キャバリアのお散歩ではハーネスがおすすめ?ハーネスのメリットや首輪との使い分けのコツとは?

お散歩グッズを考えるとき、首輪かハーネスかで迷う飼い主さんは多いです。ここでは、ハーネスと首輪のそれぞれの特徴と、キャバリアにハーネスを使う場合のメリット、おすすめのハーネスについてご紹介します。 2024年01月27日作成

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ハーネスと首輪の違い

出典:https://www.shutterstock.com

ハーネスと首輪には、それぞれの良さがあります。そのため、必ずしもどちらが良いとは言い切れず、愛犬の状態に合わせてメリットの多い方を選ぶ必要があります。

早速、ハーネスと首輪の特徴について見てみましょう。

ハーネスの特徴

ハーネスは、犬の胴回りをぐるっと囲うようにして装着します。リードは、背中あたりに設けられたパーツにつけるため、たとえワンちゃんが引っ張って歩いたとしても首が窮屈になることは少なく、その負荷は分散されるというメリットがあります。

特に、キャバリアのような小型犬は、気管が弱い子が多いため、お散歩のしつけが不十分でどんどん引っ張ってしまうと、強く首に負担がかかり気管へのダメージも大きくなります。ハーネスの場合は、そういった心配が少ないとされています。

しかし、ハーネスはリードを通して飼い主の意図が伝わりにくいため、しつけを行ううえでは難しい面もあると言われています。また、しっかりホールドされているように見えるハーネスですが、きちんとサイズが合っていないとすっぽ抜けてしまう点にも注意が必要です。

さらに、首輪よりも体に触れる面積が多くなるハーネスは、慣れていない子にはストレスに感じる可能性もあり、装着方法によっては激しい抵抗に遭うこともあるでしょう。

首輪の特徴

首輪は、装着が簡単で体に触れる面積も少なく、多くのワンちゃんに着用させやすい点が魅力です。万が一、家から脱走した時のために、迷子札をつけて備えることもできます。そのため、ハーネス着用でお散歩に出掛ける子も、首輪はあった方が良いと言えるでしょう。

しかし、先程ご紹介したように、お散歩のしつけができておらず、どんどん飼い主さんを引っ張って歩いてしまう子にとっては、首だけにその負荷がかかることとなり、お散歩中に息苦しさや窮屈さ、痛さを感じやすくなってしまいます。

キャバリアのハーネスの選び方・注意点

キャバリアにハーネスを選ぶ場合の注意点やポイントについてご紹介します。

正確にサイズを測る

ハーネス選びで特に重要になるのが、サイズ選びです。基本的に、ハーネスの場合は、首回りと胴回りの2ヶ所を計測します。首回りは、首輪をつける位置で測り、胴回りは前足の付け根の部分から胴を一周して測りましょう。

実際に購入するハーネスは、計測したサイズから2~3cmほどゆとりが持てるものを選ぶのがおすすめです。特に、子犬は成長に伴いサイズが変わるため、その時に適したサイズのものを選ぶ必要があります。

ハーネスを販売する会社によって、適正犬種やサイズ選びの目安が犬種ごとに記載されていますが、これはあくまでも目安です。キャバリアは小型犬ですが、小型犬の中ではやや大きめですので、注意しましょう。

サイズ調整がしやすく丈夫なものを選ぶ

豊かな被毛をもつキャバリアは、冬毛になるとボリュームが増します。少しの違いだと思われるかもしれませんが、快適に着用するためにも細かなサイズ調整ができるものがおすすめです。

また、縫製がしっかりしているかどうかや、金具・パーツの耐久性が高いかどうかも、安全に使用するうえで重要なポイントでしょう。

被毛のもつれに要注意

ハーネスは、種類によっては洋服のように体を覆うものもあります。ただ、体に触れる面積が広ければ広いほど、毛が擦れてもつれやすくなる点には注意が必要です。お散歩から帰ったあとはブラッシングしてあげるなどして、できるだけ毛玉ができないように気を付けてあげましょう。

キャバリアにおすすめのハーネス15選

LaLUCA ソフトハーネス

装着が簡単で脱げにくい、そして痛くないように工夫して製作されているハーネスです。とてもリーズナブルな点も嬉しいですね。ベルトで長さを調節することができます。


LaLUCA ソフトハーネス

Truelove スポーツハーネス

サイズ展開、カラーバリエーション豊富な簡単装着のハーネスです。人間工学に基づいて設計されており、アクティブなワンちゃんでも負担が少ないようになっています。肌に当たる面には、柔らかさと強度を兼ね備えるソフトパッド付きのメッシュ素材が用いられています。


