犬が服を嫌がるのどうして?上手に着せるコツはある?

服を着せたいのに愛犬が嫌がる場合には、何か理由があるかもしれません。対策を覚えて上手に着せるコツをしっかりマスターしましょう。 2018年03月03日作成

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愛犬に服を着せる人も多くなってきましたが、なかには服を嫌がる犬もいます。今回はどんな時に犬が服を嫌がるのかその理由と対策方法について紹介します。

犬に服を着せることについて

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犬に服を着せることが定着してきたのは近年ことです。まわりの犬が服を着ているのを見て、最初は「可愛いから」という理由で、服を着せ始めた人も少なくないでしょう。

しかし、まだ新しい価値観のため、服を着せること自体が良いかどうかにはいろいろな意見がある状態です。もともと、服を着ない毛皮のある動物だから、飼い主の自己満足のために服を着せるのは犬がかわいそう、というものもあれば、暑い地方が減算の犬種の場合には冬場に服を着せてあげることが必要といったものもあります。

また、飼い主さんによっては、ただオシャレだからと着せているばかりではありません。病気などで体温調節が上手くできないケースでは、服やブランケットなどで体温を調節してあげることは犬にとっても嬉しいはずです。

特に、近年は室内犬も増えていますが、室内犬は外で飼われている犬と違い、体温調節が苦手なこともあります。そのため、散歩の時などは飼い主が愛犬に洋服を着せてあげて、体温調節をしやすくしてあげる必要があるのです。

ですから、嫌がるからやめる、かわいそうだからやめるというのも考えもの。必要であれば、着せてあげるのも選択肢です。ただし、あくまで犬との相談をすることが前提でしょう。あまりに嫌がる場合には、何か原因があるかもしれませんのでその解消をしてあげてください。

嫌がる理由①:ストレス

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犬が服を嫌がる一番の理由は「ストレスを覚えるから」です。犬は服を着るのが当たり前の生き物ではありません。どれだけ伸縮性のある服を着せたところで、服を着るということは多少なり身体に違和感を与えることになります。

圧迫感があると身体の動きが制限され、犬はストレスを覚えます。ただ、これには性格も関係してくるもので絶対ではありません。服を着ることに抵抗を覚えない犬もいれば、露骨に嫌悪感を露わにする犬もいます。

とはいえ、初めて服を着る犬にとって、服は異物でしかありません。そのため、服を取り除こうとするのは自然なことともいえます。なので飼い主が頭を悩ませる必要はありません。最初のうちであれば、慣れてもらうように試み、もし何度着せても嫌がるのであれば、あきらめるといった具合に、段階を踏みましょう。

嫌がる理由②:体温調節が出来ない

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犬は皮膚と毛で体温をコントロールしています。そのため服を着ると、必要以上に熱がこもり、湿気も高くなったりして体温の調節がしづらくなることがあります。体温調節が上手くできない犬にとっては、服は嬉しいサポートアイテムです。しかし、普通に調節出来る犬にとっては邪魔に感じるかもしれません。

冬場は服を着ても嫌がらず、夏は嫌がるという場合には、体温調節が関係している可能性があります。

服を着せる時のポイント

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愛犬に嫌がられずに服を着せる時のポイントがいくつかあります。まずは「仔犬の頃から慣れさせる」のが、一番の理想的です。仔犬は日々成長しながら、自分や周囲のことを学んでいきます。仔犬時代から、服を着せることを習慣づけておけば「服は着るもの」と思うようになります。

他にも、服を着せた時にご褒美代わりにおやつをあげるのも、服に慣れてくれるポイントです。もちろんおやつじゃなくても、褒める、散歩に連れて行くなど、犬が喜ぶことをしてあげると服に慣れやすくなります。

最後に「服を着せるのは短時間」という制限をつけてもいいかもしれません。短い時間から少しずつ服に慣れさせていく方法も良いでしょう。

服を着せることはメリットも多い

服を着せることは、犬のストレスになってしまうこともありますが、メリットもあります。換毛期などに服を着せておくことで、抜け毛の飛散を防ぐことが出来ますし、散歩の時などに汚れにくくなります。

更に怪我や病気で皮膚が弱っている場合は、掻かないように隠すという使い方もできます。デメリットばかりではないので、あまり難しく考えずに愛犬の体調を整える、怪我や病気の予防のために服を着せてあげると考えてみるのも選択肢です。

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愛犬とのコミュニケーションを重視して服を考えよう

最近になって見かけることが増えた、服をきた犬ですが、その是非はまだわかれているような状態です。なるべく、自分の犬と会話をしながら服を着せるかどうかを検討するようにしてください。

また、服を着せたほうが良いケースもあります。体温調節が苦手だったり寒がりだったりするのであれば、抵抗を感じずに服を用意してあげるのも手です。最初は違和感から嫌がることもあれば、慣れてくれば平気になることも多いので、様子を見ながら着せる時間を調整してあげましょう。

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UCHINOCO編集部

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