猫の爪切りは動物病院でやってもらうべき?病院で処置してもらうメリットを紹介

猫を飼育していると、定期的に行う必要がでてくる爪切り。動物病院で爪切りをしてもらう際のメリットをご紹介します。 2020年10月25日作成

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猫の爪切りはむずかしい

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自宅で飼っている猫の爪を切ろうとして失敗した経験はありませんか?
切ろうとしたら暴れた、自宅で切ったら出血したなど、多くの飼い主が直面する問題のひとつといえます。
猫の爪切りは、月に1~2回程度を目安に行う必要があります。
猫の爪には多くの血管と神経が集まっています。
そのため、切り方や切る長さを間違えてしまうと、出血をともなうケガの原因になります。

うまく切る自信がない場合には動物病院でプロに処置してもらうのがいちばんです。

猫の爪は伸ばしたままだと危険

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猫の爪は伸ばしたままだと、猫にも飼い主にも危険が及びます。
どんな危険があるのか、チェックしてきましょう。

猫への危険

・巻き爪になり肉球に食い込む
肉球に爪が刺さってしまい、深く刺さり過ぎると出血や化膿してしまうことがあります。
場合によっては関節や歩き方に影響がでるので、早急に処置をする必要があります。


・爪が折れる、割れる
長期間切らずに放置した爪は、猫がなにかにぶらさがったときなどに折れたり、割れたりすることがあります。
通常は折れてしまっても再生しますが、爪が再生しないときは、動物病院で抜去の処置をする必要です。


・体をかくとき体を傷つけてしまうことがある
猫が体をかく際、爪が長すぎてしまうと、かいた拍子に体を傷つけてしまうことがあります。
その傷から感染症にかかってしまうことがありますので、日頃から傷の有無を確認するようにしましょう。


・猫同士のケンカでケガをしてしまう
多頭飼いしている環境では猫同士のケンカもたびたび発生します。
爪切りをきちんと行っていないと、相手の猫を深く傷つけてしまったり、はずみで爪が折れてしまう可能性があります。

人間への危険

・猫ひっかき病、パスツレラ症に感染するリスクがある
猫のひっかき傷から発症する可能性がある病気として有名な「猫ひっかき病」と「パスツレラ症」。
微熱や倦怠感などの症状が出るのが特徴です。
特にパスツレラ症は最悪な場合、命にかかわる病気ですので、十分に注意する必要があります。

猫の爪切りは病院でしたほうがいい?

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自宅で爪切りを行えない方は、動物病院で処置してもらうことをおすすめします。
動物病院で処置してもらうメリットは多くあります。


・爪切りで出血するリスクがない
動物の専門家が対応してくれるので、失敗して出血するリスクを抑えることができます。
また、仮に出血してしまった場合でもすぐに止血が可能なので、大事には至りません。


・猫が爪切りに慣れてくれる
定期的に爪切りをすることで、猫が爪切りに慣れてくれます。
可能であれば子猫のときから通院するように心がけ、猫にとっての習慣化を目指すことが大切です。


・猫と飼い主のストレスがなくなる
爪切りは猫と飼い主、双方にストレスをあたえる作業です。
猫は押さえつけられるのをとくに嫌う動物ですので、無理やりに爪を切る行為は大きなストレスとなってしまいます。
動物病院で爪切りをすることで、素早く的確に処置をしてもらうことができます。
そのため、猫はもちろん飼い主のストレスもともに軽減させてくれます。


・猫が病院に慣れる
猫の爪切りは、月に1~2回行う必要があるため、定期的に病院へ通院することになります。そのため、猫が病院の雰囲気やスタッフに慣れてくれ、今後の診察がスムーズにできるようになります。
また、病気やケガの早期発見につながることが期待できます。
飼い主のメリットは、病院との信頼関係が生まれますので、病気やケガ、飼育方法の相談がしやすくなります。


・爪切りのやり方やアドバイスを教えてもらえる
何度も病院へ通う時間がない方もいらっしゃると思います。
そういう場合は、病院のスタッフから爪切りのポイントやアドバイスを受けましょう。
しかし、長年猫を飼育している方であればこの方法もありだと思いますが、初心者にはあまりおすすめできません。
出血したときの対処、深爪にならないようにする切り方などを、見様見真似で行うのは危険がともないます。

可能な限り専門スタッフにお任せし、安全な方法で爪切りをするほうがよいでしょう。

病院で爪切りをしてもらうときの料金

「爪切りのためだけに病院にくのは大げさだ」と感じる方もいらっしゃると思いますが、実際、動物病院では爪切りの処置でも受け入れてくれます。

病院で爪切りをしてもらうときの料金として、爪切り処置だけの処置費用の相場はおおよそ500円~1,000円程度です。
そこに診察料がかかりますので、おおよそ2,000円前後かかると認識しましょう。
病院ごとに値段は異なってきますので、事前に確認するようにしましょう。

病院によっては、健康診断の際に無料で行ってもらえることもあります。

あまり多くない事例ですが、爪切りをする際に麻酔や鎮静剤を使用することがあります。
麻酔や鎮静剤を使用するのは、以下のような場合です。


・暴れてしまい爪切りができない
猫が攻撃的で処置が行えないときに使用します。
暴れている状態で無理に処置をしようとすると、猫やスタッフがケガを負ってしまうことがあります。
そのため、双方の安全を考慮したうえで使用します。


・巻き爪がひどくすぐに処置をする緊急性がある
複数の爪が肉球に突き刺さっており、すぐにでも処置をする緊急性がある場合に用いられます。


・処置に時間を要するとき
処置に時間のかかる症状になると、痛みを軽減する目的から使用します。


麻酔や鎮静剤の使用は猫の体にとって負担が大きいものです。
年齢や病歴などを考慮して使用の有無を獣医師が判断します。
しかし、使用にあたっての線引きが困難であるため、獣医師によって判断が分かれるところです。

不安なら動物病院を積極的に活用しましょう!

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不十分な知識や技術のまま爪切りを行うと、猫に大きなケガをさせてしまいます。
とくに猫を飼いだしたばかりで不安を感じている方は、無理をせず動物病院で爪切りをお願いしましょう。
病院を活用することで、猫と飼い主、双方のストレスが軽減しますし、プロに任せることで安心できます。
定期的な爪切りが猫のケガ防止になり、健康を守ることにつながっていきます。

著者情報

U.SHOHEI

父親が犬のブリーダーをしていたこともあり子どもの頃から犬に囲まれた生活を送る。

現在は趣味の動物園・水族館めぐりから得た知識をもとに幅広く動物に関する記事の執筆をおこなっている。

得意な生物は、犬・猫・海洋生物・エキゾチックアニマル。

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