発情期に見られる猫の行動は?期間や特徴は?

発情期は猫にもきちんとあります。そんな発情期ですが、しっかりと理解しておかなければ大変な事態を引き起こしてしまう可能性だってあるのです。ここでは、発情期に見ることのできる猫の行動や期間、そして特徴などについてもご紹介をしていきます。 2020年09月18日作成

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猫の発情期

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発情期とは、いわゆる性的に興奮している期間のことを示しています。
生殖活動に伴っている興奮状態のことであり、動物のほとんどが発情中の異性の臭気、そして特異な行動によって引き起こされる生理学的な意志、もしくは心理学的な現象です。
猫の場合には、発情期を起こさせない為に去勢手術や避妊手術を行う場合もあります。

猫の発情期の期間

猫はそれぞれの季節によって発情期を迎えるという、季節繁殖動物です。
一般的に猫の最初の発情期は、体重が2.3~2.5kgまで増加するだいたい生後約6~7ヶ月頃にやってくると言われていますが、
猫の種類や状態などによっては生後12~18ヶ月を経過してからやっと最初の発情を迎えることもあるなど、発情期が始まる時期は猫によってバラバラです。

猫の実際の発情期は、日本では1~8月が該当するとされています。
そのなかでも春(2~4月)と夏(6~8月)が猫の発情期の中ではピークとなっており、年に2~3回ほど発情期を迎えるとされています。

実は、季節によって発情するのは、メス猫だけなのです。
オス猫は、発情しているメス猫の鳴き声そしてフェロモンなどによって影響されることにより発情が誘発されると言われています。

発情の時期を決めるものには、日照時間の長さが深く関係をしています。
猫は、昼間の時間が長くなればなるほど発情が訪れるとされる長日繁殖動物なのです。日照時間が14時間を超えると、それに反応して発情期を迎えます。
これは、暖かくてエサの多い時期に子どもを産むための野生の戦略と言われているのです。猫の妊娠期間は約2ヶ月と非常に短い期間であることから、日照時間が長い季節が繁殖のチャンスとなっているのです。

メス猫の場合の発情期の行動や特徴

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季節によって発情期を迎えるメス猫の発情にはサイクルがあるのです。
発情前期・発情期・発情後期・発情休止期の4つが繰り返されるようになっています。
このサイクルは発情周期と呼ばれています。

発情前期

いつもより行動が活発になります。しかし反対に食欲がなくなってしまいます。
更に、 排泄の回数が増えたり、飼い主にしつこく甘えてきたりするようにもなります。
この時期はまだオス猫の交尾を受け入れようとはせず拒否をしています。
この時期は1~5日ほど続きます。

発情期

オス猫を受け入れる本格的な発情期になります。
この時期は4~10日間ほど続きます。
先程の行動に加えて、普段聞いたことがないような大きな声で鳴くようになったり、背中を床につけて何度もくねくねとするようになります。

また、お尻を高く持ち上げるような姿勢をとるようになったり、オス猫のようにスプレー状にオシッコをまく、トイレ以外の場所でオシッコするようにもなるなど、飼い主が困るような行動をするようになります。

発情後期

交尾の後にメス猫が排卵をして卵胞が退化をしていく時期です。
この時期に入ってしまうとメス猫はオス猫からの交尾を受け入れなくなってしまうのです。
また、この期間は通常1日ほどで、かなり短い期間で終わります。

発情休止期

次の発情期が訪れるまでの休憩期間となっています。
この時期はオス猫に対して全く興味を示さなくなります。
交尾をしなかった場合や、交尾をしても排卵しなかった場合には、だいたい5~16日ほど経過すると再び発情をするようになります。

また、この時に妊娠をしているメス猫の場合には、次の繁殖期まで発情することありません。
発情期が来たら妊娠をしていないと判断することができます。

オス猫の場合の発情期の行動や特徴

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オス猫には先程ご紹介をしたメス猫にあるような周期はなく、発情したメスに反応して発情期を迎えるようになります。
発情中のオス猫は次のような行動を取るようになります。

・落ち着きがなくなる
・大きな声で鳴くようになる
・部屋から脱走しようとしてしまう
・スプレーのようにオシッコをまくようになる
・攻撃的になる

メス猫の発情期の4つのサイクルの時と同じように、私たち飼い主が困ってしまうような行動が目立ってくるようになるので注意が必要です。

避妊手術や去勢手術について

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発情期は生理的なものであることから毎回自然に訪れます。
去勢手術や避妊手術をしていない猫の場合は、周期的にこのようなことが起こり、困り果ててしまう飼い主も少なくありません。
猫の妊娠を望んでいないのであれば、去勢手術や避妊手術をすることをおすすめします。
去勢手術や避妊手術をすることは、飼い主だけでなく、猫にもメリットはあります。
猫の将来について考えてあげることも、飼い主の努めです。

不安になったらすぐ相談しましょう

発情期に入ると、普段と全く違った行動をしてしまうことから飼い主が不安になることがあります。
様子を見ることも良いかもしれませんが、初めてのことだと発情期に入ったかどうかも分からないものです。
不安な場合には1人で抱え込むのではなく、動物病院などで専門家に相談しましょう。

猫のことを理解して、見守ってあげましょう

発情期の猫に見られる行動としては様々なものが挙げられます。
私たち飼い主が困ってしまうような行動をとってしまう場合もあります。
しかし私たち飼い主が猫の行動をよく理解し、猫に寄り添う気持ちを持って見守ってあげることが必要不可欠なのです。

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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