犬の視力はどのくらい?

犬は、感覚で動く生き物だと言われますが、犬だって呼びかけには反応し、目も合わせてくれます。しかし、遠くになると、なんだか反応がイマイチです。それでは一体、犬の視力はどれくらいなのでしょうか? 2018年07月13日作成

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犬の目も、私たち人間と同じような目の構造をしています。しかし、それでも異なる点があるため、私たち人間の視力とは、少し違いがあるのです。それでは、犬の視力は一体どうなっているのでしょうか。

犬の視力はどれくらい?

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動体視力が抜群な犬は、動いているものには敏感に反応します。例えば、ボーダー・コリーなどの牧羊犬は、1km先にいる羊飼いの手の合図も理解できると言われています。

しかし、実は犬は近視です。そのため、近くのものはよく見えますが、2~3m以内が限度なのです。つまり、1km先を見るというのも、視力でみているのではなく、優れた動体視力があるからこを判断することができるのです。

ちなみに、私たち人間の視力に置き換えるなら、2~3mは0.2~0.3程度の視力となります。チワワやペキニーズなどの犬種は、近視が強く視力もあまり良くないのですが、一方で、シェパード、ラブラドール・レトリーバー、ドーベルマンなどの犬種は、遠くで獲物を確認する役割を担っていたため、近視よりも遠視気味と言われています。

犬の視野はどれくらい?

視野に関しては、私たち人間よりも犬の方が広い範囲を見渡すことができます。ちなにみ、私たち人間の視野は、平均180℃に対し、犬の視野は250~290℃もあるため、かなり広い範囲で見渡すことが可能です。ただし、目のついている場所や、グレー・ハウンドやボルゾイのような聴覚狩猟犬たちは、通常の犬たちよりも、高い視野を持っているそうです。

色は識別できる?

実は、犬は色を判断する識別能力に欠けています。なぜなら、私たち人間の視神経は約120万本あるのに対し、犬は約17万本と非常に少なめです。つまり、犬にとって視覚はそれほど重要な役割を担っていないことになります。

また、色彩を感知する目の細胞の数も、私たち人間の10%程度しかないことから、判断できる色も限られています。

そうなると気になるのが、犬が見ている世界です。犬は、青・紫・黄色は色として見分けることができるのですが、その他の色は色として見えていないそうです。つまり、販売されているドッグフードが着色され美味しそうに見えるのは、犬向きではなく購入する飼い主さんの購買意欲が増すように変えられているということになります。

犬が見ている世界を100%理解することは困難な為、あくまでも見える色が限られているということだけでも覚えておきましょう。

犬は夜になると見えなくなる?

夜になると、犬は視界がよく見えないと聞きますが、実際のところは暗くてもよく見ることができます。

なぜなら、犬は私たち人間よりも瞳孔を大きく広げることにより、より多くの光を取り込むことができるからです。また、それ以外にも光を感知する目の細胞が、私たち人間の7~8倍あると言われています。そのため、犬は暗闇でも視界が良好なのです。

視力の低下

年齢とともに、犬の視力は更に低下し、中には白内障や緑内障を発症してしまう犬もいるでしょう。近年では、眼科疾患に関する手術も行われているため、白内障も手術で治せる時代となりましたが、費用がかかることから、なかなか出来ない方も多いのではないでしょうか。

視力が低下することで、次第に見えていたものも見えなくなり、いずれはほとんど見えなくなってしまいます。しかし、そもそも視力が悪い犬にとっては、見えなくなっても生活に大きな支障はないと言われています。

犬には、優れた嗅覚と聴覚があります。そのため、犬は【感覚】で生活をするのです。もちろん、時には何かにぶつかってしまうこともあるでしょう。そんな時は、できるだけ障害物となるものを置かないようにしたり、家具の配置をあまり変えないことです。こうすることで、目が見えなくなっても安心して生活を送ることができます。

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