犬をフローリングの部屋で飼うのは危険!?対策やグッズをご紹介

犬を飼う上で、フローリングの床は危険だということをご存知でしょうか?フローリングの床は、犬が怪我をする可能性が高いのです。
この記事では、フローリングの危険性や対策についてご説明します。 2021年03月16日作成

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犬にとって、フローリングは危険!

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なぜ犬にとってフローリングの床は危険なのでしょうか?

滑って怪我をする

フローリングの床は、犬が滑って怪我をする可能性が考えられます。
通常であれば、滑ったときは足を踏ん張って転ばないようにしますが、フローリングでは足の踏ん張りがきかないため、思わぬ怪我に繋がることもあるでしょう。
また、階段を降りるときに滑ると、大けがに繋がることが考えられますし、ソファを降りたときにも足を滑らせて転んでしまうこともあります。

足腰に負担がかかる

先述したように、フローリングの床では犬は踏ん張りがききません。
そのため、普通に立っているだけでも足腰に大きな負担がかかることが考えられます。
特にシニア犬の場合は、老化により足腰が弱くなっていることがあるので、フローリングの床を立ったり歩いたりするだけでも神経を使うことになるでしょう。

膝蓋骨脱臼のリスク

チワワやマルチーズなどの小型犬に多いとされている、膝蓋骨脱臼。これは、膝の皿が本来の位置からずれてしまうものです。
膝蓋骨脱臼になると、足をうまく曲げることができなくなるため、歩き方がおかしかったり、足をかばいながら歩いたりするようになります。フローリングの床は滑るため、特に膝蓋骨脱臼のリスクが高くなるでしょう。

フローリングから犬を守る方法・対策

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それでは、フローリングから犬を守るにはどうすれば良いのでしょうか?
しっかりと対策をして、犬を怪我のリスクから遠ざける必要があります。

カーペットを敷く

手軽な対策としては、室内にカーペットを敷くことです。
カーペットはさまざまな種類があるため、部屋のデザインに合わせたものを選ぶことができるでしょう。
ただし、部屋中にカーペットを敷くのは苦労するため、犬がよく歩く部屋だけに敷くことになるかもしれません。

クッションフロアを貼る

カーペットよりも手軽な対策が、クッションフロアを床に貼ることです。
クッションフロアを床に貼ることで、犬はフローリングで滑る心配もなくなるでしょう。
たくさんの種類があるため、厚さやデザインは好みのものを選ぶことができます。
また、クッションフロアは階段などの狭い部分にも貼ることができるのが大きなメリットです。
カーペットと違い、抜け毛が落ちたり水がこぼれたりしても、拭くだけできれいにすることができます。

フロアコーティングをする

フローリングの床が滑らないように、フロアコーティングをするという選択肢もあります。
フロアコーティングをする場合、業者に頼まなければならないためそれなりの費用がかかりますが、滑らなくなる以外にもフローリングが傷つきにくくなるというメリットもあります。
まったく滑らなくなるわけではないですが、犬が滑って怪我をするリスクを大きく軽減することができるはずです。

犬がフローリングで滑らないようにするためのおすすめグッズ4選

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最後に、犬がフローリングで滑らないようにするためのグッズをご紹介します。
フローリングで犬を飼っている人は、これらのグッズを導入してみてはいかがでしょうか?

(1)Dogzari ドッグマット

インテリアにマッチするデザインが人気のマットです。マットでありながら薄いため、シニア犬でもつまずくことはないでしょう。防水加工を施してあるため、汚れてもサッと拭くだけできれいにすることができます。


Dogzari ドッグマット

(2)サンコー おくだけ吸着 ペット用床保護マット

接着剤を使用しない空気圧縮吸着方式を採用しており、置くだけでしっかりと床に貼り付きます。さまざまなカラーから選ぶことができ、部屋の雰囲気に馴染んでくれます。また、必要な大きさにカットをすることができるため、廊下だけでなく、階段などの狭い隙間にもおすすめです。


サンコー おくだけ吸着 ペット用床保護マット

(3)おくだけピタッ ズレない吸着マット2色セット

裏面がアクリル素材でできているため、置くだけでずれずに吸着してくれます。掃除機をかけてもずれないため、毎日の掃除で煩わしくなることもありません。また、何度もはがして貼り直すことができます。


おくだけピタッ ズレない吸着マット2色セット

(4)ペット対応 消臭 傷に強い [CESタイプ]

こちらは抗菌、防カビ作用だけでなく、消臭効果もあるクッションフロアです。
水に強いのでお掃除も簡単ですし、ハサミやカッターで簡単に切ることができます。床全体を覆いたい方におすすめです。


ペット対応 消臭 傷に強い [CESタイプ]

犬を飼うならフローリング対策をしっかりと!

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犬にとってフローリングは、私たちが氷の上を歩くことと同じようなものかもしれません。
その上で生活をするとなると、身体に大きな負担がかかるのは容易に想像できます。
犬をフローリングが原因となる怪我から守るためには、マットなどを敷いて対策をしてあげましょう。
特に階段やソファの下など、犬が足を踏ん張らなければならない場所では、かならずマットを敷くようにしましょう。
早いうちから対策をすることで、愛犬を怪我のリスクから守ることができるはずです。

参考サイト

DoriDori(参照日:2021-02-05)
https://item.rakuten.co.jp/doridori/ecf02/

atelier-eirene(参照日:2021-02-05)
https://item.rakuten.co.jp/atelier-eirene/okudakemat-long/

ASHU(参照日:2021-02-05)
https://item.rakuten.co.jp/ashudog/fo-00036/

ラグ・カーペット店デザインライフ(参照日:2021-02-05)
https://item.rakuten.co.jp/design-life/sincf-cesrustico-182/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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