かぼちゃは犬も好き？与える時の注意点を紹介

かぼちゃは犬にとっても栄養価も高く、有害な成分は含まれていないので安心して与えることができる食材です。
しかし、ワタやタネの部分には注意が必要であり、与える時にはコツが入ります。

ペットショップで売られている犬用のおやつにもかぼちゃ味のものが多く、犬もかぼちゃね味は好みな子が多いです。

かぼちゃは栄養価も高く、特にビタミン、鉄分が豊富になります。
エネルギーも高いので、愛犬の活発な活動維持にも役立ちますよ。

また、エネルギー吸収率も高いためすぐにエネルギーになります。
かぼちゃに含まれるビタミンAには目の健康を維持する効果があり、白内障の予防などに効果が期待できます。

また、ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があり皮膚や被毛の健康維持に効果があります。

カリウムも含まれているかぼちゃは整腸作用もあり、便通をよくしたり余分な塩分を排出する効果も期待できます。
便秘にお悩みの愛犬や胃腸の機能が衰えやすいシニア犬に与えることもオススメです。

さらにかぼちゃの魅力は鉄分が豊富な点です。
鉄分は犬のも必要な栄養素であり、貧血防止や血管の健康維持に役立ちます。

市販のドッグフードだけですと、鉄分が不足しやすくなるのでカボチャを適量追加して栄養補助してあげることも大切です。

かぼちゃを与える時にはカロリーに注意が必要です。
かぼちゃは上記で紹介したように様々な豊富な栄養が含まれています。
100gで90キロカロリー近くもあるため、与えすぎると肥満の原因にもなります。

また、かぼちゃを生で与えることは危険です。
必ず加熱した状態で与えるようにします。
生のかぼちゃは消化不良の原因にもなり、下痢や嘔吐の症状を引き起こす危険があります。

からには綿やたねは犬にとって消化不良の原因になります。
窒息などの原因になるので、必ず綿や種は取り除いたかぼちゃを与えてくださいね。

さらにはかぼちゃはアレルギーに注意が必要です。
初めてかぼちゃを与える場合には少量ずつ与えて愛犬の様子を見ながら徐々に量を増やしていく形で与えます。

また、かぼちゃはそのままでも十分甘みが強い野菜ですので美味しく食べることができます。
味付けをすると消化不良の原因にもなり、またカロリー過多により肥満の原因にもなりますので、味付けはせずに与えましょう。

かぼちゃは大きいので、一口大の食べやすい大きさに切って与えてくださいね。
小型犬の場合には、すりつぶしてペースト状にしたものを与えるのがベストです。

かぼちゃは愛犬の手作り食にも活躍する食材です。
栄養バランスを考えて手作り食を作りたいと感じる飼い主さんも多いかと思います。
そんな飼い主さんにもかぼちゃはオススメの食材になります。

茹でたかぼちゃとささみをほぐして、ドッグフードのトッピングとして与えるだけでもいつもの食事が豪華になります。

かぼちゃは犬も好みやすい味ですので与えやすく、なにか野菜をプラスしたいと感じている飼い主さんにもオススメな食材になります。

また、甘みがあるためトッピングだけではなく手作りおやつの材料としても良いでしょう。

一つ注意したいのは、カロリーがかなり高いので与えすぎには注意が必要です。
肥満になってしまっては、健康維持のために与えているかぼちゃが裏目にでてしまいますので、飼い主さんが適量与えるようにしてくださいね。

かぼちゃを活用して、愛犬の食を充実させる参考にどうぞ。