犬の多頭飼いと1匹飼いの違いは?多頭飼いのメリット・デメリット

犬の多頭飼いは犬好きにとっては、一つの夢でもありますよね。
そんな多頭飼いには、メリットもあればデメリットもあります。今回はメリット・デメリットをいくつかご紹介します。
2018年05月11日作成

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現在1匹犬を飼っていて、1匹だけだと可哀想…。何匹も飼うのが夢!犬を譲り受ける時、兄弟を引き離すのは可哀想、ペットショップで同じゲージに入っていて、仲がよさそうだから一緒に飼ってあげたい。など多頭飼いをしたい!と思う理由は人によって様々です。そんな方々にお役に立てる様、メリット・デメリットをまとめました。

1.多頭飼いをするにあたって、守ってほしい事

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多頭飼いは誰もが簡単にできる事ではありません。
当然頭数が増えれば増えるほど、金銭的にも負担が多くなります。
多頭飼いを検討されている方はまず、以下の必ず必要な事を把握しておく必要があります。

・狂犬病ワクチン
・避妊、去勢手術(雄雌飼いで、繁殖を希望しない方は必須)
・フィラリア予防
・ワクチン
・基本的なしつけ

これらは必ず行うようにしましょう。定期的な健康診断、血液検査などもしておくと
手遅れになる前に、又は高額な治療費を払わなければならなくなる前に病気を発見することができるのでおすすめです。

2.多頭飼いのメリット、1匹飼いの違いとは?

多頭飼いの一番のメリットは「1匹より数匹の方が、お留守番の寂しさが軽減される。」です。
お仕事で日中家に誰もいない状況で1匹でお留守番をするより、仲良く一緒にお留守番出来る子がいる方がお留守番の時に感じるストレスが少ないです。
そして、勝手に遊んでてくれるので、お互いに運動不足、ストレスが解消されます
だからと言って、お散歩は怠れません!先住犬のしつけがきちんと出来ている場合は、2匹目、3匹目と、先住犬の真似をしようとするので、しつけが楽になります。

3.多頭飼いのデメリットは?

一つ目は金銭問題です。頭数が増えれば増えるほど、出費もかさみます。
例えば、フード代、ペットシーツ代、狂犬病、ワクチンは必ず必要になる出費です。1匹増えるごとに出費は倍になる事も…。又、トイレを一緒にしていると、だれのうんちか、だれのおしっこかが把握しづらいため異変を感じたら、全員検査!何てことも…。

犬と犬との相性が悪ければ、喧嘩をして怪我をすることもあります。先住犬がいる場合は事前に相性のチェックが必要です。又、しつけが1匹1匹きちんと出来ていないと、飼い主さんに負担ができます。しつけは、家の中ではもちろん、外出時にも大変必要になってくることなので、特に、「待て」は完璧に覚えさせましょう。

4.多頭飼いの散歩について

小型犬の多頭飼い散歩はそれほど大変ではありませんが中型犬、大型犬になると大がかりです。初めは1頭ずつ、きちんとなれるまで散歩して、慣れてくると徐々に一緒に行く数を増やすといいでしょう。

相性が悪い子がいるのであれば、その子とは別で行く必要があります。多頭飼い専用のリードも販売されているので、そちらを利用するのもおすすめです。

5.多頭飼育崩壊について

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近年ペットショップで犬を低価格で販売しているショップもあり、昔に比べ比較的飼いやすくなっていると同時に、お買い求めやすい金額になる事で多頭飼いを容易に判断し、沢山飼っている家庭も少なくありません。

そして、現在多頭飼育崩壊をしている家庭が増えている事をご存知でしょうか?これは、犬だけではなく猫でも言える話です。多頭飼育崩壊とは、犬、猫などのペットを多頭飼いしたいという方が専門的知識がないのに、繁殖させ、異常繁殖の末、飼育が難しくなる事です。なんとか飼育はしているが、しつけが全く出来ておらず、頭数が居るためシャンプーなども頻繁にできず、ニオイでご近所様に迷惑がかかる場合もあります。
こういった事にならないようにも、知識を十分に取り入れてから多頭飼いを検討しましょう。

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UCHINOCO編集部

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