【生後1ヶ月まで】子猫の餌の量は?時期ごとに解説します!

生後1ヶ月前後の子猫に必要な餌の量を、時期ごとに分けて解説します。子猫がどんどん成長していく時期なので、十分な栄養をあげましょう。 2018年01月18日作成

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生後1ヶ月前後の子猫は、どんどん体が大きくなるので、たっぷりの栄養が必要です。とはいえ、まだまだ体は小さく、消化機能も発達していません。無理に与えすぎてしまうと、体調を崩してしまいます。

そこで本記事では、生後1ヶ月前後の子猫にとって、必要なエネルギーと餌の量を、時期ごとにご紹介します。

1. 生後1ヶ月前後の子猫の変化

子猫の成長にとって、生後1ヶ月前後は体が急成長し、大きな変化があります。このときに、しっかりバランスのよい栄養を取っているかどうかで、その後の健康も左右すると言われているほど、大切な時期です。
また、日々子猫は大きくなっていきます。そのときの大きさに合わせて、必要なエネルギーを必要な分、取れるようにしてあげましょう。

生後1ヶ月前後の子猫にあげる餌の量は、次の計算式で算出できます。

・1日に必要なエネルギー(kcal)=体重(kg)×200
・1日の餌の量(g)=体重(kg)×20000÷100gあたりのエネルギー(kcal)

実際にはこの式で出た量に対して、プラスマイナス1割~2割くらい変動しても問題ありません。計算式から出た1日の餌の量を、体の大きさに合わせた回数に分けて、与えていくことになります。

市販のキャットフードには、100gあたりのエネルギーが表示されているものがあります。また、メーカーの公式ホームページでカロリーが公開されているところもあります。それらを参考に、上の式で計算してみてください。

2. 生後2週(生後半月まで)

生後2週までのあいだで、子猫の体重は生まれたときの3倍近くになります。それだけエネルギーが必要ですが、まだまだ飲み込む力も弱く、消化機能も発達していません。回数を分けてゆっくりミルクをあげてください。使うのは子猫用の哺乳瓶で、体力のない子猫にはスポイトであげてください。

生後2週間までにおける餌の量の目安は次のとおりです。

生後1週まで

2時間おきに4mlのミルクを目安に与えます。生まれたばかりの子猫は体重100gほどで、1日に10~20gずつ増えていきます。1日に20~40kcalのエネルギーが必要です

生後1週~2週

1日に5~6回、7ml前後のミルクを与えます。体重200~300g前後なので、1日に必要なエネルギーは40~60kcalです。

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出典元:https://www.shutterstock.com/

3. 生後2~4週(生後1ヶ月まで)

このころから乳歯が生えてきます。歯ぐきを触って硬いものがあったら、もうすぐ歯が生えてくる合図です。様子を見ながら離乳食の準備を始めましょう。

生後2~4週における餌の量は、10ml前後のミルクを1日に4~5回に分けて与えるのが目安です。体重は300~450g前後で、1日の必要エネルギーは60~90kcalとなります。

4. 生後4~6週(生後1ヶ月半まで)

離乳食の時期です。最初はドライフードをミルクやお湯でふやかしたものか、ウェットフードを少しずつあげてみましょう。まだまだ胃も小さく、消化機能も追いつかないので、回数を分けて与えます。

量と回数については、離乳食とミルクを1日4回くらいに分けて与えます。体重は400~550g前後で、1日に必要なエネルギーは80~110kcalです。ミルクと離乳食の合計カロリーを計算して目安にしてみてください。

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出典元:https://www.shutterstock.com/

5. 生後6~8週(生後2ヶ月まで)

ミルクを卒業していく時期です。だんだんとミルクの量を減らし、離乳食だけに切り替えていきましょう。また様子を見て、回数を少し減らしてもいいかもしれません。

餌の量と回数については、離乳食を1日3~4回に分けて与えるのが目安です。体重は500~700g前後になり、100~140kcalのエネルギーを1日に必要とします。もし体重が600g、離乳食はお湯でふやかしたもので、フードが100gあたり400kcalだとすると、ふやかす前の重さで、1日に必要な餌の量は30gになります。

おすすめの子猫用ミルク&キャットフード

最後に子猫の成長に欠かせないミルクと、離乳食をご紹介します。
子猫は多くの栄養を必要とします。成長するスピードも速く、個体差もあり猫によってそれぞれなので、体重や身体の大きさに合った適切な量の餌を与えてあげてください。

1. ミオ 子猫のミルク

子猫に必要な栄養素を豊富に含む国産調整粉乳です。
完全密封で安定した品質を保ち、子猫の成長を力強くサポートしてくれるでしょう。


ミオ 子猫のミルク

2. 森乳サンワールド プレミアムキャットミルク

吟味された食品原材料のみでつくられた哺乳期の子猫用の総合栄養食です。
親猫の母乳の成分に近づけてあるため、子猫の安定した成長を手助けしてくれます。


森乳サンワールド プレミアムキャットミルク

3. JPスタイル 幼猫用離乳食

お湯に溶かして与える子猫用の離乳食です。
子猫の成長に合わせてお湯の量で柔らかさを調整できます。ミルクからキャットフードに変わる第一歩としておすすめです。


JPスタイル 幼猫用離乳食

4. ロイヤルカナン マザー&キャット ウルトラソフトムース

離乳期の子猫のためのムースタイプのキャットフードです。
ミルク離れの時期に徐々にこのキャットフードに変えることで、カリカリのキャットフードへの移行をスムーズにしてくれるでしょう。
子猫が本能的に求める栄養素を配合しているので、猫の自然な抵抗力が身につくことが期待できます。


ロイヤルカナン マザー&キャット ウルトラソフトムース

子猫の成長をしっかり観察して、適切な食事を与えましょう!

今回は生後1ヶ月前後の子猫に、どれくらいの餌をあげればいいかをまとめました。
この時期は、どんどん体が成長する大切な時期です。バランスよく十分な栄養をあげて、健康に育ててあげましょう。

参考サイト

charm 楽天市場店 (参照日:2020-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/68299/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/189553/

リコメン堂生活館 (参照日:2020-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/rcmdse/lp-340880/

トムキャット楽天市場店 (参照日:2020-10-12)
https://item.rakuten.co.jp/tomcat/nt406020/

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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