子猫の成長が遅い!どうして?

新しく家族の一員に向かえた子猫の成長が遅いと感じている方はいませんか?子猫の時代は成長していく過程においてとても重要な時期です。どこに一番気を付けたら良いのか検証してみましょう。 2018年08月31日作成

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うちの子猫の成長が遅い感じた時は?

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新しく家族の一員として迎えた子猫。なかなか大きくならないけどどうして?と感じる方もいるかと思われます。その様に感じた時にはどこに注目したら良いのでしょうか。まずは、猫の成長に伴う正常な状態や行動、体重などをあげてみました。

生まれてすぐの子猫

目も開いておらずへその緒が付いた状態で、自分だけではまだ何もできません。歩行する事も出来ず、体重は100g前後です。

生後1~2か月

1ヶ月を過ぎると学習能力が出てきます。母親を真似て色々な事に興味を持ち始めるのがこの頃からです。食べ物もミルク以外の物に興味が出てきます。2ヶ月を超えると乳歯も整い、ドライフードなどの固い物もそのまま食べられる様になってきます。

生後3~5カ月

生後3カ月に到達した子猫はほとんどの子がドライフードをそのまま食べられる様になっています。この時点で体重は1.5㎏程です。4カ月になる頃には、とてもやんちゃ盛りとなります。この時点ではまだ胃袋も小さいので一日の食事は3∼4回に分けて与えましょう。

5ヶ月になる頃には胃袋の大きさも十分になっているので、食事の回数を減らす事も出来ます。ですが、猫は犬と違い少量ずつ何回も食べるという事が身体に向いています。可能であれば回数は減らさなくても構いません。

生後6~8カ月

6ヶ月になる頃には、永久歯が生え揃います。体重は3㎏程になっているでしょう。早い子はここで発情が始まる事もある様です。7カ月に到達する頃にはほとんどの子に発情期が始まります。8カ月になると体重の増加はほとんどなく、成猫と同じ身体となります。

生後9~12カ月

この頃はもう見た目も成猫と同じです。特に体に成長の変化は見られなくなります。頻繁に外に出たがる様になります。

大きくならない原因となる病気は?

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ここまでの成長の過程はあくまでも目安です。その子によって多少の差はあるでしょう。ですが、あまりにもここに当てはまらない程成長が遅いと感じた時は何らかの病気の可能性も考えなくてはなりません。次でいくつかあげてみました。

寄生虫

最初に考えた方が良いのがこの寄生虫でしょう。猫回虫といいます。腸に寄生し、猫が摂った栄養をエサにして成長する寄生虫です。症状としては、下痢・軟便を引き起こし、身体が十分に太りません。重症だとお腹だけがポッコリと膨れて見えます。

その他の症状としては、嘔吐・咳などがあり、ひどい子は腸閉塞なども起こします。治療法は駆虫薬の投与となります。動物病院で適した治療を行いましょう。

横隔膜ヘルニア

猫の横隔膜のヘルニアです。この横隔膜のヘルニアは、外傷性のものと先天性のものとに分けられます。外傷性のものは、交通事故等で後から横隔膜が裂けてしまうものです。その時のショックに耐えられ生き延びても完全に治癒していないと、食欲不振・嘔吐・下痢など消化器系の症状を引き起こします。

先天性のヘルニアは、普段症状が特に見られない場合もありますが、外傷性のヘルニアと同じ症状が出るという場合もあります。両方のヘルニアに共通して、発育不良や体重減少といった症状があげられますので、著しく体重が減っていくなどの状態であれば、動物病院への早めの受診をおすすめします。

子猫症(ドワーフキャット)

日本ではあまり症例がなく、認知度も非常に低いですが子猫症というホルモン異常を抱える猫も存在します。人間でいう所の小人症と同じです。人間であればホルモン注射を打つなどの治療法になりますが、子猫症の場合、治療法はまだないと言われています。

症状としては、成長しないというのが最大の特徴で、生後10か月でも1~1.5㎏にまでしか成長しないそうです。内臓などに疾患などがなく、食欲も旺盛ということであれば、治療法のない現在では体調管理を十分にし、この病気と向き合っていくしか方法はありません。

必ずしも病気ではない場合も

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子猫が大きくならないのは、多頭飼いなどで十分にエサが行き渡っておらず、栄養が足りていなかったり、運動量が多かったりなどの原因もあります。一概に病気だからという理由ばかりではありません。

もちろんの事ですが、子猫は口で訴える事ができません。普段から飼い主の義務として、健康管理には最善を尽くしてあげましょう。

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