あれ?横座り?犬のお座りが変な時!

犬がきちんとお座りをせずに、なんとなくお姉さん座り?になっているときにはどうすれば良いのでしょうか?なにか骨格に問題が起きているのでしょうか?心配になる前に、まずは飼い主さんが正しい知識を蓄えることが肝心です。癖なのか?病気なのか?の判断に迷うことが多いわけです。 2019年11月10日作成

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正しいお座りとは?

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本来のお座りのポーズは前後の足がきちんと揃うことが原則です。もしかすると足を投げ出していませんか?関節に何か問題でもあるのか?と心配になってしまうのも、売りはありません。その座り方が、癖になっている場合もあります。但し、お姉さん座りをするような犬は、この先もずっとそんな座り方をし続けます。

この理由を探ってみると、やはり足を揃えて座れない関節の痛みを気にしている場合も考えられます。それ以外は、単なる座り癖と、気に留める必要はありません。それでも、痛みを少しでも犬が感じている場合には一度、レントゲンを撮って様子を見る方が良いでしょう。

赤ちゃん時代からの癖は直らない?

これまで一度でも、きちんとしたお座りを見せたことがあるでしょうか?もしかすると、生まれたときから、足を投げ出すような座り方がスタンダードになっていませんか?その場合には、特に心配の必要はあありません。それでも、崩した座り方などをしたことが、なかった犬が突然、お姉さん座りのような形になっているときには注意が必要です。

その上、足をひきずるような仕草を見せるようになると、緊急度が高まります。少しでも早めに動物病院に連れて行き正しく診断を仰ぐようにしてください。少しでも痛みで「キャン」と鳴くようなことがあれば、あまり時間を置かずに診察を受けるようにしてください。

座り方が変な時に疑う病気は?

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股関節形成不全という病気があります。これは遺伝が関係する病気ですので未然に防ぐことは困難です。比較的大型犬に多い傾向があります。そもそも、関節の周りの骨が変形しているので座り方が普通よりも変な風に見えるのです。犬はきちん座っているつもりでも、どうしても足を横に流しているような座り方になります。

あるいは、関節リウマチを疑わなければいけないときもあります。この場合には、他にも症状が出やすいので飼い主さんは、早めに察知して、受診を急ぐようにしてください。

関節リウマチについて

関節リウマチの場合には、患部に腫れが生じてしまいます。その上発熱や食欲不振などの症状が出ますので、いつもとは元気がなく、何かおかしいというのは、すぐに築くものです。決して放置することがないように、飼い主さんは、おかしな様子を感じたときにはまずは獣医さんに相談をするようにしてください。

病的なことが原因で座り方がおかしいのか?あるいは癖なのかは、素人目には判断亜h難しいのです。それでも、専門的に診察をすると意外とすぐに、原因はわかるものです。無理に足を触るなど、関節に負荷をかけるようなことはしないでください。必ず動物病院できちんと診断を仰ぎましょう。

他の症状もない場合には様子を見る

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明らかに正式な「オスワリ」ではないと感じていても、歩様にも問題がなく生活を送る上でも、食欲もあり快活に過ごせているというときには、それを獣医さんに正しく伝えてください。その上で、念のために股関節や膝関節の検査を受けておくことは用心になります。その結果、様子を見守るということであれば、余計な負荷をかけすぎないように、体重管理などにも飼い主さんが気持ちを傾けるなど、できることはしてあげてください。

お姉さん座りの犬は、案外と多いようです。ほとんどの場合、癖になっていることが多いのです。他に症状があるかないか?が判断の分かれ目になります。常に犬の様子を総合的に判断できるのは、飼い主さんしかいません。普段の様子をきちんと獣医さんに伝えて、その先の判断は獣医さんと一緒に考えて行くというスタンスが大事です。

著者情報

UCHINOCO編集部

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