愛称は『シェルティ』上品な佇まいが魅力のシェットランドシープドッグについて

スコットランド原産のシェットランドシープドッグは大人しく上品な佇まいが特徴的な犬種です。牧羊犬として飼い主に尽くした時代を経て今は日本国内でも家庭犬として暮らす犬種です。 2018年07月19日作成

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1. シェットランドシープドッグ・基本情報

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シェットランドシープドッグは主に「シェルティ」という愛称で呼ばれています。どうしても正式名称が長いので親しみを込めた愛称の方が広く知られています。そんなシェルティの大きさはオスメスでは少し違いがあります。例えばオスの体高37cm、メスは35.5cmが標準体型と言われています。規定ではそれよりも小さなシェルティは好ましくないとされていて、逆に体高が40.5cmを超えるものは規定外とされる場合もあるようです。

個体差の大きな犬種

100年前から産出されている犬種ですが、シェットランドシープドッグには個体差が大きく、実際に繁殖犬としての基準はサイズが安定しないままです。シェットランドシープドッグを家族として迎え入れる場合には、専門のブリーダーに色々と尋ねてから決める方が無難です。

2. シェットランドシープドッグの特徴や性格について

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シェルティの体つきは美しく均整の取れたボディーにほどよくついた筋肉までも優美に見える犬種です。胸元も深くすっきりと鼻は長くスマートであることが理想的です。小さなコリー?と見間違う場合もあるほど、雰囲気はそっくりです。

小型のコリーとされていますが、ラフ・コリーとは足と胴体のバランスや首の位置などのプロポーションが異なるため、そのまま大きくしてもラフ・コリーの外見にはなりません。シェルティはまるで襟巻を巻いているかのように美しい飾り毛を持ってます。ゴージャスな被毛もシェルティの魅力の一つです。

牧羊犬であった本能が今も息づいているのでどうしても、警戒心の強いタイプのシェルティも居ます。臆病な面が高じて見知らぬ人吠えてしまう場合もあるので、子犬時代から十分なトレーニングが必要なのです。飼い主が根気よく躾をすることに対しては忍耐強く聞き入れようとしてくれる利発な犬種です。

シェットランドシープドッグの毛色について

家庭犬として見かけるシェットランドシープドッグのカラーは、「セーブル」「トライ」「ブルーマール」「バイブルー」「ハイブラック」という5つのパターンが認められています。

3. シェットランドシープドッグの歴史について

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スコットランドの北部にシェットランド諸島というものがあります。その場所に生息をしている犬として地名が名前についているのです。寒さが厳しいこの土地で牧畜犬として飼われていたのが、シェットランドシープドッグ前世の犬なのです。さまざまな改良を重ねた結果、現在のシェルティが誕生したのです。

4. シェットランドシープドッグ・気を付けるべき病気

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シェットランドシープドッグには警戒しないといけない病気がいくつかあります。例えば、遺伝性の眼疾患で疾患です。若齢でも発症する可能性のある疾患ですが原因は先天的な目の形成異常が原因となります。「コリー眼異常」という呼び方ですが、実際に放置すると失明を起こしてしまう可能性の高い遺伝性の病気です。

その他には外耳炎や皮膚病は他の犬種と同じ程度に発症します。日々のケアで防げるものも中には多いので、健康的な毎日を送れるように飼い主は努力を怠らないようにしてシェルティを管理してあげましょう。

5. シェットランドシープドッグの食べ物に関して

シェルティは繊細な体つきをしている中型犬です。基本的にドッグフードの指示通りの給餌でよいのですが、多く与え過ぎると肥満にもつながりますので、要注意です。胃腸に急激な負担を与えることのないように、毎日定量のドッグフードを、時間を決めて与えるようにしてください。安全性が高く原材料がはっきりとしている内容のものを選んでください。

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UCHINOCO編集部

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