トリミングが必要な犬種とは？犬種の特徴を紹介

トリミングとはハサミを使用したカットで毛を整えることを指します。
定期的にトリミングサロンや自宅でのカットが必要になり、手入れをしないと被毛が伸び続けてしまうため毛玉や皮膚炎の原因にもなります。

犬種によってトリミングの間隔は違いますが、健康な成犬であれば月に1度のシャンプーとトリミングが理想的です。
また、トリミングのカットにはさまざまな種類や形があり自分好みに愛犬を着飾ることもでき個性の主張としてもトリミングは有効です。

トリミングはハサミによるカットが基本の手入れになりますが、その他にも爪切りや耳掃除などのケアをして清潔に保つことも重要な役割になります。

それでは、トリミングが必要な犬種とはどんな犬種がいるのでしょうか？
トリミングが必要な犬種の特徴を紹介します。

トリミングが必要な犬種を紹介します。
犬を飼いたい方やトリミング犬種を知りたい方の参考になれば、幸いです。

日本でも1番人気なトイプードルはトリミング犬種の代表種になります。
そのふわふわの被毛と愛くるしい表情、豊富な毛色や明るく賢い性格が人気の理由であり古くから愛玩犬として親しまれている犬種です。

元々はドイツで、現在のスタンダードプードルのサイズの大型犬が水鳥などを回収する猟犬として活躍していました。
独特のカットは水中でも動きやすく且つ、心臓などの大事な部分は保護するために毛を残す目的で行われていました。

その後フランスで様々なカットが流行し、貴族の間で愛玩犬として親しまれ小型犬されたトイプードルが誕生しました。
フランスの国犬と呼ばれるほどフランスでは親しみ深い犬であり、現在でも多くのファンがいます。

性格は陽気で明るく人好きな子が多いです。
また、賢く忠誠心もあるためしつけも入りやすくなります。

お爺さんのような長い眉毛のような毛と口周りの毛が特徴の犬種であり、ドイツが原産国の犬種です。
元々はテリア種から波状した犬種ですがテリアの血は混じっていません。

しかし、独特の剛毛や頑固で一途な性格はテリアに由来するものであり、真面目な性格の犬種です。
別名「最良の家庭犬」と呼ばれており、猟犬として活躍していたジャイアントシュナウザーを家庭犬ように小型化したことで定着しました。

飼い主さんに対して一途であり、しつけもしやすい点から初心者にも飼いやすい犬種です。
被毛は顔まわりや四肢の毛が特に伸びやすく柔らかいため重点的にカットが必要です。

中国原産の愛玩犬であり、古くから貴族のペットとして人気があった犬種です。
最大の特徴はそのビロードのように光沢のある美しい毛であり、大きな瞳が魅力です。

愛玩犬としての歴史が長かっこともあり、基本的にはおおらかで人好きな個体が多く飼育は容易です。
また、遊び好きで陽気な性格から一緒に遊んだりすることも大好きです。

成長しても6キロ前後にしか成長しないため、賃貸でも飼育しやすい穏やかな犬種になります。
原産国の中国では被毛を長いまま伸ばして絨毯のように立派な毛を楽しむ方も多いですが、日本では短く刈った丸いフォルムのカットが人気です。

テリア種の中でも小型犬であり、成長しても3〜4キロ前後にしか成長しない犬種です。
チワワに次ぐ小型犬とも言われており、そのサイズ感が人気です。

毛色はブラックタンが基本ですが、シルバーやゴールドが混じることもあります。
原産国のイングランドでは、他のテリア種同様に間接的猟犬として活躍していましたが現在では愛玩犬の要素が強い犬種です。

性格は飼い主さんが大好きで自我がはっきりとあり、テリア種特有の頑固な一面もあります。
家族に対しては友好的に接しますが、特に雄は縄張り意識が強く、他の人や犬にたいして攻撃的になることもあるため幼少期からのしつけが大切です。