犬にとって、ふせのしつけはなぜ必要なの?

「ふせ」の姿勢を取れることは犬にとって、とても重要なことです。「おすわり」と「ふせ」がセットで覚えられることが犬にとっては必要なことなのです。今回は犬にとっての「ふせ」の必要性について考えてみました。 2020年01月25日作成

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「ふせ」をすることはなぜ必要なのか?

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犬が飼い主さんに対して「ふせる」という姿勢は犬が相当、リラックスをしていなければ、なかなかできないことです。もしも緊張感の高い状態のまま「ふせ」とコマンドを出しても、なかなかその通りにできるものでもありません。なぜそのように考えられるのでしょうか?

ふせをしているときの体の状態は後ろ足も緩んで胴体も床についています。この姿勢は、しつけの中でも、練習を積まないと、飼い主さんの指示一つで出来るようになるものでもありません。簡単なように見えても、犬側の気持ちとすれば、なかなかすぐに対応できるものでもないのです。自分の意思で次の行動を取ろうとしても、実のところ、ふせの姿勢は動きが取りづらい、服従の体勢です。飼い主さんに従うという服従訓練の最初の関門と考えてみてください。

自分を鎮める意味でも重要な姿勢

飼い主さんに、「ふせ」と言われたときには、まず気持ちを落ち着けないといけません。犬にとってみれば中腰でもなく横座りとも違う「ふせ」の姿勢は、犬自身が自分を鎮めるための姿勢でもあるのです。飼い主にとっても犬を落ち着かせるために使うコマンドです。ふせの練習は子犬の頃からコツコツと積み上げておくことに意味があります。

飼い主さんに指示をされて、すぐに、ふせの姿勢が取れてこそ本来は意味があるのです。言われた通りの姿勢で待てるように何度も練習をして、完璧にこなせるようにしておくと、いざと言う時に非常に役立ちます。

伏せのポーズは犬も楽な姿勢

https://www.shutterstock.com/ja/home

何かを待ってもらうときにも、飼い主さんが「ふせ」とコマンドを出して犬はその通りに、待てることが理想的です。必ず「ふせ」をしたときには「まて」という指示もセットにして覚えさせてください。そうすることで犬は一対の指示だということを覚えてくれます。最初はなかなか、言われている意味が伝わらない場合もあります。そこは、根気よく続けてください。慣れてくると、ふせのポーズは犬にとっては苦痛な姿勢でもなく、かえって楽な姿勢であることに気が付きます。

完璧に指示に従うようになるまでは何度も、ふせ、まて、という言葉を犬に対して繰り返し伝えながら、それに対しての行動を教えてください。最初はおやつを使って覚えさせたとしても最終目標としては、何もご褒美がなくてもその行動が出来るようになることが理想です。

利発な犬は「ふせ」の後に何かが起こると気付いている

飼い主さんが犬に「まて」を教える場合には、食事の前だったり、何かを準備しているときが多いのです。もしくは飼い主さんが多忙で、すぐに対応できないとき、犬に何かを待たせるために使うコマンドなのです。そこで、犬は徐々に、今ここで「ふせ」をしていることで、次に何か良いことが起きるかもしれないという学習をするようになります。

おやつや食事、散歩や遊びがその一連の流れで結びついていると、案外と簡単に「ふせ」を覚えてくれるようになります。飼い主さんも、犬の気持ちを汲んで、できるだけ「ふせ」で待たせた後には良いことが起きるように仕向けてください。

「ふせ」の教え方

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まずは犬が好んで食べるおやつを鼻先に持っていきます。そこから一旦、お座りの姿勢を取らせてさらに、おやつを下に移動させます。そして「ふせ」というコマンドとともに犬が床に沈み込むように指示をします。軽くお尻に触れてお尻を落とすとように誘導をすると良いでしょう。一度で、できなくても「ふせ」のポーズが取れた時点で、たくさん褒めてあげてください。

そしてご褒美を少し与えるようにして、また繰り返し同じよう指示を出してみると効果的でしょう。いずれは、お座りを経由しなくても「ふせ」と言われてすぐに伏せる姿勢ができることはかなり望ましいことなのです。

「ふせ」が上手に出来ないときにはどうすれば良いのか?

あまり頻繁に、同じトレーニングばかりをすると、中には「ふせ」をしたがらない犬も出てきてしまいます。2,3秒でも、ふせができたときには大げさに褒めてあげてください。あまり「ふせ」にばかり集中しないようにすることも肝心です。時には他のコマンドも織り交ぜて練習をすると、犬としても、また新鮮な気持ちで、ふせができるようなるかもしれません。何事も根気よくトレーニングができることが望ましいことなのです。

著者情報

UCHINOCO編集部

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