子犬の散歩はいつから始めるのが正しいのでしょうか?

さあ!子犬の散歩に行けるとなると、飼い主さんはどこに行こうか??とわくわくとした気分になります。そこで、考えておきたいのは子犬の大きさや成長具合が、散歩に耐えられるだけの成長を遂げているかどうかということです。 2019年05月08日作成

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子犬の散歩はいつから??

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混合ワクチンの接種が終わり、3週間ほどが過ぎれば基本的に散歩に連れ出しても大丈夫というのが普通の考え方です。但し、犬種や大きさによってはそれ以上に時間をかけて散歩までの時間を過ごす飼い主さんも多いようです。セオリー通りに散歩に出かけなくても何の弊害もありません。むしろ、骨格が不十分な子犬にハーネスをつけて無理な散歩をする方が可哀相だという考え方が圧倒的です。

実際にはワクチンが終わって少し時間を置いてから散歩に出かけると、上手に歩けるパターンの方が多いのですが、やはり大事を取って獣医さんの方からもワクチン直後の散歩は禁じられるものです。

散歩の開始には決まりはない

「お散歩デビュー」という言葉に背中を押されて、急いで散歩に参戦させようとすると。まだ骨格の形成が不十分な子犬の場合には、急に歩かなくなってしまうなど、不具合が生じる場合があります。意気揚々としていた飼い主さんにとっては、残念な結果になるのですが、これは仕方のない話です。

それよりも焦らずに生後6か月程度まで、ゆっくりと時間をかけて抱っこで散歩、カートに乗った状態で散歩という方法も考えてみればよいでしょう。無理をする必要はどこにもありません。

散歩の開始は6か月頃でも十分!

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混合ワクチンが二回終われば散歩OK!とどの育児本にも書かれています。その通りにしなければ何かが遅れるという気持ちになってしまうのも無理のない話です。それはあくまでも一般論であることを、飼い主さんはきちんと知っておいてください。

そして我が子の成長を見届けて散歩の時期を選んでもなにもおかしくはないわけです。散歩に出かけるのはいつから?というのは子犬の状態を見て決めてください。目安になるのは、3回目のワクチンが終わり(最後のワクチンが終わり2週間過ぎたことです。)この時期になれば、散歩に出かけようと思う人が多いということなのです。

獣医さんに相談をしながら決める

ワクチン接種後には何のトラブルもなくても、しばらくしてから体調を崩しやすい子犬もいます。その場合には特に焦らないようにしてください。獣医さんに許可が出て体調が整ってからでも遅くはありません。周りのお友達わんこのペースに合わせる必要はどこにもないのです。

子犬の散歩が始まってから

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あまりにも調子よく歩けるような子犬には、どんどんと経験を積ませてあげたいという思いにもなります。それでも、子犬の体力は底を知らないだけで、結構な消耗が予想されるものです。そこで、子犬の散歩は1回15分程度に限定しておいてください。

そうすることで、余計な体力が奪われずに済みます。そして社会化や性格形成をあまりにも意識し過ぎて、いきなり人が多く集まる場所に連れ出すなどは、ストレスがかかりすぎます。最初は人が少ない時間の公園などを選んで徐々に散歩の頻度を上げていけば良いのです。

散歩は子犬の状態が完璧になってからでよい

子犬が、常に元気で食欲もあるという場合には最後のワクチンが終わってしばらくしてからで大丈夫です。但し無理だけはしないようにしてください。そのルールさえ守れれば、子犬の散歩はOKです。散歩は必ずしもいかなくてはいけないということでもありません。運動量が多めの犬種の場合には、飼い主さんは時間をやりくりして1回15分程度の散歩を2回程度行います。

それ以外の犬種は、週に数回でも良いのです。抱っこをしてでも外の空気を吸わせることに大きな意味があるわけです。何事も決まりはありません。あくまでも子犬の様子を最優先してください。

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UCHINOCO編集部

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