あれ?何かおかしい??犬がスキップをするのは何のサイン?

いつもはきちんと歩ける犬が、突然スキップをしているような歩き方をしているときには、要注意です。まずはすぐに獣医さんに相談をして、スキップをする原因をの突き止めておいてください。一時的なものであっても犬がスキップ歩きをするときには、何か異常が起きている時なのです。 2019年12月26日作成

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犬がスキップをするのはどうして??

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普段はきちんと歩けているのになぜか、ある日突然、スキップをするような歩き方をしていた時!どうしますか??犬は楽しくてスキップをすることは、絶対にありません。スキップをしているという時には、足の異常を疑ってください。ずっとスキップをするような歩き方をしているときには、足や膝に病気やケガが隠れている場合がほとんどです。

〇膝蓋骨脱臼
〇捻挫
〇骨折
などの状態をきちんと獣医さんに診断してもらう必要があります。また外科的な病気以外では、神経の病気なども疑われます。おかしい、と思ったときには動画に収めて獣医さんに見てもらうと診察の時に正確な判断がしやすくなります。

病院に連れて行く目安は?

スキップをしているということは、歩行に何らかの異常が出ていることになります。やはり、きちんと画像診断をして足や膝の様子を確かめるようにしてください。それから必要に応じて痛み止めなどを処方してもらう方が安全でしょう。いつまでも様子を見守るという飼い主さんもいますが、特に足の異常などは自然放置で改善することはほぼありません。そこをきちんと鑑みて対策を考えてください。

病院に行く目安としてはスキップを発見した時点で、一度動物病院に相談して獣医さんに様子を伝えて後は指示に従うようにしてください。

足をスキップするときの病気について

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膝蓋骨脱臼という病気は、足をスキップさせることで発覚します。小型犬に多い状態で、スキップをするような歩き方はほぼ、膝蓋骨脱臼です。

〇軽度な場合・・スキップをしながら歩いている様子が見られる
〇重度の場合・・完全に足をかばうように上げた状態で歩くようになる

いずれの場合にも病院で膝蓋骨脱臼のグレード(進行具合)を確認して適切な処置を受けるようにしましょう。軽度の場合でもスキップをする時点で痛み止めを飲むなどして安静を保つ必要があります。スキップをすること自体が足の不具合を示しているサインですので、飼い主さんとしてはこれ以上、悪化させないような努力が必要になります。

病気ではないけれどもスキップをしているときには・・・

スキップをしているような歩き方をする=膝蓋骨脱臼という場合ばかりではありません。中には足を、どこかで捻挫してそのままにしていた状態だと足をかばような形になります。これは、スキップのような歩き方になるのです。また、足を以前傷めていたかったという記憶から癖の様になっているときもあるのです。膝蓋骨脱臼というよりも、関節の痛みが出ている場合も考えられます。

まずは痛みの有無や、膝関節や足の関節の具合を獣医さんに診察をしてもらうことっが先決です。スキップが長く続いている場合には特にそうです。

スキップをするような場合には肉球もチェックする

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犬がスキップをするような歩き方をすると骨や関節の不具合の方に気持ちが向くのは飼い主さん心情ですが、肉球の方は大丈夫でしょうか?何か傷ができていたり、尖ったものが刺さっているような場合には、肉球を保護しないといけません。それらを総合的に考えても、足全体のチェックは獣医さんにお願いする方が安全です。犬が足の不具合を訴えてスキップをしているような場合には、絶対に放置しないようにしてください。病気と怪我は一刻を争うことも多いので、あまり悠長に考えないで犬がスキップをしている時点で、相談に行くことをおすすめします。

全身状態の悪化というよりも、足をスキップさせること自体が病気やケガの前兆である場合がほとんどですので、しっかりと現状を獣医さんに伝えて早期解決が出来るように、努力してください。

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UCHINOCO編集部

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