【猫の初めての食事】子猫の成長のために知っておきたい、離乳食の正しい食べさせ方

離乳食は子猫がドライフードを食べるようになるための第一歩です。子猫の飼い主さんは、離乳食の食べさせ方をぜひ知っておきましょう。 2019年06月25日作成

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離乳食は子猫がドライフードを食べるようになるための第一歩です。子猫の飼い主さんは、離乳食の食べさせ方をぜひ知っておきましょう。

1.離乳食を食べ物だと気づかせる

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初めて離乳食に触れる子猫は、離乳食を与えてもそれが食べ物だと気づかないことがほとんどです。そのため離乳食の食べさせ方として、まずは臭いを嗅がせて食べられる物だということを教えてあげましょう。

指やスプーンで離乳食をすくい、鼻先に近づけてあげることで、子猫が臭いを嗅ぎやすくなります。臭いを嗅いだ上で舐めてくれれば、二口目からは食べやすくなるはずです。なかなか舐めてくれない時は、少しだけ鼻に離乳食をつけてあげてください。一度舐めてくれれば、離乳食を食べてくれるようになります。最初の一口を与える際は、このように工夫してみましょう。

2.離乳食の初めはペースト状のものから

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初めての離乳食では、乳歯が生えたての子猫に合わせてペースト状のものから食べさせましょう。手作りものよりも、栄養バランスの整った市販の離乳食を与えるのがベターです。あまり食べないようであれば、以前飲ませていたミルクを離乳食に混ぜる食べさせ方もあります。子猫の食べ進め方を見て調整してあげてください。

ドライフードを離乳食として食べさせる場合は、必ず水を加えてふやかしましょう。ペースト状と同じように、形が残らない程度にふやかしてあげることが大事です。食べる量が増えてきたら、加える水の量を調節して硬いドライフードへと変えていきます。

3.離乳食を食べさせる手順

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離乳食を食べさせてから最初のうちは、指につけて直接舐めさせ、その後にミルクを与える方法が良いでしょう。徐々に離乳食に慣れ、食べる量も増えてきたら、お皿に盛って食べさせてください。この時、お皿は浅めで平らなものを選ぶと、子猫がご飯を食べやすくなります。

万が一子猫が離乳食を口にしない場合は、一度離乳食の温度を確認してみましょう。冷たすぎても熱すぎても、子猫はびっくりして食べてくれません。人肌程度の温度に温めてから食べさせてあげてください。また、もしかしたら離乳食の味が気に入らないのかもしれません。どうしても食べてくれない時は、離乳食を他のものに変えることも検討してみましょう。

離乳食は食べさせ方だけではなく、食べた後の便を確認することも大切です。便が通常通りであれば、引き続き離乳食を食べさせてあげてください。下痢をしている場合は、離乳食が上手に消化できていない証拠なので、与える量を減らして様子を見ましょう。

4.離乳食を食べさせる回数と量

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一日に離乳食を食べさせる回数は、約3~4回が基準となります。子猫の消化器官はまだ十分でなく、一度にたくさんの量の食事を消化するだけの機能がありません。多すぎる食事量は子猫の体に良くないため、回数を分けて少しずつ与えるようにしてください。

食欲旺盛でご飯をたくさん欲しがる子猫もいるかもしれませんが、そこは子猫のことを考えて少量ずつの食べさせ方をしていきましょう。最初は飼い主さんの負担も大きく、大変だと感じると思いますが、根気強く進めていきましょう。

5.ミルクの与え過ぎには注意しよう

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初めは離乳食と一緒にミルクを与えますが、あくまでもメインは離乳食です。ミルクをたくさん与えてしまうと、子猫はそれだけでお腹いっぱいになってしまい、離乳食を口にしてくれなくなってしまいます。ミルクを与える量には十分気をつけましょう。

ミルクのあげすぎを防ぐ方法としては、離乳食を先に与える食べさせ方を実践してみてください。離乳食にはミルクだけでは補えない栄養が詰まっています。少しずつ離乳食の量を増やすことで、ドライフードへと切り替えられるようになるでしょう。

6.離乳食の正しい食べさせ方を覚えておこう

離乳食の正しい食べさせ方を知っておくと、ミルクから離乳食、離乳食からドライフードへの移行もしやすくなります。初めて子猫を飼う飼い主さんは不安に思うことが多いと思いますが、前もって離乳食の食べさせ方を知っておくことで、心配や焦りが減るはず。ぜひ今回の記事を参考に、子猫に適した食事方法を選びましょう。

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UCHINOCO編集部

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