犬は24時間お留守番させても大丈夫？気を付けることは？

仕事や用事で犬をお留守番させる機会があると思います。しかし長時間に渡ってお留守番をさせても大丈夫なものなのでしょうか。
ここでは、そんな犬のお留守番について、24時間させても良いのか、その場合の注意点などについてご紹介をしていきます。

そもそも犬の平均的なお留守番時間は、だいたい8時間前後となっています。
これは、飼い主がフルタイムで働いている場合の時間であり、これ以上お留守番をさせることは基本的にはおすすめしません。

結論的に言うと、犬の24時間のお留守番はあまりよくありません。犬が1匹で家で過ごすことで、様々な危険性が出てきます。
ただ、そのリスクを少しでも発生させないよう飼い主が気をつけていれば、長時間お留守番をさせることも可能です。

24時間のお留守番が良くないと分かっていても、急な用事で預け先もなく、仕方なくお留守番させなくてはいけない場合もあると思います。
そんな時、どのようなことに気をつければいいのかご紹介をしていきます。

1番に言えることは、とにかく水や餌を多めに準備しておくということです。
特に水は、犬だけでなく生き物にとって必要不可欠なものです。なくなってしまえば脱水症状を引き起こし、下手すれば命を落す危険性もあります。
必ず水はたっぷり準備しておくようにしてくたざい。

また餌についてですが、まとめてたくさんの餌を準備していると、食べる時間を気にせず一気に食べてしまう犬もいると思います。
そのような犬の場合には、爆食い防止の器などを利用すると良いです。

冬場でも夏場でも、どのような気温の時でも室温は適温で一定に保てるようにします。冬場にはきちんと暖房をつけて部屋を暖かくしてください。
また、この時使用する暖房機器は床に置いておくタイプよりも、エアコンなど犬が届かない暖房機器がおすすめです。

もちろん夏の場合も同じでエアコンがオススメです。冬場はエアコンの温度が19度〜22度、夏は25〜28度になるようにすると、快適な温度になります。
電気代がもったいないと思わず、必ず付けるようにしてください。

24時間お留守番をさせるとき、ゲージに24時間入れっぱなしにすることはおすすめできません。
24時間もの間、ご飯・排泄・遊びなどをゲージの中で過ごすのはほぼ不可能なことです。ストレスもかなり溜まってしまいます。

狭い場所なので大変窮屈ですし、何らかの危険が起こることもありますので、ゲージには入れておかないようにしてください。

ゲージには入れておかず、家の中で自由にさせておくということですが、その場合危ないものは置いておかないようにしてください。
また、その他にも壊されて困るようなものや、散らかされて困るようなものも置かないようにしておくことが良いです。

24時間犬のみでお留守番させることは基本的にしてはいけません。
しかし何らかの理由で24時間お留守番をさせるときには、必ず今回ご紹介をした点に注意してあげてくださいね。