有名な物語にも出てくる?!ケアーンテリアについて

日本国内で知名度は低い犬種ですがその姿を見るとどこかで出会ってるかも!と思う人も多いようです。テリア系の犬種で雰囲気としてはウエストハイランドホワイトテリアに雰囲気が似ているのも特徴です。 2018年06月27日作成

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1. ケアーンテリア・基本情報

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ケアーンエリアの大きさは体高は28~31cmです。テリア種の中では比較的顔の横幅が大きいのが特徴です。体重は6~8kg前後が標準的です。被毛はダブルコートです。毛色はレッド、クリーム、レッド、グレーなどがあります。他のテリア種と少し違うのは、顔の周りの飾り毛です。

オズの魔法使いに出てくる犬の「トト」はケアーンテリア

オズの魔法使いの中に出てくる主人公ドロシーと一緒に魔物たちと闘う勇敢で主人に忠実な犬のイメージそのままで、ケアーンテリアは一躍有名になりました。勇気と冒険心に溢れたアクティブな性格はケアーテリアを表す性格そのものです。オズの魔法使いにあこがれている人は、ケアーンテリアを迎えて自分もドロシーになりたい!という夢を見るようです。なんとも夢のあるお話ですが、映画に登場する犬としては大変有名になりました。

2.ケアーンテリアの特徴や性格について

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ケアーテリアは頑固でとても気が強いので最初にお迎えする犬種としては難しいかもしれません。子犬時代からきちんとした躾が必要です。ケアーンテリアは物覚えが良く、飼い主のことをいつも観察しているので主従関係さえ築けると指示も守れる子に成長します。もともとケアーンテリアは好奇心が強くて常に陽気でポジティブな部分が特徴的です。忠誠心も強いので飼い主や家族には愛情を示すものの、それ以外の人には警戒心が強いので気難しいという印象を与えてしまいがちです。頑固な性格をしているわりに、一人で過ごすことが苦手で長い時間のお留守には向いていません。それ以外は特に問題もなく、元気で丈夫が取り柄です。

しっかりと運動した運動が必要な犬種

狩猟犬であった名残からストレスをためないようしっかりと運動を必要とする犬種でもあります。時に思いっきりドッグランで遊ばせることも忘れないようにしてください。庭などに放し飼いにしてしまうと土を掘る習性が顔を出してしまい、知らない間に逃走してしまう可能性もあるので要注意です。リードを付けて長時間のお散歩やきちんと囲いのあるドッグランなどを運動の場としましょう。

3.ケアーンテリアの歴史について

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19世紀のスコットランド生まれの犬種です。ケアーンテリアの先祖犬は15世紀頃から小動物捕獲のために飼われていました。昔はショートヘアードスカイという名前で呼ばれていましたが、1912年にはケアーンテリアという名称に落ち着きました。

4.ケアーンテリアが気を付ける病気について

ケアーンテリアは皮膚が弱いという傾向があります。いわゆるアトピー性皮膚炎が多いのも特徴です。皮膚の痒みが強いときにはアトピーを疑って早期に治療を始めてあげましょう。そして甲状腺機能低下症や目の病気としては進行性網膜萎縮も多く、早期発見が必要です。先天的に発症してしまう場合も多いのですが健全なブリーダーからお迎えをすることをおすすめします。

5.ケアーンテリアの食べ物に関して

適正体重をキープするために良質のたんぱく質が豊富に含まれているドッグフードを毎日適量与えて、栄養管理をすることが大切です。特に食が細いという傾向があるタイプの犬種ではないので、あまり神経質にならないようにして、日々の食事管理をしてあげましょう。皮膚病が多いのアレルギー対応のフードを選ぶとより安全でしょう。

ケアーンテリアと幸せに暮らすために

ケアーンテリアは、基本的には穏やかな性格をしていますが複数の犬種の間ではついつい闘争心を露わにしてしまいます。多頭飼いは向かないタイプの犬種ですので家族の一員として一頭で可愛がる方がケアーンテリアは幸せを感じるはずです。

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UCHINOCO編集部

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