ジャーマンシェパードドッグ(ジャーマンシェパード)とは?

ジャーマンシェパードドッグはドイツ原産の犬種です。牧羊犬としてドイツでは活躍していましたが、最近では警察犬としての活躍が華々しい犬種です。現在でも世界各地で使役犬とて今も飼育されています。 2018年05月02日作成

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1.ジャーマンシェパードの基本情報

ジャーマンシェパードドッグはドイツ原産の犬種として有名です。大型犬の分類で、体重は30~50kg前後と大きく運動応力に優れていて筋肉質な体格が特徴的な犬です。強靭な足腰が特徴でもあります。繁殖段階で、徐々に機能的にも洗練された体格に改良されました。

冷静にすべての指示に対応できるように厳格な服従訓練が必要な犬種ですので、子犬の時期からプロのトレーナーを介して強靭なトレーイングが絶対に大切です。大型犬だからこそ、幼少期のトレーニングの必要性が高いことを飼い主が認識しておくと、利発なジャーマンシェパードに育てられます。

2.ジャーマンシェパードの特徴や性格について

ジャーマンシェパードは強面の表情をしていますが実は性格は従順です。内面はとても勇敢で頭脳は聡明です。育てる環境によってのちの性格が大きく変わってしまいます。だからこそ、幼犬期にしっかりとした躾と服従訓練が必要なのです。子犬時代から正しくしつけられたジャーマンシェパードは、飼い主に従順で大人しく利口に育ちます。持ち前の忠誠と飼い主に絶対服従という感情を持ちますので、同居の犬や家族とも温和に過ごせる才能があります。

基本的に家族や飼い主以外の警戒心は常に持ち合わせています。ただし躾面で気を抜いてしまうと支配欲が強く非常に攻撃的な犬に成長してしまうので、後々困ります。ジャーマンシェパードには、躾をしっかりと厳重に行うことで従順さを身につけます。そして訓練のしやすさと冷静沈着さのある犬に育つことができます。一度自分のリーダーと認めた相手にはとことん従います。そのような学習能力の高さに加えて物覚えの良いのもジャーマンシェパードの特徴です。

大型犬にも必ず被毛のお手入れが必要です。時間の許す限り、週に1~2回のブラッシングは行ってあげましょう。特に、換毛期には丁寧にブラッシングを行うようにしましょう。


3.ジャーマンシェパードの歴史について

歴史は古くジャーマンシェパードは正式には、1899年に設立された「ジャーマン・シェパード・ドッグ・ドッグ協会」によって産出されました。血統的には世界で一番古いと言われている血筋のものが初期の繁殖に使われ、現在のシェパードの祖先となっています。

戦争中は軍の伝令役としての使命を全うしました。ヒトラーの飼い犬だったということも有名です。第二次世界大戦後は数が一時的に激減しましたが、愛好家によって再度繁殖が繰り返されて現在に至ります。

4.ジャーマンシェパードが気を付ける病気について

ジャーマンシェパードに多いのは皮膚病です。その中でも特にアトピー性皮膚炎や外耳炎に、かかりやすいと言われています。こまめに耳をチェックして耳が匂ったり、犬が後ろ足で頻繁に掻いている場合には要注意です。また、必要以上に頭を振ったりするときには、耳に不快感があるときです。

比較的大型犬種に多く見られる股関節形成不全も、ジャーマンシェパードには多いので注意が必要です。散歩のときに歩く様子がおかしい場合には、早めに動物病院で診察を受けることをお勧めします。

5.ジャーマンシェパード・食べ物の注意点

ジャーマンシェパードのような大型犬は、急激に大量のドッグフードを食べると胃腸が敏感に反応してしまいます。そうならないよう常に、胃腸の健康には最大限配慮してください。健康的な消化が促進できるように消化吸収の良いドッグフードを与えることが一番安全です。また適時、食物繊維を含んでいるドッグフードや腸内細菌のバランスが維持できるフードが望ましいのです。

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UCHINOCO編集部

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