ひのきの猫砂ってどうなの?メリットとデメリット

猫砂には様々な種類があります。今回は、ひのきの猫砂の特徴やその他の猫砂との違い、メリットとデメリットについてご紹介します。

2020年10月21日作成

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猫砂の種類と特徴

まずは、猫砂にどのような素材が使われていて、どのような種類があるのか見てみましょう。猫砂の素材は、鉱物系、紙系、おから、シリカゲル、木材の5つが主流です。

鉱物系
猫の多くが好みやすいと言われています。砂のような細かさで、重みもあります。おしっこを吸収するとよく固まり、汚れた部分だけを掃除しやすい反面、飛び散りやすいというデメリットがあります。

紙系
鉱物系に比べるとやや固まりにくさはあるものの、使い勝手は良いです。軽く、水に流せるものが多いため、家庭のトイレに流せば処理は簡単。おしっこを吸収すると色が変わるものもあり、ひと目で排泄したかどうかの判断ができます。

おから
おしっこを吸収すると、ガッチリと固くなり扱いやすいです。しかし、匂いが独特で、猫によって好き嫌いが分かれやすいとも言われています。

シリカゲル
吸収性にすぐれ、臭いが広がりにくい点が特徴ですが、ほとんどは固まらないタイプとなっています。ペットシートと併用するタイプが主流で、掃除の手間はあまりかかりません。自治体によっては、燃えるゴミとして処分できない場合もあります。

木材
主に、ひのきやパインウッド(松)といった木材が使用されています。様々なタイプがあり、処分の仕方によって選びやすいため、扱いも比較的楽です。

ひのきの猫砂の特徴とは?

ひのきの猫砂は、木材を使った猫砂に分類されます。その名のとおり、ひのきを原料としていますが、多くは廃材等のリサイクルで加工されており、エコな猫砂とも言えます。粒は大きめで、木材ならではの豊かな香りも感じます。植物性100パーセントであれば、そのまま土に還したり肥料にすることも可能です。

ひのきの猫砂を選ぶメリット・デメリット

出典:https://www.shutterstock.com

それでは、ひのきの猫砂のメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

・様々なタイプがある
固まるタイプ、固まらないタイプの両方がありますが、粒は基本的に大きめなのでトイレ外への飛び散りは少ないです。燃えるゴミとして捨てられるタイプや、トイレに流せるタイプなど、処分の仕方で選ぶことも可能です。

・自然由来の素材
多くは廃材が利用されており、環境にも優しく安全性は高めです。木の匂いがそのまま感じられ、消臭にも優れています。

・軽い
持ち運びが楽なので、購入時のストレスもさほどありません。気軽に砂の取り替えができます。

デメリット

・価格がやや高め
鉱物系や紙系に比べると、やや価格が高めになることもあります。

・排泄したかどうかが分かりにくい
砂の色は茶色なので、おしっこの色を確認することが難しい場合があります。健康管理のためにおしっこの色を見たい時には不向きかもしれません。

猫砂を選ぶ際に気を付けたいポイント

出典:https://www.shutterstock.com

猫砂は、猫が気に入って使ってくれるもの、かつ、飼い主さんが扱いやすいものが理想的ですね。特に、猫が気に入るかどうかは重要です。

まずは猫が気に入るものを選ぶ

経験のある飼い主さんも多いかもしれませんが、猫砂の素材によって好みがハッキリ別れる猫もいます。猫砂を変えた途端、トイレの中で排泄できず家の中のあちこちに…なんて経験、ありませんか?慣れれば問題なく行える場合もあれば、いつまで経っても慣れない子もいます。

猫砂の素材や粒の大きさ、掘りやすさ、においなど、猫の好みを左右する要素は様々。もし、トイレには入るものの、そこでは排泄できないといった問題があれば、砂を変えてみるのもおすすめです。

消臭性の高いものを

猫のトイレの臭いは、できるだけ残さない方がストレスが少なくなります。特に、臭いに敏感な猫の場合、トイレが臭いとストレスも大きくなりますので、消臭性に優れた素材がおすすめです。

飼い主さんが掃除しやすいもの・扱いやすいもの

猫のトイレは常に清潔にしておかないと、そこで排泄することを嫌がるようになったり、ストレスになったりします。また、臭いが部屋中に充満し、飼い主さんにとっても心地よい空間とは言いがたいですよね。できるだけ、お掃除の手間がかからないに越したことはありません。

猫砂の処理が簡単に行えるかどうか、交換の頻度はどうか、床に散らばりにくいかどうかなど、自分が使いやすいかどうかも考えて選びましょう。

システムトイレは「固まらないタイプ」を

システムトイレを使う場合は、猫砂の下にシートを敷き、おしっこはシートが吸収することとなります。そのため、猫砂は固まらないタイプを選ばなければなりません。システムトイレの純正品としての猫砂は、木材タイプや鉱物系、シリカゲルがよく選ばれます。

ひのきの猫砂おすすめ4選

人気の高い、ひのきの猫砂を4つご紹介します。

快適ペットライフ ひのきの猫砂

国産ひのきをリサイクルして作った環境に優しい猫砂です。トイレに流すことも、燃えるゴミとして処分することも可能。粒が素早くおしっこを吸収するため、脱臭率も高いです。粒は大きめで、粉がたちにくいタイプです。


快適ペットライフ ひのきの猫砂

木の香マイルド16L 10kg

おしっこを吸収すると、ポロポロと崩れて粉状に戻ります。可燃ゴミとして処分するか、庭に埋めて土に戻すことも可能です。天然木100%なので安心して使えます。


木の香マイルド16L 10kg

キャットランド 国産ひのきの猫砂7L

リサイクル原料の国産ひのきの木粉などを使って作られています。固まるタイプで、トイレと燃えるゴミの両方で処分可能。おしっこをした直後でもすぐに固まり便利です。


キャットランド 国産ひのきの猫砂7L

香るヒノキの猫砂

吸収力抜群で素早く固まってくれる猫砂です。トイレと燃えるゴミの両方で処分可能。軽くて持ち運びやすく、取り替えのストレスも軽減されます。


香るヒノキの猫砂

ひのきの猫砂はナチュラルで使いやすく環境にも優しい

今回は、ひのきの猫砂の特徴を他のものと比較しながら、選ぶ際のポイントもご紹介しました。猫の好みにもよりますが、ヒノキを使った猫砂は木材の再生品として環境にもやさしく、また土に還せるものもあります。

比較的扱いやすいものが多いため、猫砂を変えてみようと考えている方は試してみてはいかがでしょうか。なお、初めて試す場合は、大容量タイプを購入するのではなく、一袋から気軽に試せるものを選ぶと良いでしょう。

参考サイト

快適ペットライフ(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/1886624/

ビッグフィールド(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/bigfield/916275/

キャットランド(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/1533456/

トムキャット楽天市場店(参照日2020-8-25)
https://item.rakuten.co.jp/tomcat/kc650021/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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