるので清潔に使用できるのでおすすめです。

犬は警戒心が強く雷や地震など普段と違うことが突然起きてしまうと強く不安を覚えたり、興奮してしまったりします。

興奮してしまった犬は飼い主が普段考え付きもしない行動を起こしてしまうものです。そんな時に少しでも落ち着けるように自分の居場所が必要です。

普段からケージの中で過ごしている犬はケージが安全なものだと認識しています。突然予期せぬことが起きた場合は犬が避難できるようにケージを用意してあげましょう。

また犬は縄張り意識が強いため、自分専用の居場所が必要です。落ち着いてゆっくり過ごすことのできるように工夫してあげましょう。

ケージを使うことで自分のテリトリーをしっかり認識して、リラックスできる空間や避難場所となることです。

見ていないときに床に落ちているものを食べたりコードを噛んでしまったりしないように、留守番中はケージに入れておくと安心です。

災害時には避難所でフリーにはできません、普段からケージやクレートに入っておくといざというときにストレスに感じにくくなります。

ケージを使う際のデメリットと言うよりは、注意点とする方が正しいかもしれません。

犬によりますがケージに入れられると「閉じ込められた」とストレスに感じてしまう犬もいるようです。

今まで室内フリーだったのに自由が利かなくなったら人間だってストレスに感じてしまいますよね。また、ケージは食事をしたり排泄をしたり寝る場所でもあります。ケージの床は毎日掃除をしてあげましょう。

子犬と成犬では体のサイズも違うので成長に合わせてケージを変えてあげる必要もあります。

ケージを置く場所を選ぶときは、人の往来が激しい場所、人気のない場所にはおかないようにしましょう。

犬は群れで生活をしていた動物なので一人で過ごすことは苦手です。また、往来が激しすぎても敏感な性格故にストレスに感じてしまうかもしれません。

ケージを置く場所は家族の様子が見えるリビングがおすすめです。また、犬が悪いことをしたときにケージに入れるという行動はNGです。

「ケージ＝怖い、怒られる」と思うと普段からケージに対して恐怖心を持ってしまいます。ケージに悪い印象を持たないように安らげる場所にしてあげましょう。

こちらの折りたたみケージは工具不要で簡単に組み立てることができます。本体はスチール製でとても上部です。持ち運びに便利な取っ手がついています。床面のトレイは簡単に取り外すことができるので掃除もラクラクです。

形状記憶のワイヤーが入っていてしっかりとした布製のソフトケージです。コンパクトに折りたたむことができ、ワンタッチで広がるため設置が簡単です。給水ボトルが取り付けられる穴とベルトがついています。側面2面と天井が開閉できるので、掃除や犬の出入りも簡単に行えます。

折りたたみ式のソフトケージです。しっかりとした骨組みが入っているので、ソフトながら丈夫なケージにもなります。もしもの災害時などで避難所生活を送らなければいけないとき、犬の居場所になります。犬を飼っているご家庭では犬の防災用品として、普段使用しているケージとは別に、1つ準備しておいてもいいかもしれませんね。

上面に取手が二か所ついているので持ち運びや移動も簡単に行えます。プラスチック製の取り外しのできる底面で丸洗いができ清潔に保てます。滑り止めもしっかりついているのでフローリングにおいても安心です。

今回はケージの必要な理由やメリット、おすすめの折りたたみケージについてまとめました。ケージには犬の居場所を作ってあげるという大切な役割があることが分かりましたね。上手にケージを使い、犬がリラックスできる環境を整えてあげましょう。