これはおススメ!犬のブラッシングブラシ

犬にブラッシングをしてあげようと思ったときに、どんなブラシを使うのがオススメでしょうか?今回はいくつかの種類を紹介しながら、愛犬にどのブラシが合うのかを飼い主さんのためにまとめてみました。 2020年03月24日作成

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心地よいブラッシングをするために

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毎日のお手入れに必要な犬用の「ブラシ」はどんなふうに選べば良いのでしょうか?愛犬がどんな被毛を持っているのかを犬種別にきちんと理解をすることが肝心です。抜け毛が多い犬種や、ほとんど被毛が抜けない犬種もあります。まずは正しく犬の被毛や皮膚の状態をチェックして、ブラシを使い分けることが肝心です。

〇ピンブラシ
〇ラバーブラシ
〇獣毛ブラシ
〇スリッカーブラシ

この4つが主に市販されている、ブラッシング用のブラシになります。それぞれの特徴をご紹介しますので、使い勝手や用途について今一度チェックをしたうえで正しく使い分けてください。

先端が丸くなっている「ピンブラシ」

犬用のピンブラシは先端が丸くなっているのが特徴です。あくまでも被毛の表面部分を整える役割を持っています。根元から抜け毛を拭い去るような役割ではなく、力を入れなくても被毛の表面をきれいに整えてくれるタイプのブラシです。長毛、短毛、どちらの種類の犬にも使いやすいタイプです。

あまり犬にブラッシングをしたことがない、という方には最初に使っていただきたいタイプのブラシです。ついつい、力を入れてしまいがちな犬のブラッシングですが被毛を撫でるような気持で使うと上手にできます。

ゴム製の「ラバーブラシ」

ゴム製ですので、皮膚に当たっても柔らかくて違和感がないのが特徴です。特に短毛種の犬は顔回りにシワの多いフレンチブルドック系の犬の短い被毛に対して使用すると、とても便利です。その上、使い勝手の良いタイプのブラシです。ホコリも一緒に取り去れるので、とても便利です。皮膚のマッサージ効果もありますので、慣れておくと、犬も気持ちよくマッサージを受けられるのです。

静電気が起きない「獣毛ブラシ」

その犬の被毛状態によっては、静電気が発生してしまう場合もあります。特に、毛が細いタイプの犬の場合には、静電気でなかなか被毛の状態が収まらないという場合もあるのです。こんなときには、獣毛ブラシを使ってのお手入れはいかがでしょうか?長毛種と言うタイプの犬には、おすすめです。どうしても毛足が長めの犬の被毛には静電気がつきものです。

もしも皮膚が弱いというタイプの犬には、あまり強く皮膚にこすり付けないようにして、上手に獣毛ブラシを使ってあげてください。獣毛ブラシで全身を整えるというよりも、毛並みを整えるという使い方の方が正しいようです。

無駄毛を取り去る「スリッカー」

放置をすると、ついつい毛玉ができてしまうタイプの犬には、お手入れ前にスリッカーで体の表面から使い始めるとムダ毛を上手く取り去ることができます。針金状になっている部分が皮膚に当たってしまうと傷がついてしまいますので十分に気を付けて使うようにしてください。出来るだけソフトタイプの物を選ぶと安心でしょう。

細かな部分を整える「コーム」

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主に小型犬のように、顔回りが小さい場合などには目の細かいコームが役に立ちます。耳の飾り毛部分にコームを入れると、きれいに毛並みを整えられるのです。またどの犬種でも、細かな部分にはコームをおススメします。櫛の目には幅がそれぞれに決まっています。幅が広いものは、もつれているような毛をほどく役割があります。目が細かなもので仕上げるという具合です。

犬種の被毛タイプによって使い分けるブラシ

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毎日のブラッシングは主に、体表面の広い部分から始めて細かな耳回りなどをお手入れするというのが手順です。その際に、獣毛ブラシやスリッカーで最初に被毛をブラッシングしてからコームやピンブラシで整えるという方法が一番きれいに仕上がる順番です。

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UCHINOCO編集部

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