犬と飛行機に乗るとなったら機内に持ち込める?預ける?料金は?

犬と新幹線に乗って旅行へ行く、里帰りをすることは今では当たり前になったといっても過言ではありません。ですが機内に持ち込めるかなどはよくわからない方が多いかと思いますので、解説致します! 2019年09月01日作成

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今では犬と一緒にどこまでも行くという方も多いかと思います。そして飛行機を利用しようと思った時に気になることと言えば、どのようにして乗ればいいのかという問題。

預けなければならないとなったらとても不安になりますよね。愛犬も不安がるでしょう。その疑問や不安、解消いたします!

犬は機内に持ち込める?

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残念ながら答えはNOです。愛犬は預けて貨物室に行くことになります。ただ貨物室ではペットを預かるスペースと荷物のスペースは分けられていることがほとんどですので、そこはご安心ください。

料金はいくら?

ペットを預ける際の料金の相場は3,000~6,000円ほどでしょう。また事前に予約できるところもあり、規定が色々と違うので、詳しくは問い合わせてみると良いかと思います。

フレンチブルドッグは預かれない?

過去にフレンチブルドッグが熱中症で死亡した事例があり、それ以降多くの会社が預かりを断るようになりました。というのも、フレンチブルドッグに限らず短頭種は、呼吸のしづらさから体温調節が苦手であり、熱中症にかかりやすいと言われています。

同意書も書かされる

過去にケージの破損によるケガや熱中症による死亡事故が起きたこともあり、預ける際は「搭乗中に起こることに航空会社は責任を負わない」ということに対して、同意書を書くことになっています。

愛犬が死亡するということを考えたくはありませんが、実際に起きる可能性があることも事実です。よく考えて飛行機を利用するのか検討しましょう。

乗せる際には予防接種を忘れずに!

実際調べてみるとチェック項目としてあるかと思いますが、予防接種を受けていることが前提になってきます。そして忘れがちなのが証明書を持ち歩くこと。旅行中は特に提示を求められることが多い為、忘れずに持っていきましょう!

乗せるか検討する時の基準

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乗せるか迷ってきた方は、以下を基準に考えてみましょう。

貨物室で過ごすストレスに耐えられるか

貨物室はその名の通り、人がいません。何かあっても降りるまではどうなるか見ることも出来ません。飼い主さんの心配もそうですが、犬もケージの中で過ごすことや1匹で過ごすことに慣れていなければ、ストレスがかかります。

そして貨物室の中は、機械の音や風の音も客室よりも響くことは明らかです。音に敏感であったり、また常に貨物室は暗くなるので、そういったことに弱い子は過度なストレスがかかり、預けるのは難しいかと思います。

持病がある犬・子犬・老犬ではないか

持病があることはもちろんのこと、子犬は生後4ヶ月を過ぎないと危険です。また7歳以上の老犬もやめた方が良いでしょう。飛行機は乗るまでは空調が管理されているものの、やはり積み込み時などは外気にさらされる為、急な温度変化に注意が必要です。

ですから避けた方が無難ですが、どうしてもという場合は一度獣医師さんに相談してみましょう。安定剤を投与するなどの方法もあるかと思います。

事前準備はしっかりと!

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犬を飛行機に乗せることにはそれなりにリスクが伴う、ということはわかって頂けたかと思います。移動する時・貨物室にいる時は温度変化が起きてしまいやすい為、保冷剤やカイロでしっかり対策しましょう!

そして水分補給も大事になってきますし、食事も乗っている間は取れません。食後すぐは嘔吐の危険性がある為、食事は余裕を持って済ませておきましょう。

心配な点は事前に必ず確認するようにし、少しでもリスクを減らすことや、他の移動手段も検討することが大事になってきます。じっくり落ち着いて考えてみましょう!

著者情報

UCHINOCO編集部

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