子犬のうんちがゆるい時！気を付けるべきことは？

子犬の消化器官は飼い主さんが想像しているよりも繊細です。よく食べてよく遊んでいる子犬でも、想定外のことが原因で、うんちがゆるくなってしまうものです。初めて子犬と暮らす飼い主さんにとってはとても、ショッキングなことかもしれませんが、よくあることと、捉えて早め早めに対処してあげることが先決です。

勝手な判断で受診を遅らせることがないように、まずはかかりつけの獣医さんに相談をして、なぜうんちがゆるくなったのか？という原因を特定しなければいけません。まだまだ1歳未満の子犬の体力には波があります。あまり悠長に構えずにまずは、動物病院に行って相談を受けてください。

まだまだ体重も少なく、成犬に比べると体力的も備わっていない子犬が下痢をすると、すぐにエネルギーが消耗してしまいます。大事に至らない前に、受診をして早く下痢を治してあげることに専念してください。その時には、うんちの様子を正確に獣医さんに伝えることが肝心です。

出来れば画像の納めるか、直接便を容器に入れて動物病院に持参することをおススメします。ペットシーツにうんちが付いている場合でもそのまま持っていきましょう。そうすることで、便の状態を獣医さんにわかってもらえるからです。

今食べているドッグフードは、子犬の体調に合っていますか？まだふやかしの時期なおのに、いきなり固い状態のドッグフードを食べさせてはいませんか？その場合には消化不良を起こしてすぐに、うんちがゆるくなります。それ以外に考えられるのは、何かそのドッグフードに合わない成分が含まれている場合です。

少し前までは何でもなかった子犬でも、いきなり消化不良を起こす場合も多々あります。まずは適切なドッグフードがどうか？与える時の硬さやふやかし加減なども、今一度確認してみてください。ふやかし過ぎても、水分が腸に吸収されずにうんちがゆるくなる場合もあるようです。

子犬の時期には食欲が底なしになる子もいます。ついつい美味しくてどんどん与えてしまうと、食べ過ぎて消化が追い付かずに、うんちがゆるくなることが多いのです。そして、誤飲の可能性はないでしょうか？子犬時代には、床に落ちているものはｍ何でも口にします。その結果、消化不良を起こすことも多いのです。

子犬は自分の体力の限界を考えずに、全力疾走をしてしまいがちです。そうすることで今度は疲れが溜まってしまい、腸の方に負担がかかり始めるのです。これが下痢の原因になってしまうことも多いようです。疲れ知らずというよりも、疲れたことがわからない子犬は、飼い主さんのコントロールなしでは、健康な毎日をおくることは難しいのです。そこは、慎重に見守りつつ、飼い主さんがコントロールをしてあげることが必ず必要になります。

そして興奮しすぎることも、おなかが、ゆるくなる原因になります。ティッシュやトイレシーツを誤って食べてしまうことでも、下痢を起こすこともあります。これは要注意です。

子犬をお迎えをしたばかりの頃に、うんちがゆるいというのは、よくあることです。環境の変化に体がついていかないと考えても間違いありません。その時の特徴としては

①うんちがゆるいのに元気
②うんちがゆるく元気もない

このどちらかで緊急度も変わってきます。食欲もなくなりぐったりとしてしまうと子犬にとっては低血糖や脱水が命取りになるのです。そこはシビアに考えておきましょう。

おなかに虫がいることも考えられますので、とにかく慎重に検査を進んてください。たいていの場合には、便の検査で状態がわかります。物理的なことが原因で、うんちがゆるいのか？それとも病的なことが原因で、うんちがゆるいのかを的確に判断をして、確実に早期発見、早期治療につながるように飼い主さんが機転を利かせることも肝心なのです。