キャットシッターって何?利用方法や注意点についてご紹介!

猫を飼育したい、でも忙しいから飼育することはできないと諦めている方もいるのではないでしょうか。キャットシッターは忙しい飼い主さんに変わり猫のお世話をしてくれるお仕事です。ここでは、キャットシッターは何なのか、どんなことをしてくれるのか詳しくご紹介します。 2020年11月22日作成

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キャットシッターって何?どんな仕事?

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キャットシッターは飼い主さんがいない間、家のにいる猫の世話をする猫専門のシッターです。キャットシッターは猫の世話をしてくれますが、実際はどんなことをしてくれるのでしょうか。
ここでは、キャットシッターの仕事内容についてご紹介します。

・猫のお世話

キャットシッターは猫の食事、トイレ掃除、ブラッシングなどのケア、遊ぶなど、猫のお世話全般を行います。猫の食事を与えるだけでなく、使った食器を洗い、新鮮な水を用意し、トイレ掃除では排泄状態なども確認します。
猫の性格やキャットシッターへの慣れ具合にもよりますが、一緒に遊ぶことや毛艶を整えるためのブラッシングなども行うこともあります。

サービス内容はキャットシッターにより異なりますので、詳細は利用予定のシッティング内容を確認しましょう。

中には、オプションで猫トイレやケージなどの掃除、買い物代行、他の動物のお世話などもあるようです。これもキャットシッターにより異なりますので、契約前に確認しておく必要があります。

・健康チェック

キャットシッターでは猫の健康チェックを行います。毛艶の良さや歩き方、食欲、排泄状態などを確認していきます。何らかの異常が見られる場合は、動物病院に連れて行ってくれる場合もあるようです。

利用する時間が短時間である場合や、猫の性格上厳しい場合もありますので、打ち合わせのときにあらかじめ確認しておくといいかもしれませんね。

キャットシッターの利用方法とは?

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キャットシッターは猫をお世話してくれる職業で、ペットホテルが苦手な猫や家でないとダメな猫にとっては最適です。キャットシッターを利用するとなると、どのような流れになるのか気になりますよね。

ここでは、キャットシッターの利用方法についてご紹介します。

1, キャットシッターの予約

キャットシッターの利用方法するためにはまずキャットシッターを探しましょう。キャットシッターは家族が不在の中、知らない方に鍵を預けるます。そのため、信頼できるキャットシッターを選びましょう。

依頼したいキャットシッターが見つかったら予約を取ります。予約当日に家に向かうのではなく、その前に打ち合わせを行うキャットシッターがほとんどです。打ち合わせの日にちなども考えておくといいでしょう。

予約の取り方はそのキャットシッターにより異なりますが、メールもしくは電話がほとんどです。質問があるときや見積もりを頼みたいときにもまず、連絡してみましょう。

2, 打ち合わせ

打ち合わせ当日は自宅にキャットシッターの方が来てくれます。猫との顔合わせや日常の行動パターン、食事内容、トイレの場所、キャットフードや猫砂の場所、掃除方法など細かく確認していきます。どのような世話をしてほしいか、どんなことに気をつけた方がいいのかなど伝えておくと、より希望に添ったお世話をお願いすることができます。

キャットシッターの利用料金や追加料金の有無、鍵の受け渡しについても確認しましょう。料金や鍵の受け渡しは後々トラブルにつながりかねませんので、お互いにしっかり確認しておくことをおすすめします。
キャットシッターに対する質問などもこのときに確認してみるといいかもしれませんね。

3, 予約当日

キャットシッター当日は、世話をしてもらう日なので、飼い主さんとキャットシッターは顔を合わせることはありません。猫の様子、お世話している際にどんなことをしたのか、何時間滞在したのかなど当日の作業内容についてはメールもしくは書面で連絡が来ます。

どんな形式での連絡がくるかどうかは打ち合わせ時に案内されることがほとんどですが、気になる方は質問してみてもいいかもしれませんね。

キャットシッターの選び方や注意点は?

キャットシッターは気軽に利用することができれば、愛猫にも飼い主にとってもベストなものですが、キャットシッターを選ぶときには気をつけなければいけないこともあります。
ここでは、キャットシッターの選び方や注意点についてご紹介します。

・動物取扱業の認可や資格の有無

キャットシッターとして活動するためには動物取扱申請、動物取扱責任者申請が必要になります。
ホームページに「動物取扱業の種別」「登録番号」「登録年月日及び登録期間の末日」「動物取扱責任者の氏名」「申請者の氏名もしくは名称・事業所の名称及び所在地」などの記載があるかどうか確認しましょう。

この資格を持っていない場合は信頼性に欠けますので、選択肢から外しましょう。
また、持っているだけで信頼せずに、登録番号や登録年月日などの確認してみるといいかもしれませんね。

・愛猫との相性

キャットシッターをお願いするのであれば、猫の扱いに慣れている方にお願いしたいですよね。キャットシッターの選び方として、愛猫との相性も大事です。

打ち合わせのときに猫に接する態度などを見て、留守中のお世話をお願いできるかどうか見極めましょう。

料金の確認

キャットシッターを選ぶときには、料金設定が明確かどうか、料金はいくらか、追加料金はないのか、しっかり確認しましょう。中でも、見積もりや請求書などを出してくれるところを選ぶことをおすすめします。

基本シッター料金の相場は1日2,000~4,000円程度で、キャットシッター時間は1回の訪問で1時間程度です。追加料金として、1匹に1つ必要なキャットカルテ作成料、追加シッター料金、繁忙料金、シッターの交通費、緊急料金などがかかる場合があります。これらの料金はキャットシッターにより異なります。

・キャットシッターとの打ち合わせはわかりやすいか

キャットシッターとの打ち合わせでは、契約書の有無、緊急連絡先の有無などを確認し、猫の世話の流れや滞在時間などを細かく説明してくれる方がおすすめです。
打ち合わせには当日世話をしてくれる方が直接来てくれるのが理想です。実際、打ち合わせのときと担当する方が異なる場合もありますので、当日は誰が対応してくれるのかどうかも確認しましょう。

打ち合わせのときには、身分証明書を見せてもらうこともおすすめです。キャットシッターを運営するための資格を持っていれば簡単に見せることのできるものです。証明できるものを見せるのを渋ったり、持っていない、見せてくれない場合は信頼性に欠けますので、キャットシッターを変えることを検討してもいいかしれません。

貴重品などは金庫などに管理する

どんなに信頼できる方だとしても、盗難の被害に100%合わないとは言い切れません。キャットシッターを気持ちよく利用し、今後も活用するためには通帳やハンコ、高価な貴重品などは盗まれることのないように金庫に保管するもしくは、持ち歩くなど厳重に管理しましょう。

キャットシッターを利用する前にしっかりリサーチ!

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ここでは、キャットシッターは何なのか、どんなことをしてくれるのかご紹介しました。留守中の家に知らない方が入るのは心配、盗難などは大丈夫なのか、など気になることがたくさんありますよね。

キャットシッターは猫のお世話がメインで、お世話時間は1時間程度で終了します。キャットシッターの中にはしっかり資格を持って、信頼性の高い方もいます。

キャットシッターを選ぶときには選び方や注意点を確認し、お互いに気持ちよく利用できるようにしましょう。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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