室内犬が臭い!原因や対策方法を解説

室内で飼っている犬が「臭い」と感じたことはありませんか?室内犬の臭いの原因は様々なところにあるのです。ここでは、室内犬の臭いの原因や対策方法などについて解説をしていきます。 2020年09月19日作成

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犬は臭い?

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それぞれの自宅にて飼っている犬によって、犬の臭さが違ってきます。
無臭の犬もいれば、体臭が臭かったり、口が臭かったり、そのほか様々な場所が臭かったりもします。
それは、それぞれの犬の飼い主が犬に合ったケアが行えていないことがほとんどで、犬種の問題ではありません。

室内犬が臭い原因

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口臭

愛犬の歯についている食べカスをそのままにしておいてしまうと、歯垢や歯石が付着してしまいそれが口臭の原因となってしまうのです。
酷い場合には、歯周病などにかかってしまう恐れもあります。

また、口腔内だけにとどまらず、犬自身の唾液や食べこぼしなどによって汚れがちな口まわりの毛も臭いと感じることがあります。
口周りの毛には細菌が増殖しやすくなっており、臭いの原因となりやすいことから、清潔に保つことが必要なのです。

皮脂の臭い

被毛についている皮脂や汚れなどが、臭いの原因になってしまっています。
愛犬がいつもいる場所や体をこすっている場所などには、抜け毛や肉球から出た皮脂と一緒に、臭いも付着しやすくなっているのです。

便臭

排泄物に含まれている硫黄化合物やアンモニアが、臭いの原因となっています。
もちろん、一般的に排泄物は臭うものなのですが、犬が普段から食べているフードやおやつの成分によっては、犬の腸内細菌のバランスが崩れてさらに臭いが強まってしまうこともあるので注意が必要なのです。

耳の臭い

耳は湿度が高くてカビや雑菌なども繁殖しやすくなっていることから、臭いの原因になってしまうのです。
耳には様々な病気が発症しやすく、外耳炎など耳の病気、そして怪我が膿んで臭いが強くなってしまうということも多い傾向にあるのです。

犬によっては耳が垂れている場合もあります。
垂れ耳の犬種の場合には耳の中が蒸れてしまい、強い臭いを放つこともあるので、より注意が必要です。

犬の臭い対策

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口臭対策

歯垢が臭いの原因であるのであれば、歯ブラシで簡単に落とすことができます。
しかし、歯垢が歯石になってしまっていると、歯ブラシでは簡単に落とせません。

歯垢から歯石に変わるまではだいたい2~5日ぐらいだと言われています。
食後は早めの歯磨きを習慣化して、できるだけ歯石を作らないようにすることが大切です。

皮脂の臭いについての対策

皮脂の臭いについては、日頃から綺麗にシャンプーをすることによって軽減することができます。
しかし洗いすぎは注意が必要です。
洗いすぎてしまうと皮膚のバリア機能も洗い落としてしまうことになるので、そうなると反対に臭いが強まる可能性があるのです。
このことから、刺激の強いシャンプーの使用は避けたほうが良いでしょう。

ブラッシングは、毎日欠かさずやっても問題ありません。
ブラッシングをすることによって、無駄な毛ややほこりなどの汚れを取り除くことができるので、清潔な状態を保つことができるのです。
また、ブラッシングをする時にはブラッシングスプレーなども効果的なのでおすすめです。

便臭の対策

便臭の対策をするのであれば、餌の変更が効果的と言えます。
とうもろこしや小麦、穀物のものを使用していたり、人工添加物不使用のものが良いでしょう。
また、消化が良いと言われているグレインフリーやグルテンフリーのものを使用している餌もおすすめです。

耳の臭いの対策

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耳の臭いについては耳掃除が有効です。
犬の耳の中はL字型になっています。
このことから、私たち人間と比べても非常に耳垢などといった汚れが溜まりやすい構造になっているのです。

こまめに耳掃除をする必要があるのですが、耳の中はとてもデリケートな部分とっています。
耳の中をケアするときは慎重に行うことを心がけてください。
犬は不意に動いたりして危険ですので特に注意が必要です。

部屋に臭いが染み付いている時

犬の臭いは犬自身だけにとどまらず、部屋にも付いてしまっていることも多いでしょう。
犬が長く過ごしている部屋はこまめに換気や消臭をしましょう。
飼い主が外出をする時間が長く、こまめな換気が難しい場合には、脱臭機を設置したり空気清浄機を設置したりすることによって、部屋に臭いが付くことを防ぐことができるのです。

部屋の空気中だけでなく、犬が普段使用をしている毛布やベッドなどにも臭いが付きやすくなっています。
この場合、洗濯をすることができるものは定期的に洗濯をしましょう。
しかし洗濯をする時には、香りの強い洗剤や柔軟剤は犬自身の臭いが分かりづらくなってしまい、犬に不安感を与えてしもうこともあることから注意が必要です。

犬の抜け毛も臭いの原因になります。
家具の下やちょっとした衣類や布団など、抜け毛が溜まりやすいような場所はこまめに掃除をしましょう。
犬の臭いの原因はありとあらゆる場所にあるのです。

原因に基づいた対策をしてあげよう!

室内犬が臭い原因には、口臭・皮脂の臭い・便臭・耳の臭いなど様々なものが挙げられます。
しっかりと原因を探り、その原因に基づいた対策を行うことができると、臭いをしっかりと取り除くことができます。
臭いを取り除くことによって、私たち飼い主だけでなく犬にとっても清々しい毎日を送ることができるのです。

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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