猫に血液型ってあるの?性格との関係性についても解説

私たち人間には、大きく分けて4つの血液型が存在します。
猫にも同じように血液型があるのでしょうか?
また、血液型によって性格の違いは見られるのでしょうか? 2021年04月22日作成

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猫に血液型ってあるの?

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猫の血液型は3種類

猫の血液型はA型、B型、そしてAB型の3種類があります。
人間と違い、O型の血液型はありません。
ちなみに、犬の血液型は9種類あります。

猫の血液型はA型が多い

猫の血液型は、A型の割合がとても多いです。
B型はまれに見られますが、かなり少ないです。
もっとも珍しい血液型はAB型で、これはAB型同士の猫からしか生まれないといわれています。
ちなみに、日本猫の場合は90%以上がA型という過去のデータも存在します。

B型が多い猫の種類

一部には、B型が多い種類があります。
具体的にはペルシャやスコティッシュフォールド、ソマリやスフィンクスなどです。
これらの猫種は、15%から30%の割合で血液型がB型であるといわれています。

ちなみに、ロシアンブルーやシャム猫の血液型がB型の可能性はありません。

猫の血液型を調べる方法

一般的に、血液型を調べるには、血液型簡易判定キットを使用します。
血液型簡易検査キットは、動物病院に常備していることもありますが、基本的には検査機関に置いてあります。

自分で猫の採血をすることはできないため、動物病院で採血をすることがほとんどでしょう。
猫の血液を検査機関に送ることで、血液型を調べることが可能です。

猫の血液型と性格の関係性

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人によっては、血液型占いを信じている人もいます。
人間と同じように、血液型によって大まかな性格の違いなどはあるのでしょうか?

血液型と性格の関係性はない

猫の血液型と性格に、関係性はありません。
人間でいうところの、「A型は几帳面」や、「O型は大雑把」なども、科学的な根拠はありません。
性格は生まれつきによるものもあるでしょうが、飼い主や環境での変化もあるかもしれません。猫の血液型によって性格が変わることはないので、猫を飼う際の目安にする必要もないでしょう。

性別によっても性格は変わらない

よく「オスは甘えん坊」や、「メスはわがまま」などと聞くことがありますが、血液型はもちろん、性別によって性格が変わることもありません。
それぞれが生まれ持った性格であるため、その性格を伸ばしていくという考えを持って接したほうが良いでしょう。

ちなみに、種類によってある程度の性格の違いはあります。
しかし、それもひとつの目安にすぎませんので、性格に合わせた育て方をすることがおすすめです。

猫の血液型を知ることのメリット

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猫の血液型を知ることは、意味のないことではありません。
さまざまなメリットを知ることで、愛猫の血液型を知ろうと考えるきっかけになるでしょう。

輸血をスムーズに行える

猫を外飼いすることはおすすめできませんし、現在は外飼いをしている人も少なくなっていますが、万が一猫が交通事故に遭ったときに輸血が必要になることがあります。
また、病気によって輸血をしなければならないときもあるでしょう。
そんなときに愛猫の血液型を知っていれば、スムーズに輸血をすることができます。

供血猫を探しておく

日本には、動物医療における大きな血液バンクが存在しません。
そのため、愛猫の血液型がわかっていたとしても、すぐに輸血をすることができない可能性もあるということです。

そこで必要になるのが、供血猫です。
供血猫とは、輸血が必要なときに献血を協力してくれる猫のことをいいます。
供血猫がそばにいれば、愛猫に万が一のことがあっても安心です。知り合いや近所などに猫を飼っている人がいて血液型が愛猫と同じなのであれば、供血猫として登録をしてもらうことをおすすめします。
供血猫になるには、1歳以上8歳未満や完全室内飼いであることなどさまざまな条件がありますが、それらの条件をクリアしていれば登録ができるかもしれません。
気になる場合には、かかりつけの動物病院で聞いてみましょう。

ただし、供血猫に登録した場合は、献血した際に一時的な貧血などの症状が見られることがあるリスクもしっかりと理解しておかなければなりません。

子猫を生む予定がある場合は血液型検査が必須

もしも、愛猫に出産する予定がある場合には、血液型検査をすることをおすすめします。

なぜなら、A型の子猫がB型の母猫の初乳を飲んだときに、初乳によって激しい免疫反応が起きて命を落としてしまう可能性があるからです。

これは子猫が血液不適合の母猫から初乳を飲むことで起こる新生子溶血という反応で、血液中の赤血球が破壊されて溶血性黄疸を起こしてしまうことがあります。

事前に母猫の血液型を調べておくことである程度の予防はすることが可能ですが、完全に予防する方法は、B型の母猫からA型の子猫が産まれるような交配を避けることです。

猫の血液型は事前に検査しておこう

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猫の血液型はA型が多く、B型やAB型は珍しいです。
しかし、愛猫の血液型が絶対にA型である保証はありません。
そのため、事前に血液型検査をしておくことをおすすめします。
血液型を知っておけば、万が一のときにもスムーズに輸血を行うことが可能です。
また、愛猫の出産を考えているのであれば、産まれてくる子猫のためにもかならず血液型検査を行っておきましょう。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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