子犬の頃に打たないといけないワクチンは何種類あるの?

人間の赤ちゃんが子供の頃にワクチンを沢山打たないといけないように子犬にもワクチンを接種しないといけません。でもワクチンの種類が沢山ありすぎてわからないということもあるかと思いますので、分かりやすくお話しさせて頂きます。 2019年02月27日作成

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子犬をペットショップで購入したことがある場合、摂取した場合のワクチンは教えてもらえます。
その場合、被らないようにワクチンを接種していけば良いのですが、拾ってきた場合や生まれてまだワクチンを接種していない場合はどうすれば良いのでしょうか?

ワクチンとは?

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人間同様に犬にもウイルスや細菌が原因で危険な病気に感染してしまうことがあります。
私達にとって、ワクチンとは危険なウイルスや細菌から身を守るために接種したり、もし病気にかかっても症状が軽くなるようにと考えて接種している場合がほとんどですが、犬にとってもその考えは同じです。
有名な病気でいうと狂犬病などは感染によって発症し、広がってしまいますがワクチンを接種している犬が増えれば、その感染自体も減らすことが出来ます。
近頃のドッグランやトリミングサロンではワクチンを一定以上摂取していなければ利用することが出来ないという傾向にあるのです。
ですが、私達人間と同じで副作用が出てしまうこともありますので、ワクチンを接種する際にはしっかりとワクチンの説明を聞き、犬の様子を観察してあげることが大切です。

ワクチンの種類

ワクチンを接種することで防ぐことが出来る病気は、
・犬パルボウイルス感染症
・犬伝染性肝炎
・犬ジステンパー
・犬コロナウイルス感染症
・レプトスピラ感染症
・ケンネルコフ
・狂犬病
があります。

子犬の頃に接種しておくべきワクチンは?

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子犬には母犬の母乳から免疫を受け取ることが出来ますので、この免疫が失われてきてしまう生後45日以降に初めての混合ワクチンを接種させることが一般的です。
期間としては、
・生後6~8齢で初回のワクチンを接種
・生後3~4週目で2回目のワクチンを接種
が理想的とされています。
もし、母犬がワクチンを接種していなかったり、なんらかの原因で初乳を飲めない場合は、少し早めに初回のワクチンを接種させるほうが感染症予防には効果的と言われています。
知らない方も多いかと思いますが、ワクチンを接種すると、大体2週間前後で抗体が出来るのです!
混合ワクチンを2回摂取すると、次は狂犬病のワクチンです。
狂犬病は主に自治体が管理している場合が多く、地域でも集団で摂取する場合が多いかと思います。
同時に初回の狂犬病ワクチンを接種する時に犬の登録をするようになります。
日本には、狂犬病予防法というものがあり、91日齢以上の犬に関しては1年に1回の狂犬病ワクチンを接種することが義務付けられていますが、それほどに怖い病気ということなのです。
また、混合ワクチンについては、子犬のワクチンプログラム終了後1年で再接種、その後は1~3年後にワクチンを接種するという流れがありますが、かかりつけの獣医に相談しながら摂取するワクチンや時期も決めていくことが多いかと思います。

ワクチンの事を飼い主もしっかり勉強しましょう!

いかがでしたか?
ワクチン接種についてお話しさせて頂きました。
狂犬病については義務化されていますが、他の混合ワクチンに関しては任意という扱いになっています。
ワクチンの種類は混合でも種類が分かれていきますので、獣医に相談しながら摂取させていくことをお勧めします。

著者情報

UCHINOCO編集部

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