温かく見守って 猫の赤ちゃんのお母さんは飼い主さんということ!

猫の赤ちゃんを育てるということは、飼い主さんがお母さんになって育てることです。子猫は自分一人で何をすることもできません。だからこそ、猫の赤ちゃんのお世話をする飼い主さんは、心を込めて子猫に接してあげていただきたいのです。 2019年09月28日作成

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猫の赤ちゃんという生き物

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生後間もない子猫は何も自分でできません。食べることも満足にはできないのです。まずは子猫の健康管理をしてあげることから始めてください。赤ちゃん猫の母猫は飼い主さんです。そのような意識を持って接することがとても大事です。毎日のお世話を通して、飼い主さんのことを母猫のように感じて甘えるようになります。そして、飼い主さんとしても、そんな子猫を愛しく思って気持ちを通わせるようになるのです。

まだまだキャットフードを満足に食べられません。飼い主さんは母猫代わりに3時間~4時間置きにミルクを与える必要があります。猫用の哺乳瓶を準備して優しく抱っこして与えるようにしてください。まさに、人間の赤ちゃんを育てるような気持ちで接することで、また一つ絆が深まります。

赤ちゃん猫のお世話には準備が必要

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赤ちゃん猫は、まだまだ母猫に甘えたい時期です。何らかの事情があって赤ちゃん猫として飼い主さんが育てると決めた以上、飼い主さんはしっかりとした予備知識を持ちながら、赤ちゃんの猫を大切に育ててあげてください。赤ちゃん猫を育てる上で、予め準備をキチン整えておくことも大事です。急に赤ちゃん猫を育てることになった場合でも人間用のもので代用でできるものはほとんどありません。

子猫用のミルクは専用のものです。ミルクならば大丈夫なのでは?と安易に考えて与えてしまうと酷い下痢を起こします。必ず市販の子猫用のミルクを準備するようにしてください。子猫用の哺乳期も同時に準備をしてください。あまりにもうまく飲ませられないという場合には、動物病院で相談をしてレクチャーを受けるような用意周到さが必要なのです。

子猫用のベッドはどうすれば良いの?

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まだまだ自分で体温を保つことが出来ない子猫の状態を把握しておいてください。適温は30度から35度というのも設定してあげましょう。最近は温度設定が出来る子猫用のヒーターがあります。最初の頃は上手に利用して子猫の体温キープすることに努めましょう。

トイレも準備してあげてください。子猫はまだ脚力がありません。5センチほどの高さの段差しか登れませんので赤ちゃん用の猫トイレを準備してください。ベッドの近くにトイレを置いて、トレーニングを兼ねておきましょう。まだまだトイレに到着するまでに、おしっこは我慢できないのでベッドのすぐそばに置くことがベターです。

赤ちゃん子を育てるコツ

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母猫の代わりとして、赤ちゃん猫を引き受けたときには何もかもが未知の世界だった飼い主さんも、少しずつ子猫と成長を遂げていくものです。赤ちゃん猫と呼ばれる間は、ほんのわずかであっと言う間に子猫に成長をしていきます。最初の頃は弱いイメージだった赤ちゃん猫も、そのうちに立派なやんちゃ猫に変貌を遂げます。

だからこそ赤ちゃん猫の時代に、たっぷりと愛情を注いであげてください。甘やかすということは決して悪いことではありません。愛情を注いで意思の疎通をしっかりと図ることは飼い主さんと赤ちゃん猫の間に必要なことです。無理な親離れの必要性はありません。飼い主さんの愛猫として生涯育てていくうえで、飼い主さんの時間の許す限り、甘えさせてあげてください。それが赤ちゃん猫の幸せにつながります。

危険を避けて健康に育てる

定期的に動物病院に連れて行き適切な健診やケアを受けさせることは、赤ちゃん猫にとっても大切なことです。そして、危険な目に遭わせないことやケガを予防することは、飼い主さんの役割です。赤ちゃん猫も、手塩にかけて育ててくれている飼い主さんに全幅の信頼を置くようになります。それが赤ちゃん猫と飼い主さんの揺るぎない絆なのです。

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UCHINOCO編集部

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