猫には専用の爪切りがおすすめ！使いやすい爪切り6選を紹介

猫の爪の構造は玉ねぎと同じように、外側から内側に行くほど新しい爪になっていきます。猫の爪とぎは、外側の古い爪を剥き取り、新しい爪を尖らせることが目的です。そのため、爪とぎによって爪が短くなることはありません。

室内猫の場合は爪がカーテンやカーペットに引っかかったり、飼い主さんを傷付けてしまうこともあるため、定期的に爪切りを行ってください。爪の切り方は犬よりも簡単で、カーブしているところを目印にカットするだけです。目安としては1〜2週間に1回、爪が尖っていたらカットしてあげましょう。

嫌がるときに、無理に押さえつけるの禁物です。お互いけがをする可能性が高いですし、爪切りを嫌がって触らせてくれなくなります。無理せず、猫が寝ているときやリラックスしているときに、さりげなくカットしましょう。一度に全部の爪を切ろうとせず、1回1本程度で少しずつ行うと負担が少なくなります。

猫用の爪切りは、ハサミタイプ、ギロチンタイプ、ニッパータイプの3種類があります。ハサミタイプは子猫に適していて、細くて柔らかい子猫の爪でも簡単に切ることができます。丸みのある歯の部分に爪のカーブを合わせやすく、深爪しにくいのもメリットです。反対に、シニア期に入って太く固くなった爪には対処しきれません。

ギロチンタイプの爪切りは、成猫から老猫まで使うことができます。子猫にも使用可能ですが、小さく細い爪はギロチンタイプだと見にくく、切るのが怖いと感じるかもしれません。その点がデメリットともいえますが、爪が穴に入ればカットできるため、使いやすいタイプです。

ニッパータイプのメリットは、老猫で太く固くなった爪でも簡単に切れて、巻き爪にも対応できることです。デメリットとしては、刃の部分に厚みがあるため、子猫のような細く小さい爪に対しては切りにくいです。まだ慣れていないうちは、成猫から老猫に使ってあげましょう。

猫用の爪切りには種類があり、爪の状態や年齢によって使い分けることが望ましいです。前述したハサミタイプ、ギロチンタイプ、ニッパータイプから、それぞれの状態に適したおすすめの爪切りを6つご紹介します。

種類はさまざまですが、どの猫用爪切りも使いやすさと猫への負担の軽減を重視していますので、ぜひ参考にしてみてください。

子猫から成猫向きの爪切りで、刃先は1.5mmと薄いため、細い爪でも見やすくカットできる爪切りです。ハンドルの素材は弾力のあるゴムのような素材で滑りにくく、安定した爪切りが可能です。左右どちらの手でも爪切りができ、品質・性能・機能性が追求され、人も猫もストレスなくスムーズな爪切りを実現してくれます。

刃には刃物産業で有名な岐阜県関市で製造された日本製のステンレス鋼が使用され、切れ味の良さと摩耗性の高さもポイントです。

爪先から2mmずつカット可能な、深爪防止ストッパー付きの猫用爪切りです。ストッパーはスライドで使用・不使用が選択できます。持ち手に塩化ビニル樹脂ハンドルを使用し、滑りにくく、つかみやすい作りです。

丸い刃で爪全体を包むようにカットするので爪への負担が軽減されて爪割れしにくい上に、カーブ状の刃先が爪をしっかりキャッチしてくれます。子猫から成猫に向いている爪切りです。

猫の年齢を問わず使用可能なギロチンタイプの爪切りです。老猫の固く太い爪にも強いので、使い分けを考える必要がありません。手を握るようにカットできるため、力が伝わりやすいのが特徴です。

大きめのグリップは抗菌剤の入った特殊ラバーの滑り止め付きで、手にフィットしやすい点もポイント。刃は錆びにくいステンレス製です。

人間の爪切りのような作りで、子猫のような小さい爪から老猫爪まで気にせずカットが可能。穴に入れるタイプではないので、万が一爪が丸まってしまっても爪の途中からカットできます。

付属のガラス製の爪やすりは、刃が入りにくい巻き爪を削ることもできて便利です。手を握るような形で、ギロチンタイプのようにグリップをしっかり持てます。

フルーツ柄のデザインがとてもキュートな、デザイン性の高い猫用の爪切りです。猫の爪をはさむようにカットするニッパータイプで、子猫から老猫まで幅広く使用できます。

60mm幅のグリップは、パワーがありながらもコンパクト。力が入れやすい設計や刃の部分に錆びにくいステンレスが使用されているなど、機能性も重視されています。

ハサミタイプの爪切りです。爪を捕まえやすいカーブ状の2mmの刃は、子猫から若い成猫のまだ柔らかめの猫に向いています。グリップは樹脂製で握りやすく、女性が使いやすい小さめサイズです。

刃が厚めのため、爪切りが不慣れな飼い主さんの場合は爪が少し見えにくくなる可能性もありますが、爪先を軽くカットするところから使うと扱いやすいので試してみてください。

今回は、猫の爪切りの必要性と扱う爪切りの種類についてお伝えしました。室内猫は、生活におけるトラブル回避のためにも、1〜2週間に1回のペースで爪切りをしてあげましょう。

子猫〜成猫はハサミタイプ、年齢気にせず使えるのはギロチンタイプ、巻き爪対処はニッパータイプと、タイプを使い分けることも大切です。ぜひ、猫に合った爪切りを用意してあげてください。