一人暮らしで猫を飼っても大丈夫?注意点も解説

独身かつ猫好きな人は、一人暮らしでも猫を飼うことができるかどうかを気になっている人もいるでしょう。
実際に、一人暮らしで猫を飼っても問題はないのでしょうか?
また、一人暮らしで猫を飼う際の注意点についても解説します。 2024年05月09日作成

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一人暮らしで猫を飼っても大丈夫?

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まずは、一人暮らしで猫を飼っても大丈夫かどうかを解説します。
きちんと猫のお世話ができるように、心構えについても知っておきましょう。

一人暮らしでも猫を飼える

結論から言うと、一人暮らしでも猫を飼うことは可能です。
猫は散歩の必要がないことから、犬のように朝晩の散歩を行かなくて済むため「犬よりも猫のほうが飼うのは楽」だと感じる人もいるでしょう。

しかし、実際はそうではありません。
たしかに散歩等の日々のお世話だけで見ると、猫のほうが犬よりも飼いやすいでしょう。
猫を飼う時に苦労することは、しつけができない点です。
もちろん多少のしつけをすることは可能ですが、犬のように「ここで粗相をしてはいけない」「家具や家電を破壊してはいけない」などのしつけを猫に求めることはできません。
一人暮らしだと猫がひとりになる時間がどうしても増えるため、猫の問題行動に悩まされることもあるでしょう。

一人暮らしで猫を飼う際の心構え

一人暮らしで猫を飼う上で、いくつか知っておかなければいけない心構えがあります。

猫は長生き

はじめに、猫はペットの中でも比較的長生きをする動物です。
健康的に生き続けてくれたら、20年以上生きることもあります。
当然ながら人間は20年生きていれば、身の回りにさまざまな出来事が起こるでしょう。
身の回りに何かあった時でも、猫を中心に物事を考えることができるでしょうか。
結婚や転勤などで一人暮らしではなくなった時に、「婚約者が猫アレルギーだから、いままで飼っていた猫は飼えないな」では済みません。

出費

また、猫を飼う上でそれなりの出費がかかることも覚えておかなければなりません。
毎日の食費はもちろん、猫砂や病院代など、平均すると毎月1万円前後はかかるでしょう。

日々のコミュニケーションが大事

最後に、猫とのコミュニケーションの面です。
一人暮らしだと毎日の仕事や友人との交際など、家を空ける時間がどうしても増えてしまいます。
猫はひとりでのんびりと暮らすことが好きな動物ですが、飼い主とのスキンシップも大好きです。
どれだけ忙しい毎日であっても、猫とのコミュニケーションの時間は必ず確保してあげましょう。

一人暮らしで猫を飼う際の注意点

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当然ながら、一人暮らしで猫を飼う際にはいくつかの注意点があります。
これらの注意点を守り、猫が安心して生活できるようにしましょう。

壁の爪とぎ対策をする

一人暮らしで猫を飼う上で、もっとも困るのは猫の爪とぎでしょう。
猫は古い爪を取り除くために爪とぎをしますが、野良猫であれば木などで行います。
しかし室内で暮らす猫は、壁で爪とぎをするでしょう。
一人暮らしをしている人のほとんどは賃貸住宅なので、壁で爪とぎをされてしまうと、退去時にかなりの費用を請求されてしまいます。
そのため、壁に爪とぎ防止用のボードを設置するなど、猫の爪とぎ対策は必須だといえるでしょう。

完全室内飼いをする

一人暮らしに限った話ではありませんが、猫を飼う際は完全室内飼いを徹底しましょう。
少しは外に出したほうが気晴らしになるのではないかと考える人もいますが、猫が外に出たら交通事故に遭ったりほかの野良猫と喧嘩をしたりするリスクが高まります。

上下運動ができるスペースを確保する

一人暮らしであれば、そこまで広い部屋には住んでいないはずです。
猫は活発な動物のため、狭い室内だと運動不足になってしまう可能性があります。
ちなみに、猫は高い場所が好きで上下運動も得意なことから、キャットタワーの設置をおすすめします。
また、飼い主が不在時に運動ができるように、一人遊び用のおもちゃを設置してあげるのも良いでしょう。

ペット可の物件に住む

当然のことですが、一人暮らしで猫を飼いたいのであれば、ペット可の物件に住まなければなりません。
ペット不可の物件にも関わらず内緒で猫を飼うと、後々必ずトラブルに発展します。
また、ペット可の物件でも猫だけは飼ってはいけないなど、猫を飼える賃貸住宅は少ないため、きちんと下調べをするようにしましょう。

一人暮らしで猫を飼う時にあると便利なグッズ4選

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最後に、一人暮らしで猫を飼う時にあると便利なグッズをご紹介します。
猫がひとりの時間を退屈しないように、さまざまな工夫をしてあげましょう。

キャットタワーStadium Sクラスモデル ファブリック

高さ194cmの、大型のキャットタワーです。
1段の高さがそこまで高くないため、子猫からシニア猫までさまざまな猫が使用できるでしょう。
また、支柱部分は爪とぎになっており、キャットタワーひとつでかなり遊べます。


キャットタワーStadium Sクラスモデル ファブリック

DHオリジナルつめとぎタワー ミニ

おもちゃが付属した、爪とぎ用のポールです。
小さくて場所もとらないため、一人暮らしでも邪魔になることはないでしょう。
組み立ても簡単で、女性ひとりでも問題なく組み立てることが可能です。


DHオリジナルつめとぎタワー ミニ

ガリガリウォール

壁に立てかけることができる、爪とぎグッズです。
このグッズを猫に爪とぎされたくない場所に立てかけておくことで、壁紙を守ることができるでしょう。
猫が興味を示しやすいように、またたびも付属しています。


ガリガリウォール

自動LEDポインター

猫が一人遊びできるおもちゃです。
自動でポインターが動いて、猫の狩猟本能を刺激してくれます。
また、1時間半毎に15分起動するため、猫が飽きる心配もありません。


自動LEDポインター

一人暮らしでも猫と快適に過ごせる

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一人暮らしでも、工夫次第で問題なく猫を飼うことは可能です。
しかし、猫は「可愛い!」という気持ちだけでは飼うことはできません。
長生きする猫は20年生きることもありますし、猫の生涯に責任を持てなければ猫を飼う資格はないでしょう。
また、賃貸住宅で猫を飼っていると、壁で爪とぎをされるなど頭を悩まされてしまうこともあります。
後々トラブルに発展しないためにも、爪とぎ対策グッズを使用したりキャットタワーを設置したりして、飼い主と猫が快適に過ごせるような生活を心がけましょう。

参考サイト
Liv House(参照日:2024-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/neolead/nl-fpjer03/

生活創造屋(参照日:2024-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/seikotsu/10000500/

Catland(参照日:2024-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/7049096/

ilychee(参照日:2024-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/ilychee/mjp1122/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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