子犬の留守番で気を付けるべきことはなに?

犬は留守番が出来る動物、ということで会社務めのある人は、子犬の頃から自宅に子犬だけを残して仕事に出るものです。犬種や犬の大きさにもよりますが、期を付けることがいくつかあります。今回は子犬の留守番について考えてみました。 2019年05月19日作成

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本当は留守番が苦手な動物は犬

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人間に対して果てしなく忠誠心を示す犬ですが、犬の気質として留守番があまり好きではないのです。なぜそうなのか?というとやはり犬はいつも群れで暮らしていたのです。飼い主や家族とともに時間を過ごすことで、幸せを感じるのです。その時間以外に一人部屋に残されて留守番をするのは非常に寂しく辛いことでもあるのです。飼い主はその心理状態にも気づいてあげてください。

ただ、どうしても家庭環境上、子犬が留守番をせざるを得ないという場合もあります。飼い主はまさかの有給休暇を取るわけにはいかないからです。もしも長い時間の留守番がどうしても必要な場合には、様々なことを考え合わせた上で、危険とストレスを最小限、カットした状態で留守番が出来るように配慮してください。

短時間では大丈夫!長時間は心配

飼い主のことが好きで、片時も離れないという生活を送る犬もいます。そして最初の頃は、飼い主も気を遣い子犬の側で過ごす時間を持つものです。それも仕事のやりくりが出来ての話ですので最初から厳しいという人もいます。ただ、長時間の留守番をお願いするとなると様々な弊害が生まれる可能性を知っておいてください。例えば性格形成上、少々荒れた性格になることや、妙に大人びてクールな印象の子犬になってしまうなど、様々です。

留守番をする子犬のストレスについて

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犬が遠吠えをする姿を見たことはありますか?同じ家の中にいても、家族を追い求めるよな気質の犬は留守番をしながら遠吠えをしてしまいます。これは飼い主が出て行った直後から始まるものです。そこには大きなストレスがかかっていることになります。

もしかすると何かを破壊しようとうしているかもしれません。そして無駄吠えが増えてしまいトイレトレーニングも、なし崩しになってしまうリスクは、飼い主がわかっておいてほしいことです。

子犬には長い留守番は不向きと心得る

例えば多頭飼いの場合には、留守番中は必ずゲージの中に1頭ずつ入れて、静かに留守番をしてもらうというのがお勧めのパターンです。家の中をフリー状態にしておくと、万が一のトラブルが起きる可能性もあるからです。やはり、犬同士でも何かが原因で喧嘩が勃発する可能性もあります。

どうしても留守番の必要性がある場合には、血縁の家族に預かってもらえないか?という打診や、民間のドッグシッター、または犬の幼稚園のようなところに預けるというパターンが考えられます。いずれにしても、犬の持つ性格に見合う方法を模索することは何よりも大事です。

子犬の留守番で注意をするべきこと

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必ずある程度の広さに限定した状態で留守番をさせてください。少しだけ広めのゲージの中に、ベッドやトイレ、飲み水をセットしてその場所で留守番中は過ごしてもらうというのは、一番安全です。そこにペットの見守りカメラを定点で設置すれば、今どんな状態かが把握できます。誤飲などに最大限配慮するためにも、家の中をフリー状態で留守番をさせることだけはやめてください。

留守番の前後に子犬にしてやれること

家を出ていく前と、帰宅後には、飼い主としてはついつい、大げさなお別れを口にしがちです。いかにも、これから家を空けるということが、あからさまになるよりも、知らない間に飼い主が居なくなり、時間の経過共に帰宅するというの最も理想的な形です。その時に過剰なスキンシップは控えてください。飼い主が出かけることを特別視させないようにすることは、子犬の留守番では重要ポイントです。

帰宅して可愛さ余ってテンション高く、子犬に接することもよく考えてからにしてください。留守番を受け入れようとしている子犬に対して、家族はよりクールに外出できるように心がけるべきなのです。そうすると、ある程度の時間では、無理なく留守番ができるようになるはずです。帰宅したら散歩に連れ出し、1日を締めくくれば良いのです。

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UCHINOCO編集部

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