猫が尻尾の付け根を触られてお尻を上げるのは嬉しいサイン?

猫の尻尾の付け根を触った時、お尻を持ち上げるような仕草を見せることがあります。その秘密や理由、注意点についてご紹介します。 2020年10月25日作成

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猫は尻尾の付け根を撫でられると嬉しいって本当?

猫を可愛がり撫でていると、尻尾の付け根あたりをしきりに触って欲しい仕草を見せることがあります。実際に触ってあげると、お尻をグンと持ち上げて、まるで催促するかのような格好をすることがありますね。

尻尾の付け根を撫でてもらうことを嬉しいと感じる猫が多いのは事実です。とても気持ち良さそうに、満足するまでは飼い主さんのもとを離れない子もたくさんいます。その一方で、尻尾の付け根を触られることを非常に嫌がる子も少なからずいます。

つまり、猫の付け根を触り喜ぶかどうかは、猫次第。もし、尻尾の付け根を触った時にお尻を持ち上げるような仕草を見せた時は、猫が嬉しいと感じているサインです。

なぜ尻尾の付け根を触ると喜ぶの?

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猫が尻尾の付け根を触られて喜ぶ場合、その理由も気になりますよね。

実は、猫の尻尾は神経が集まってとても敏感な場所だと言われています。また、首の下側などと同様に、自分では舐めることが難しい場所でもあり、手の届かない部分を撫でてもらうと嬉しいようです。

こうしたことから、全ての猫に当てはまるわけではありませんが、多くの猫が尻尾の付け根を触られることを好みます。

多くの猫は気持ちいいと感じる

先ほどもご紹介したように、猫の尻尾や尻尾の付け根は神経が集まっていて敏感です。そのうちの1つは、生殖器の神経とも繋がっているため、優しく触ってあげるとリラックスできたり気持ちいいと感じる傾向にあります。

特に、メス猫の場合、尻尾の付け根を触って起こる刺激は、生殖行為の刺激に似ていることから、より喜びやすいといいます。尻尾の付け根の部分をトントンと優しくタッチしてあげましょう。避妊手術前のメス猫なら、なおさら喜んでくれます。

尻尾の付け根を触られて怒る猫もいる!

多くの猫が尻尾の付け根を触られて喜ぶ反面、なかには触られることが苦手な子もいます。もともと、場所を問わず触られることを好まない猫もいますし、尻尾の付け根を触られることが苦手、という場合もあります。

尻尾や尻尾の付け根は敏感な部分だけに、くすぐったいなどの理由であまり触って欲しくないと感じる猫もいるんです。もし、尻尾の付け根を触って飼い主さんの手を噛もうとしたり、すぐに逃げてしまう場合は、しつこく触らない方が良いでしょう。もし、嫌がるにも関わらず執拗に触ってしまうと、飼い主さんとの信頼関係にヒビが入ってしまうかもしれません。

猫の尻尾の付け根を触ってあげる時は

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猫の尻尾の付け根を触って喜ぶようであれば、気持ちいいと感じてもらえる触りかたで至福の時間にしてあげましょう。以下の3つのポイントに注意してあげると、きっと喜んでくれるはず。

くつろぎ中に

猫がリラックスしてくつろいでいる時や、甘えてくる時など、くつろぎタイムに触ってあげると喜びます。声をかけながら優しく撫でてあげましょう。ただ、猫は気まぐれなので、あまり長いスキンシップを好まないことも多いです。尻尾の付け根を触ってもらって嬉しい時は尻尾がピーンと立っていることが多いですが、それがだんだんと下がってきたら止め時です。

力を入れない

あまり刺激が強いと、せっかく気持ち良い場所であっても不快になるかもしれません。尻尾の付け根は敏感な場所ですから、力を入れすぎないようにしましょう。

優しくトントン、カキカキ

指先や、ブラッシング用のブラシで優しくトントンと叩いてあげると、とても気持ち良さそうにしてくれます。また、指の先で軽く掻くようにしてあげても良いでしょう。

極端に尻尾の付け根を嫌がる場合は

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もともと、あまり触られるのが好きでないという単純な理由で、尻尾の付け根をさわることが苦手な猫もいますが、これまで何ともなかったのに急に嫌がるようになったのであれば、何らかの病気やケガが原因となっている可能性もあります。

ケガによる痛み

他の猫とのケンカで尻尾を噛まれ、傷になっていると痛みから触られることを嫌がる可能性があります。もし、傷が深くて膿がたまったり、バイ菌が入ってしまうと、治療が必要になることも。尻尾はたくさんの毛で覆われているだけに、傷があっても気づきにくい箇所ですから、注意深く異常がないか見てあげましょう。完全室内飼いで他の猫がいなかったとしても、飼い主さんにうっかり踏まれたりドアに挟まったりすることで尻尾が骨折する事故もあるため、飼い主さんが日頃から気を付けてあげることも大事です。

病気による不快感など

尻尾の周辺や肛門付近の病気によって、触られることを嫌がることもあります。代表的なのは、以下の4つです。

・スタッドテイル(尾腺炎)
尻尾の付け根の尾腺という部分から、分泌液が過剰に出て炎症などを起こす病気です。未去勢のオス猫やペルシャ猫、シャム猫などに比較的多く、背中から尻尾にかけてベタベタしたり付け根の部分にしこりのような膨らみができるのが特徴です。

・肛門嚢炎
猫の肛門の中には、左右に肛門嚢という部分があります。本来は排便時にマーキングのために分泌物を出す部分ですが、何らかの理由により排出ができず溜まることがあります。悪化すると、腫れや痛み、化膿などが生じ、手術が必要なことも。

・自傷
過度のストレスや脳の障害などにより、自分の尻尾を噛んで傷になったり、噛みちぎろうとすることがあります。自傷行為がひどくなる前の段階では、毛を抜いたり舐め続けたりといった行動を伴うことが多いため、その時点で受診をしましょう。

・がんによる腫瘍
しっぽにも、がんによる腫瘍ができることがあります。がんは、人間と同じように早期発見・早期治療が大切です。

コミュニケーションは猫の反応をみながら

今回は、猫の尻尾の付け根を触ると嬉しいのか、についてご紹介しました。多くの猫は、尻尾の付け根を触ると喜びますが、中にはあまり嬉しくないと感じる子もいるため注意が必要です。

喜ぶからといって、しつこく触ったり、くつろいでいない場面で触ると嫌がることもあります。良い関係を築くためにも、猫のその時の気分や反応をみながら行うことをおすすめします。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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