うちの愛猫に合った爪とぎはどれ?おすすめの猫用爪とぎをご紹介!

猫と一緒に生活するなら、爪とぎは欠かせませんよね。何を選んだら良いのか分からない……という飼い主さんに役立つ情報をご紹介します。 2020年06月14日作成

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猫が爪とぎをする理由

出典:https://www.shutterstock.com

猫は、生後2か月くらいから爪とぎが必要になるといいます。その姿はとても可愛らしいものですが、その一方で柱や壁、ふすまなど、あちこちでバリバリとされるのは困ってしまいますよね。

かといって、猫の爪とぎは無理に止めることはできません。自然に習性として備わっているため、無理に止めてしまうとストレスになってしまいます。

爪の手入れをするため

家の中で生活している猫は、狩りに出る必要もなければさほど危険な思いをすることもありません。しかし、もともとは狩りをして獲物を捕まえてきた動物です。他の動物から身を守るためにも、鋭い爪は武器として大切なものです。爪とぎをすることで、剥がれかけてきた古い爪をはがし、良い状態を保っています。

家の中にいると、カーペットや座布団などに爪がひっかかってしまうことがあります。こうした場所で安全に動けるように、爪が伸びすぎないよう手入れの意味もあると言われています。

自分の縄張りを主張するため

爪とぎには、マーキングをして自分の縄張りであることを主張する意味もあるようです。猫の肉球には強い臭いを出す部分があり、その臭いを擦り付けて縄張りを主張するのです。また、マーキングでつけた傷の高さにより、自分の大きさをアピールする目的もあると言われています。

気分転換やストレス解消のため

日常生活で何らかのストレスを感じた時、爪とぎで心を落ち着かせたり気分転換をするとも考えられています。そのため、爪とぎが行える場所はできるだけ猫が安心できるような場所や空間にしておくと良いですね。

飼い主の関心をひくため

飼い主さんにかまってほしい時、アピールするように爪とぎをすることもあります。「そういえば…」と心当たりのある方も多いかもしれませんね。

爪とぎには様々なタイプがある!

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以上のような理由から、猫の爪とぎをやめさせることは難しいです。無理に止めてしまうと、ストレスが溜まり良くありませんね。あちこちで爪とぎをすることに困っているのであれば、猫が心地よいと感じる爪とぎを用意して、できるだけ他の場所で爪をとがないようにすることが大事です。

爪とぎの種類はいくつかあります。どのようなタイプがあるのか、見てみましょう。

段ボールでできた爪とぎ

とても広く知られているのが、段ボールでできた爪とぎではないでしょうか。ホームセンターやペットショップ、ディスカウントストアなど、色んなところで販売されています。比較的リーズナブルなので、多くの方が入手しやすいのも特徴ではないでしょうか。段ボールでできた爪とぎを心地よいと感じる猫は多いです。ただ、爪をとぐ度に段ボールのクズが落ちてしまい、床を掃除する頻度が高くなるでしょう。爪とぎ自体もボロボロになっていくので、こまめに買い替える必要もあります。

木材でできた爪とぎ

木製のドアや家具で爪とぎをしてしまう猫には、木製の爪とぎもおすすめです。ただ、他の家具との見分けがつきにくく、爪とぎとして認識できない可能性もあります。段ボールでできた爪とぎに比べると、少し割高で販売されていることが多いです。

麻でできた爪とぎ

段ボールタイプの爪とぎに次いでポピュラーなタイプではないでしょうか。丈夫で爪をといでもゴミが出にくく長持ちするという特徴があります。しかし、麻の独特の香りを好むかどうかは個体差があるため、猫によっては嫌がって近づこうとしない可能性も考えられます。

爪とぎの形も色々!

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そして、爪とぎの形にもバリエーションがあります。素材で選ぶ以外にも、どのような形で設置するのかで選ぶポイントになるでしょう。

置き型タイプ

床に置いて使うものの場合、置場所を選ばず気軽に設置できるというメリットがあります。特にカーペットなど床に敷いてあるもので爪とぎをしてしまう猫には使いやすいかもしれません。ただ、体格の大きな猫や活発な猫が使用する場合、ひっくり返ったり動いてしまったりする可能性もあります。ある程度重みがあり、安定して置けるものを選ぶと良いでしょう。

壁掛けタイプ

家具や柱、壁などで爪とぎをしてしまう猫におすすめです。剥がれてしまったり倒れてしまわないようにしっかり固定できるものも選びましょう。テーブルや椅子に巻き付けて使用できるものもあります。

ポールタイプ

筒状の爪とぎです。壁掛けと同様に立った状態で爪をとぐ癖がある猫におすすめです。マットと一体型になったものなら、置場所を選ばず好きなところに設置できます。キャットタワーの一部に備わっているものもありますね。

ソファ型

猫が爪とぎをした後、そのまま休むこともできるタイプです。サークル型のものや、なだらかな曲線のものなどがあります。

人気が高い猫の爪とぎはこちら!

それでは、具体的にどのような爪とぎが人気なのか見ていきましょう。

極太猫爪とぎポール

床に置くポールタイプの爪とぎで、麻縄と綿縄の2種類があります。麻縄の臭いを好むかどうか心配な場合には、綿縄のものがおすすめ。直径約20cmの極太ポールなので、がっちりしていて使い応え満点。てっぺんに登ることもでき、遊びにも役立ちます。


極太猫爪とぎポール

ガリガリソファ インテリア

木目調がインテリアとして馴染みやすい、おしゃれな爪とぎです。ソファのようになっており、なだらかな曲線が猫の体にフィットしてそのままくつろぐこともできます。床で爪とぎをする癖のある猫におすすめです。


ガリガリソファ インテリア

iCat アイキャットオリジナルつめとぎ しまネコ

ムッとした猫の顔が愛らしい、デザインも楽しめる爪とぎです。段ボールでできていますが、ゴミが出にくいよう工夫されているそう。しっかりと重みがあるため安定しています。


iCat アイキャットオリジナルつめとぎ しまネコ

愛猫が喜ぶ爪とぎを選ぼう

今回は、猫の爪とぎを選ぶ際に役立つポイントをご紹介しました。どんな爪とぎを好むのかは、日頃の爪とぎの様子をヒントにして選ぶと良いでしょう。さらに、設置場所や環境によって適切なものは変わってきます。素材や形などの違いを見ながら、総合的に判断してみてはいかがでしょうか。

参考サイト
iCat(参照日:2020-5-15)
https://item.rakuten.co.jp/icat/catid011/

マックスシェアー maxshare(参照日:2020-5-15)
https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a10544/

猫用品のゴロにゃん 楽天市場店(参照日:2020-5-15)
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/40166/

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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