犬をカットするときに大人しくさせるコツは?

被毛が伸びていき、定期的にカットが必要な犬種はトリミングサロンを利用したり、飼い主さんがハサミで毛をカットします。

カットするときに愛犬を大人しくさせるコツについて紹介します。 2020年03月04日作成

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愛犬をカットのときに大人しくさせるのは?

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カットはハサミを使用して愛犬の被毛を切ることになりますが、カットのときに愛犬が暴れて嫌がってしまうととても危険です。

間違って皮膚を切ってしまうこともあり、怪我の原因にもなります。
できれば愛犬には暴れずに大人しくしてもらいじっとしててほしいものですが、愛犬を大人しくするためにはどのような対策をすれば良いのでしょうか?

第一にカットすることは怖いことではなく、安全であると愛犬に理解してもらうことが大切です。
さらにはカットの際には長時間じっとしてなくてはならないため、忍耐力も必要です。

トリミングサロンを利用して困らないように幼少期から他人に身体をさわられることにも慣れさせておき、しつけを行うことでスムーズにカットできるようになります。
具体的に愛犬に大人しくしてもらい、カットするための方法について紹介します。

カットの際に大人しくしてもらうポイントは?

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愛犬に暴れずにカットさせてもらえるようにするポイントを紹介します。
カットやお手入れの参考にしてくださいね。

①ハサミに慣れさせておく

いきなり、ハサミで毛を切ろうとしても得体の知れないものに警戒心を抱くため、暴れる要因にもなります。
また、大切な体の一部をカットされるわけですから最初に毛を引っ張りすぎたりして痛い思いをしてしまうとカットが苦手になってしまいます。

最初は徐々に部分的にカットするようにして、ハサミは安全なものであると愛犬に理解してもらうことがポイントになります。
そのためには、ハサミの存在がトラウマにならないように飼い主さん自身もカットの練習を前もってイメージしておくと安心ですね。

②全身をさわることに慣れさせる

第一に身体にさわることを嫌がる犬に対してハサミを使いカットすることは危険になります。
ハサミを使用する以前にもブラッシングや爪切りなど愛犬の体をさわってケアする機会はたくさんあるため、身体に触ることに慣れさせておく必要があります。

そのためには、幼少期からコミュニケーションをしっかりととり飼い主さんがリーダーとして適切な信頼関係を築くことが重要です。
特に顔まわりや耳の内側やお腹などは特に犬が嫌がる部分になるため、なるべく早めに慣れさせるようにします。

また、同時に他人に対しても慣らしておき社会性を養うことが出来ればトリミングサロンも利用しやすくなります。

③マテを覚えさせる

愛犬が落ち着かずに暴れているときに一回状況をリセットするためにはマテは覚えさせたいコマンドになります。
お手入れの時にマテをかけておけば暴れずに大人しくしてくれるのでグッとカットがしやすくなります。

その他にもご飯前の時や外出時にもマテは有効ですので、しつけの基本としておさえておきたいですね。
具体的なマテのやり方ですが、アイコンタクトやリーダーウォークなどを行い飼い主さんとの信頼関係の第一歩を築いた後に、手を愛犬の顔の前に出し「マテ」と指示を出します。

最初は1秒でもまてたら「ヨシ」と解除の合図を出し褒めておやつなどのご褒美を与えます。
これを繰り返していき、徐々にマテの時間を長くします。
ポイントはマテとヨシの解除の合図は必ずセットで使用します。

④トリミング台を使用する

しつけなどでも愛犬が大人しくしてくれない!という時にはトリミング台を使用することがオススメです。
トリミング台とはカットやシャンプー後のドライヤーなどをするための専用の台です。
リードを引っ掛けておく専用のポールもあるため自宅にトリミング台があれば安心してケアができます。

トリミング台は場所を取り、お値段もそれなりに高額です。
また、全ての愛犬に有効というわけではなく転落のリスクもあり購入の際には検討してから導入しましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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