うさぎが大好きな牧草の与え方とは？おすすめの牧草も紹介！

うさぎが大好きな牧草には、いくつか種類があります。
カロリーや栄養素に少し違いがあり、いくつか試しながらうさぎに合ったものを選んでいく必要があるようです。

では、どんな牧草があるのかチェックしていきましょう。

マメ科の牧草は比較的カロリーが高く、甘いのが特徴。高たんぱく、高カルシウムで、高い栄養素を持ってます。

しっかり栄養を摂る必要のある子うさぎや病気で療養中の子におすすめの牧草です。
栄養が十分に摂れていて順調に成長したうさぎに与えると、肥満の原因になってしまうので要注意です。

もっとも種類が豊富なのがイネ科の牧草です。低たんぱくで繊維が多く、低カルシウムなのが特徴です。

中でもチモシーという牧草は、春～夏にかけて収穫された「一番狩り」、夏～秋に収穫された「二番狩り」、秋以降に収穫された「三番狩り」があります。

一番狩りはミネラル分を多く含み、やや硬い食感。二番狩りは香りが強く茎がしんなり柔らかいもの、三番狩りは葉も茎もやわらかく食べやすいもの、というようにそれぞれ違いがあります。
どの牧草が好きかは、うさぎの好みによります。

いくつか与えてみて、食いつきがよかった牧草を選ぶといいでしょう。

うさぎには、好きなだけ牧草を与えましょう。
ハウスの中に、つねに牧草をいっぱい置いておき、好きなときに好きな量を食べられるようにしてあげることが大事です。
牧草は繊維が多いので、食べれば食べるだけ腸の動きが活発になって健康に◎。
うさぎはつねに何かを食べ、おなかを満たしておかないと健康に影響がでてしまう動物なので、低カロリーで繊維質の牧草はうってつけ。
切らさないように常備しておいたほうがよさそうです。

また、生後半年以降のうさぎには、マメ科とイネ科の牧草をほどよく混ぜて与えると、栄養のバランスがいいといわれています。慣れてきたら少しずつイネ科の牧草のみに切り替えていくと、成長に合った牧草を与えることができるのでおすすめです。

牧草を食べるという行為は、ただ単純に栄養を摂ったり空腹を満たしたりするだけではありません。

うさぎの本能や習性にフォーカスしてみていきましょう！

うさぎは本来自分でえさとなるものを探して食べる動物です。

「たくさんの牧草の中から自分が好きな部分の牧草を探したい！」という欲求を持っています。
うさぎは“探し物”が大好きなので、牧草を選んで食べることにより、本能を満たしてストレスを発散しているのだといいます。

牧草から栄養を摂っているだけでなく、うさぎ本来の能力と本能も引き出してるのですね！

うさぎの「探す」という行為はフォレイジングといわれているもの。
日本語でいうと「採餌」。あさる、引っ張り出すという行為です。

この行動をすることで退屈な時間を減らし、採食本能を高めて、さらには満足感をアップしてくれる効果があるのです。

うさぎにとって牧草がどんなに大事か、ということが分かったところで、おすすめの牧草をピックアップしました。

成長段階に応じて、好みに合わせて選んでみてください。

大自然の中で育った最高級品質の、一番刈りのチモシー。葉や茎がしっかりしたままお届け。
養分や水分が豊富で、繊維質が多く食べ応えもある牧草です。
低たんぱくで低カロリーなので、体重増加が気になる子やダイエット中の子にもおすすめ。

刈ったときの状態に近い梱包で届けるので、葉も茎もつぶされていません。
自然の牧草に近いのでうさぎも大満足まちがいなし！

アメリカ・ワシントン州エレンズバーグ産の最上級グレードを誇るチモシー。
エレンズバーグはチモシーの乾燥に最適な天候条件をクリアした産地で、乾燥日数が少ないので、鮮やかな色と香りをそのままキープすることができるといいます。

もちろん栄養のバランスもよく、繊維質も豊富。
ロングタイプなので、食用だけではなく、ハウスやケージに敷き詰めて使ってもOK！
段ボール入りでのお届けなので、いろいろな使い道を試してみるのもおすすめ。

農薬検査もクリアした牧草なので、飼い主さんも安心して与えることができそうですね。

無農薬で育てた、穂が付く前の大麦若葉を収穫。
イネ科の牧草の中でもかなりやわらかいタイプで、食いつきがいいのが特徴です。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、栄養バランスも◎。
歯やあごが心配なシニアの子には、このやわらかい大麦若葉の牧草がおすすめ。

お試しサイズもあるので、試してみたい人はぜひチェックを。

香り高く、噛み応えたっぷりのアメリカ産・二番刈りチモシー。
注文があったその日に牧草を仕分けして、届けてくれるフレッシュさが魅力的。

一番刈りよりも細くて葉が多く、食べやすいと評判の牧草です。シングルプレスなので圧縮されすぎず、葉や茎がふんわりした状態で届きます。

青々とした色あいで、見た目も美しいのが特徴。
硬い茎がニガテな子はぜひ一度試してみる価値アリです。

牧草はうさぎにとって、ただ食べるものではありません。
本能を刺激する大事なアイテムなのです。

飼い主さんとしては、自分の子に合った牧草を与えてあげたくなりますよね。
種類が豊富なので、いろいろと試しながら”ベストな牧草”を見つけていってみてはいかがでしょうか。