危険が潜む!!梅雨の時期に気をつけることってなに?!

雨が多くて散歩も少し憂鬱になってしまう梅雨の時期…。実は愛犬を守る為に注意しないといけない時期なのです。
今回は愛犬を守る梅雨対策をご紹介していきます。 2019年07月01日作成

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梅雨の時期は愛犬に危険が迫っている?!
夏の前で意外と見落としがちなこの季節。
愛犬に迫る危険と共に対策をご紹介していきたいと思います。

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梅雨の時期は菌がドンドン増殖!

梅雨の時期といえば、気になるのは湿気ですね。
雨による湿度の高さと夏に近付いてきたことによる気温の上昇。
菌が瞬く間に繁殖していく…そんな要注意な季節が梅雨なのです。

直接口をつける水やフードの容器は、特に注意が必要です。
不衛生にしていると、食中毒になってしまう恐れをもあります。
この梅雨の季節は、注意しすぎるくらいがちょうど良いでしょう。

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食中毒を予防しよう!

体内に菌を入れてしまうことにより、引き起こす食中毒。
梅雨に時期は一番気をつけなければいけないことかも知れません。
症状と対策をご紹介します。

どんな症状?!

・嘔吐
・下痢
・ふらつき
・痙攣
・よだれ
・血便
・食欲不振

などがあります。
この症状がみられた場合は、かかりつけの動物病院ですぐにみてもらいましょう。また下痢や嘔吐などは要注意です。脱水症状などになる可能性があり、とても危険な状態です。点滴など愛犬の症状に合った処置をしてもらいましょう。

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食中毒の予防

⑴水やフードの容器を一日三回は洗おう!

直接口につける容器は梅雨の時期は、すぐに菌が増殖してしまいます。
容器を洗った時にぬるぬるとした感覚を感じたら、それはバイオフィルムという菌の一種です。
犬の唾液はアルカリ性で、これは愛犬の歯を守り虫歯予防には重要な性質なのですが
一つ弱点があります。
『菌を増殖させやすい』ということです。
人の口内は弱酸性。それでも梅雨の時期に口をつけたペットボトルの持ちは半日程度と言われています。そう考えると、アルカリ性の唾液を持つ犬は一日三回でも少ないくらいなので、こまめに洗うよう心掛けましょう。


⑵フードの保管に要注意!

《ウエットフード》
この時期だけはもったない思考は、捨て去りましょう。
ウエットフードの食べ残しは特に菌が喜ぶ温床です。後で食べるかも知れないからそのまま置いておく、またラップをして冷蔵庫へという選択肢は辞めましょう。

《ドライフード》
あまり菌を気にしなくても平気なイメージなドライフードですが、湿気を吸い取り水分を吸収して痛みが早くなってしまいます。水分を含んだドライフードは菌がドンドン増殖していくので要注意です。
ですから、この時期はパッケージが小分けに梱包されている食べきりサイズがオススメです。大きな袋の場合は小分けをして、風通しが良い暗い場所で保管しましょう。除湿剤を近くに置いておくと尚可です。


皮膚炎を予防しよう!

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梅雨の時期は雨がとても多いですよね。
せっかくお散歩に出ても、雨が愛犬の体を濡らしてしまいます。
その後適切な対処をしないと皮膚炎を引き起こしてしまう可能性があるので要注意です。

皮膚炎の種類とは?

・膿皮症
(細菌による感染症)

・アトピー性皮膚炎
(ノミ・ダニなどによるアトピー)

・外耳炎
(耳に細菌が繁殖して炎症を起こした状態)

などは梅雨の時期には要注意したい皮膚炎です。

皮膚炎の予防

・膿皮症
(細菌による感染症)
湿気が原因で菌が増殖して、皮膚に炎症を起こします。膿ができて強い痒みがでることにより、犬はさらに皮膚を足で掻いてなかなか治りにく状況になってしまいます。濡れたら清潔な状態にしてから、毛を乾燥することを心掛けましょう。
しかし頻繁にシャンプーするのも膿皮症になる原因の一つなので、適度に様子を見ながら試していきましょう。



・アトピー性皮膚炎
(ノミ・ダニなどによるアトピー)
ノミやダニが寄生したことによるアレルギー性皮膚炎です。
梅雨の時期にかけて、どんどん活発になっていきますので、予防が必要でしょう。
草むらなどからピョンと跳ねて愛犬に寄生するので、草が茂っている場所には近付けない方がいいでしょう。しかしそれにも限界があります。動物病院なので、専用の薬を塗布することにより、寄生されることはほぼなくなりますのでこの時期は特に考えてみた方がいいかも知れません。

・外耳炎
(耳に細菌が繁殖して炎症を起こした状態)
梅雨の時期に一番気にしなければいけないのが、この外耳炎です。
これは垂れ耳の犬種は特に注意が必要です。
耳の垂れている部分は風通しが悪く湿った状態になりやすいです。雨で濡れた時には必ずドライヤーなどで乾かさないと、湿った状態になり菌が増殖して外耳炎になってしまいます。赤く腫れ上がりとても痒がります。
悪くなる前に日々、耳のケアは慎重にしていきましょう。

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梅雨の時期は特に、愛犬の様子をこまめにチェックして病気にならないように気をつけてあげましょう!

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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