犬に生肉を与えても大丈夫?メリットや注意点をご紹介

犬は本来肉食動物ですので、健康を維持するために肉を食べることは欠かすことはできません。
しかし、手作りフードを与えている人の中には、生肉を与えるのに抵抗を感じることもあるのではないでしょうか?
この記事では、犬に生肉を与えるメリットや注意点などについてご説明します。 2020年11月23日作成

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犬に生肉を与えても大丈夫?

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まずは本題である、犬に生肉を与えても問題ないかどうかについて解説します。
生肉を与えようか迷っている人は、ひとつの参考にしてみてください。

基本的には食べても大丈夫!

犬は本来肉食動物であるため、基本的には生肉を食べても問題ありません。
祖先と考えられている狼は、狩りで捕らえた動物の生肉を食べて栄養源にしていました。
そのため、生肉を食べても問題ないといえます。

生の豚肉と鶏肉はNG!

犬に生肉を与えても良いとはいっても、種類によっては与えてはいけないものもあることを覚えておきましょう。
まず与えても良い生肉としては、牛肉と鹿肉、そして猪肉が挙げられます。
そして生肉として与えてはいけないのは、豚肉と鶏肉です。
生の豚肉には、サルモネラ菌などによる食中毒や、寄生虫であるトキソプラズマが付着している可能性があります。
生の鶏肉は、豚肉と同様にサルモネラ菌が付着している可能性があるため、与えないほうが良さそうです。

下痢になる可能性がある

生肉はドッグフードに比べて胃腸への負担が大きいため、食べると下痢になる可能性があります。
特にシニア犬になると消化器官が弱くなるので、与えるのは避けたほうが良いかもしれません。

犬に生肉を与えるメリット

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肉食動物である犬に生肉を与えるのは、多くのメリットがあります。
加熱したものとは違う、生肉ならではのメリットについて見てみましょう。

栄養を効率良く摂取できる

生肉には、タンパク質やビタミン類など、多くの栄養素が含まれています。
しかし加熱をすることでビタミン類などがなくなってしまうため、肉の豊富な栄養素を丸ごと摂取することができなくなるのです。
そのため、効率良く栄養を摂取してもらいたいのであれば、さまざまな食材をバランス良く与えることが大切になります。

食欲増進

犬は肉食動物であるため、肉のにおいが大好きです。
ドッグフードの食いつきが悪い場合でも、生肉であれば喜んで食べるかもしれません。
食欲増進の効果が期待できるのも、メリットとして挙げられます。

毛並みなどの改善

愛犬の毛並みや涙やけなどに悩んでいる人は、一度生肉を与えることを検討しても良いかもしれません。
なぜなら、生肉には余計な添加物や脂質が含まれていないからです。
毛並みが悪くなったり涙やけが出たりするのは、もしかしたら添加物が原因となっている可能性があります。

歯磨き効果がある?

生肉はドッグフードに比べて噛み切りにくいため、歯磨き効果があると考えられます。
しっかりと歯を使って食べるため歯石や歯垢が溜まりにくく、歯周病のリスクを低くすることができるでしょう。
骨付きのものを与えることで、さらに歯磨き効果が期待できます。
歯の健康を保つためには毎日の歯磨きが大切ですが、生肉を与えることで歯の健康をある程度は保つことができるでしょう。
ただし、生肉を与えれば歯磨きをしなくても良いというわけではないことも、覚えておかなければなりません。

犬に生肉を与える際の注意点

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最後に、犬に生肉を与える際の注意点についてご説明します。
与える種類や与え方によってはリスクがある可能性が考えられるため、必ずチェックしておきましょう。

生食用のものを与える

スーパーなどの量販店で販売されている肉は、基本的に加熱用です。
加熱用のものを与えるのは、少なからずリスクがあります。
そのため、種類に限らずかならず生食用として販売されているものを与えるようにしましょう。
また、保存にも気を付ける必要があります。
常温で保存することのないようにして、必ず与える直前まで冷蔵庫で保存するようにしましょう。

適量を与える

いくら肉食動物といっても、生肉の与えすぎは下痢などの原因となるため良くありません。
そのため、毎日の食事に生肉を取り入れる場合でも、適量を守る必要があります。
ひとつの目安として、体重の1%程度が適量と考えましょう。
5kgの犬であれば、1日に与える生肉の量は50gです。
少ないと感じるかもしれませんが、ドッグフードだけで必要な栄養素を補うことができるため、トッピング程度の量で問題ありません。
手作りフードの場合でも、生肉だけでは栄養が偏ってしまうため、野菜などをバランス良く与える必要があるでしょう。

脂肪の少ない部位を与える

脂肪の少ない部位を与えることで、下痢などのリスクをある程度避けることができます。
基本的には、赤身肉が理想です。赤身部分は豊富なたんぱく質とビタミン、そして少ない脂質であるため、メリット部分のみを摂取することができるでしょう。

アレルギーに注意

犬によっては、生肉を食べることでアレルギー症状が現れる可能性があります。
アレルギーは、場合によっては健康に大きな影響を与えることも考えられるため、注意しなければなりません。
そのため、はじめのうちは少量を与えて様子を見たほうが良いでしょう。

腎臓病の犬は生肉を食べないほうが良い

生肉にはたんぱく質やリンが豊富に含まれていますが、その分吸収する際に腎臓に負担がかかります。
そのため、腎臓病の犬には与えないほうが良いでしょう。

生肉を正しく与えることで犬の健康に良い影響が!

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生肉を犬に与えることで、多くのメリットが挙げられます。
しかし豚肉や鶏肉は、食中毒などのリスクが高いため、かならず加熱しなければなりません。
牛肉や鹿肉などであれば生のまま与えても問題なく、栄養素を効率良く摂取できるでしょう。また、鮮度や量にも注意しなければなりません。
それらを守ることで、健康に良い影響が与えらえることが期待できるでしょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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