猫がプスプスと鼻を鳴らす時!何か病気でしょうか?

普段は鼻から音などはしていないのに、急にプスプスと音がする場合には体調不良かもしれません。基本的に鼻から音が鳴ることはありませんので、やはりきになるようであれば動物病院に行くことをお勧めします。 2019年09月20日作成

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猫の鼻から謎の音がするのですが・・・

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猫の鼻が鳴るということ自体、何か異常が起きているというサインなのです。もしかすると風邪をひいているのかもしれません。猫の鼻をよく観察してみてください。鼻水は出ていませんか?何かが詰まっているような状態ではありませんか?プスプスという音がしている場合には、まずは猫を動物病院に連れて行くことをおススメします。

猫にとって呼吸が苦しいというのはとても辛い状態なのです。動物病院に行って、今の状態を把握してもらい然るべき対処を急いでください。プスプスと音が鳴る状態で、何事もないというのは、あまり考えられないからです、

プスプス音・それは異音です

猫の鼻は思いのほか小さいので、鼻詰まりが起きると、どうしてもプスプスと音がなります。鼻水が出るだけで呼吸の妨げになるのです。それ以外に自分の被毛や異物が積まている状態でも、プスプスと音が鳴ります。比較的鼻の高さが低めの猫の方が、プスプスと音が鳴りやすい傾向があります。

体調不良で、鼻水が出ているというだけならば治療をすればすぐに良くなります。但し、感染症にかかっている可能性が高い場合には早急な検査と、然るべ治療を急がなければいけません。元気だから大丈夫、という安易な判断は危険です。

子猫が鼻をプスプスと鳴らしている時には要注意です

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猫の感染症の中で一番警戒しないといけないのは「猫カリシウイルス感染症」です。最初は鼻水だけの症状でプスプスと小さな音が鳴ることで気が付きます。そのうちくしゃみや発熱のために、徐々にぐったりとした状態になってしまうのです。これは気が付いた時点で、早急に受診をしなければいけません。

この病気は子猫からでも同居猫に感染を起こしやすいウイルスです。子猫の体調も心配ですが、同居猫が感染を起こしてしまうと、厄介な状態になります。ワクチンで予防できるものですが、子猫は一度感染を起こしたあとも、ウイルスを持ち続ける場合もあります。周囲にも気を配らないといけない感染症です。

鼻づまりは想像以上に辛い

猫が鼻を鳴らしているときには、まず鼻周りをきれいにふき取ってあげてください。方法としては、ガーゼをぬるま湯で濡らしてから鼻を拭くという方法です。あくまでも表面的にふき取るだけに留めておいてください。粘膜がとても敏感になっている可能性が高いので鼻周りだけをきれいしてあげるだけでも、鼻詰まりが多少は楽になります。

家の中では加湿器を使うなどして、猫の鼻が乾燥によって不快にならないように、配慮してあげることも、とても重要なポイントです。まずは動物病院で病気の種類を限定してもらい投薬などを開始した後に、鼻づまり対策を考えてあげましょう。

抜け毛が多くなる季節の場合には

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猫の場合、11月と3月になると換毛期を迎えます。抜け毛がとても増える時期です。自分の被毛が鼻に入ってアレルギーのような症状が出ている場合もあるのです。お掃除を徹底して被毛が空気中に飛散しないように、空気清浄機などをフル活用して予防してください。そうすることでかなり鼻のプスプスも軽減します。

鼻がプスプスなる理由をしっかり調べる必要性

同じように鼻が鳴る病気でも、いろいろと種類があります。単に風邪をひいている場合や、鼻炎の場合にも対処方法が変わります。そして副鼻腔炎の場合にも、どうしての鼻がプスプスとなります。一番怖い猫エイズの場合には、鼻水やプスプスと鼻が鳴ることで気が付きます。重篤な病気が潜んでいる場合もありますので、簡単に考えずにまずは獣医さんの診察を仰ぐことから始めてください。

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UCHINOCO編集部

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