Truelove スポーツハーネス

Truelove スマートワンハーネス

前足を通して、ワンタッチで着用できるハーネスです。ハーネス自体が軽量で、小型犬でも負担が少なく調節範囲が広いのも特徴。肌に当たる部分はやわらかなメッシュ素材が用いられています。


Truelove スマートワンハーネス

RADICA キルトファブリック ハーネス

機能、使いやすさ、着け心地にこだわって作られたハーネスです。素朴な印象のあるキルティング生地ですが、ほんのり光沢があっておしゃれ。お洋服のような見た目をしていて、10年以上の超ロングセラー商品という安心感もあります。


RADICA キルトファブリック ハーネス

犬猫兼用リード付きハーネス

控えめな色合いのチェックが可愛い、抜けにくさにもこだわって作られたハーネスです。立体的な構造で、引っ張り癖のある子の体への負担も軽減してくれます。


犬猫兼用リード付きハーネス

はっぴーDOG ベストハーネス

ワンちゃんの飼い主さんならよく知っている、PUPPIAのハーネスです。日本だけでなく、世界的にもよく使用されています。全体的にメッシュ素材が用いられており、季節を問わず使いやすいのがポイント。


はっぴーDOG ベストハーネス

DOGCHOiCE クロスハーネス

ワイルドでかっこいい、お名前を大きく入れることのできるハーネスです。名入れは、18種類のフォントと可愛い柄のロゴも選べるため、愛犬の雰囲気に合わせて考えてみてはいかがでしょうか。


DOGCHOiCE クロスハーネス

ciiron TOKYO ハーネス

デザイン性の高さに目を惹かれるciiron TOKYOのハーネスですが、機能性もしっかり兼ね備えている点が大きな魅力です。製造はすべて日本で、金属パーツも純日本製。体に触れる部分は最小限で、毛が絡まりやすいキャバリアにもおすすめです。


ciiron TOKYO ハーネス

moncheri レザー×リネンハーネス

フェイクレザーとナチュラルなリネンの組み合わせがとてもおしゃれで、可憐な印象のあるハーネスです。単色ですが、色使いが絶妙。キャバリアの愛らしさを引き立ててくれるような見た目も魅力です。超軽量で、しっかり丈夫、長持ちしやすいという、機能性の高さも◎。


moncheri レザー×リネンハーネス

free stitch オリジナル ヌメリングワンタッチハーネス 45

ヌメ革の2枚仕立てで作られたハーネスは、見た目シンプルですが高級感もあります。使っていくうちに革の色合いが変わっていく、経年変化を楽しめる点も魅力。


free stitch オリジナル ヌメリングワンタッチハーネス 45

トレ・ポンティ リベルタ

脇の下がこすれないように工夫して設計されているハーネスです。活発な子の動きを邪魔することなく、お散歩が楽しめます。ハーネスが苦手な子にも試してみたくなる人気の高い商品です。速乾性があり、お手入れしやすい点も大きな魅力です。


トレ・ポンティ リベルタ

RafiCaro イタリアンレザー 犬 ハーネス

イタリアンレザーとナイロンで、しっかりとした造りをしているハーネスです。幅広のベルトで負担を軽くし、全面からお腹にかけて当たる部分は軽くてしなやかなナイロン製。お手入れのしやすい素材のため、汚れやすいお腹の部分はいつでも綺麗に保つことができます。


RafiCaro イタリアンレザー 犬 ハーネス

RADICA+Y 単品ハーネス

体をすっぽりと包んでくれる、立体裁断のハーネスは、負荷を面で支えてくれます。引っ張り癖のある子も、苦しくなりにくいのが嬉しいですね。絶妙なサイズ調整は、マジックテープと長さ調節のできるテープで行います。


RADICA+Y 単品ハーネス

LaLUCA メッシュ ハーネス

蒸れやすい夏場は、通気性の高さも快適性を左右するポイントです。特に面で支えるタイプのハーネスは、着け心地や蒸れにくさにも着目して選びましょう。


LaLUCA メッシュ ハーネス

LaLUCA 脱げない ハーネス

抜けにくさを追求して生まれたハーネスは、ロック付きのバックルによりさらに安全性を高めています。ネオンカラーでしっかり目立つ色合いですが、シンプルなためとてもおしゃれに決まります。


LaLUCA 脱げない ハーネス

キャバリアのお散歩は体への負担の少ないハーネスもおすすめ

出典:https://www.shutterstock.com

ハーネスと首輪、どちらが良いとは言い切れない部分もありますが、首への負担が気になるような引っ張り癖のある子にはハーネスもおすすめです。はじめは慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、無理なく少しずつ慣らしていきましょう。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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