猫の種類ってどれだけあるの?人気猫種ベスト5もご紹介!

ペットショップやブリーダーの下へ行くと、さまざまな猫種を見ることができます。
そもそも、猫の種類はどれだけあるのでしょうか?
この記事では、猫の種類や人気猫種のランキングをご紹介します。 2021年01月21日作成

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猫の種類はどれだけあるの?

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思いつく限りでも、さまざまな猫の種類が挙げられますが、猫はどれだけの種類がいるのでしょうか?
まずは、猫の種類についてまとめたので見てみましょう。

猫は300種類以上の品種がある

世界で存在している猫の品種は、100種類以上といわれています。
しかし、これは品種登録団体に公認されたものだけです。
未登録の品種も合わせると、300種類以上もいます。
それぞれに起源や特徴があるため、興味があれば調べてみてはいかがでしょうか?

メジャーな猫の品種

猫というと、アメリカンショートヘアやペルシャ猫、ロシアンブルーなどのメジャーな品種を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
それらの純血種は、現在ACC(アジアキャットクラブ)に47種が登録されています。

マイナーな猫の品種

一般的に名前を聞くことのないマイナーな猫種は、250品種を越えるともいわれています。
マイナーな猫を好きな人もいますが、飼い方など必要な情報が少ない場合もあるため、はじめて猫を飼う人は避けたほうが良いかもしれません。

日本猫について

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世界でもペットとして人気の高い猫ですが、日本猫は海外では見かけることは少ないです。
日本特有の種類である、日本猫についても知っておきましょう。

日本でもっとも多く飼われている品種

日本猫は、日本でもっとも多く飼われている品種です。
やや太めの体格と、短い被毛などが特徴で、野良猫としても見かける機会があるのではないでしょうか。
しかし、純血種としての日本猫はほぼ存在していません。
現在では、アメリカンショートヘアやシャム猫などの洋猫の血が入った日本猫のほうが多いです。
第二次大戦後に持ち込まれた洋猫が、日本猫と同じように外飼いをされていたため、交配によって徐々に血が混じっていったようです。
そのため現在の日本猫は、厳密には日本猫の血を受け継いだミックス猫ということになります。

日本猫の短い尻尾

日本猫の特徴として挙げられるのは、その短い尻尾です。
まん丸の尻尾は欧米では珍しいため、多くの愛猫家に好まれています。
1968年にアメリカ人のブリーダーによって、オスメス1匹ずつの日本猫がアメリカに渡ったのをきっかけにして、100匹以上の日本猫がアメリカに持ち出されました。
それから8年が経った1976年に、日本猫を原種とする尻尾の短い猫に、ジャパニーズボブテイルという名前が付けられ、正式に猫種として認定されたといいます。

日本猫の被毛

日本猫の被毛の長さは、短いのが特徴です。
また、被毛の色は白や黒のほか、トラやブチ、三毛などさまざまな種類があります。
この被毛の色のバリエーションが豊富なのは、やはり洋猫の血が混じっているためと考えられるでしょう。

人気猫種ベスト5

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最後に、人気の猫種ベスト5をご紹介します。
それぞれの特徴もご説明しますので、ペットとして猫を迎え入れようと考えている人は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

5位 ノルウェージャンフォレストキャット

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大きな身体と長い被毛が特徴の、ノルウェージャンフォレストキャット。
社交的で甘えん坊な性格のため、家族で猫を可愛がることができる環境の人におすすめです。
逆に留守番は苦手なため、常に誰かが家にいるような環境で生活をさせてあげる必要があります。
温厚な性格のため、小さな子どもがいる家庭でも問題なく飼うことができるでしょう。
骨太で筋肉が発達しているため、想像しているよりも大きく成長するはずです。

4位 マンチカン

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短い足が大きな特徴の品種、マンチカン。
ダックスフンドのような短い足で歩く姿は、とても癒されます。
足は短いですが運動能力は高いため、飼い主といっしょに遊ぶことも大好きです。
好奇心旺盛ですので、いろいろな種類のおもちゃを与えると良いでしょう。
ちなみに足の長いマンチカンもいますが、足の短いマンチカンに比べて価格は高くなります。

3位 アメリカンショートヘア

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日本でも長年人気の高い品種が、アメリカンショートヘアです。
縞模様でスラリとした身体が特徴で、活発な性格をしています。
ほかの動物とも仲良くできる社交性を持ち合わせているため、犬などを飼っていたとしても生活に支障が出ることはないでしょう。
ペットショップでもよく見かける猫種で、そこまで価格は高くはないはずです。

2位 スコティッシュフォールド

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スコットランドで突然変異によって生まれた、垂れ耳が大きな特徴の品種です。
特徴的な垂れ耳で生まれてくる可能性は低く、全体の3匹に1匹程度の割合でしか生まれないといわれています。
そのため、ペットショップやブリーダーの下を訪れても立ち耳のスコティッシュフォールドを目にする機会も多いでしょう。
垂れ耳であれば価格は高くなりますが、耳が蒸れやすいため定期的な耳のケアが必要になります。
穏やかで人懐こい性格ですので、はじめて猫を飼う人でも問題なく飼うことができるでしょう。

1位 ミックス猫

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いわゆる雑種の猫が、ランキングのトップです。
現在日本で飼われている約8割がミックス猫といわれています。
ミックス猫は、さまざまな品種の血が交わっているため、特徴的な見た目になることもあるでしょう。
また、純血種の猫と比較すると遺伝子疾患のリスクが低いともいわれます。
丈夫で病気に強いことも、ミックス猫が人気の理由のひとつです。

たくさんの種類から自分好みの猫を選ぼう

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私たちが見たことのない猫の種類は、たくさんあります。
おそらく、いままでで見たことのある品種を数えても、30~40種類もないでしょう。
ペットショップでは人気の高い猫種が多いため、マイナーな猫は見る機会がないかもしれません。
しかし、それぞれ特徴や性格が異なるため、自分好みの猫を探す楽しみもあります。
今回ご紹介したのは人気の品種が中心ですが、興味があればほかの種類も探してみてはいかがでしょうか?

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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