あまり場所をとらないコンパクトな猫用トイレ4選

猫のトイレはできればコンパクトが良い、そう考える飼い主さんのためにコンパクトなトイレを厳選してご紹介します。トイレの種類と特徴も解説します。
2020年10月22日作成

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猫用トイレにはどのような種類があるの?

出典:https://www.shutterstock.com

猫用トイレの種類は、形や大きさなど様々なものがあり、迷ってしまうほど豊富です。形から分類し、それぞれの特徴をご紹介します。

ノーマルタイプ

最もシンプルなタイプです。箱形で、左右や上部が開いており、固まるタイプの猫砂を入れるだけでOK。比較的他のタイプに比べると安価で、コンパクトなサイズのものも多数あります。

シンプルなつくりものが多いため、丸洗いもしやすいです。猫の多くが好むとされる小さな粒の猫砂を使うことができますが、砂をかいた時やトイレから出る時に砂が飛び散ってしまうことも多いです。特に、砂を念入りにかいてしまう猫の場合、大量の砂がトイレの外に出てしまうこともあります。

ハーフカバータイプ

ハーフドームと表現されることもあります。ノーマルタイプのトイレの一部に壁がついているタイプで、砂の飛び散りを防止してくれます。四角だけでなく丸形のものも多くあります。カバーが外せるものなら掃除も簡単です。

ノーマルタイプと同様に、固まるタイプの猫砂を使用します。飛び散り防止の壁がついているとはいえ、猫が砂を掘る向きによってはトイレ外に砂が飛び散ってしまうこともしばしばあります。

屋根付きタイプ

ドーム型タイプとも呼ばれます。トイレをすっぽりと覆うように屋根がついているため、猫は小さな出入り口からしかトイレに入ることができません。トイレに入ってしまえば人目も気にならず安心して排泄できるというメリットがあります。

砂の飛び散りに関しても、ノーマルタイプやハーフカバータイプに比べると格段に少なくなり、部屋に臭いが広がりにくくなります。しかし、排泄したかどうかの確認がしにくく、掃除もやや手間がかかります。

バケツ型タイプ

近年、愛用者が増えているとされるトイレです。バケツのような形に平らな屋根がついており、猫は屋根に飛び乗って上部の穴から出入りします。従来、猫のトイレは横から出入りするものが主流でしたが、その価値観を変えたと言っても過言ではありません。

屋根付きタイプと同様に、周囲や上部は覆われ人目を避けることができるため、安心して排泄できます。猫砂の飛び散りはかなり軽減でき、周囲の掃除の手間はほとんどかかりません。一見、猫のトイレに見えないため、インテリアの雰囲気を損ねにくい点もメリットです。

しかし、一度屋根に飛び乗るか、上部の穴を目掛けてダイブする必要があるため、猫によっては使用を躊躇することもあります。子猫や高齢猫、病気の治療中など体力のない猫には使いにくいかもしれません。

システムトイレ

おしっこはシートが吸収できるよう、下段にトレーが設置されているタイプです。すのこの上に固まらないタイプの猫砂を敷き、おしっこはトレーのシートが吸収します。これまでのタイプはおしっこを猫砂が吸収するため、こまめに取り除く必要がありました。しかし、システムトイレは何度か吸収可能なシートを使用すると掃除の手間が減ります。

毎日の掃除は便を取り除くだけ、あとはシートを何日かに1回取り替えるといったように、忙しい人でも負担にならない程度で済みます。しかし、おしっこの回数や量を把握しにくく、トイレ本体の丸洗いもやや手間がかかります。

その他には、排せつ物を自動で集めてくれる全自動タイプや、持ち運び可能なポータブルタイプもあります。

人気の高い猫用トイレ【コンパクトタイプ】4選

それでは、多くの飼い主さんに選ばれている人気の高い猫用トイレをご紹介します。ここでは、コンパクトタイプのみ4つ厳選しますので、トイレの設置スペースの確保が心配な飼い主さんはぜひ参考にしてくださいね。

リッチェル コロル ネコトイレ F40

ノーマルタイプのコンパクトな猫用トイレですが、やや深みのあるタイプです。砂を目印に沿って入れると、深みのおかげでおしっこが底まで届かないうちに固まり、掃除ががしやすいのがポイントです。とてもシンプルな形なので、水洗いも簡単です。ケージにすっぽりと入るコンパクトなサイズのトイレを探している人におすすめです。


リッチェル コロル ネコトイレ F40

リッチェル ラプレ 壁高ネコトイレ

バケツ型の屋根がないタイプのトイレです。猫の頭の上までガードする高い壁で周囲を取り囲んであるため、安心してトイレできます。屋根から入るタイプではないため、足腰の力が弱くても大丈夫。入り口の部分には砂落としのステップがあり、足にはさまった猫砂もここで落としてくれます。


リッチェル ラプレ 壁高ネコトイレ

アイリスオーヤマ 脱臭ワイドネコトイレ

屋根付きタイプのコンパクトなトイレです。ケージの中でも使いやすいサイズ感。すっぽり全方向ガードされており、猫砂の飛び散りが激しい場合にもおすすめです。臭いが部屋に広がりにくいですが、トイレの中に臭いがこもらないよう、専用脱臭剤の使用をおすすめします。脱臭剤は、カバー上部に入れるスペースが設けられています。


アイリスオーヤマ 脱臭ワイドネコトイレ

ラクラク猫トイレ

深みのあるノーマルタイプの猫トイレです。2重構造となっており、簡単に取り外して洗うことができます。横40.3cm、縦30cmと、一般的なトイレに比べるとややコンパクト。猫用トイレが大きすぎて困っていた飼い主さんが、買い替えのために選んでいるケースも多いようです。


ラクラク猫トイレ

猫用トイレは使いやすさと手入れのしやすさの両方から選ぼう

出典:https://www.shutterstock.com

今回は、猫用トイレの種類やコンパクトサイズのトイレについてご紹介しました。コンパクトサイズの猫用トイレは多数ありますが、猫の体に合っているかどうかも大事です。あまりに窮屈だと猫にとっては使いにくいかもしれません。特に、屋根付きタイプやバケツタイプなど、周囲がガードされているものについては、大きさも慎重に検討しましょう。

シンプルなものほどコンパクトなトイレが多い傾向にありますが、猫にとって安心して排泄できるかどうかといった視点や、飼い主さんが掃除しやすいかどうかも含めて検討されることをおすすめします。


参考サイト

charm楽天市場店(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/246555/

爽快ドラッグ(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/soukai/4945680566117/

キャットランド(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/312585/

わんわんぱーく 楽天市場店(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/petwith/bonbi_kiton-toilet/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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