気を付けて!犬のブラッシングはやり過ぎると弊害があります!

愛犬の被毛をきれいにしたいと、意気込んでしまうことでついついブラッシングを過剰にしてしまうことがありませんか?ブラッシングをやり過ぎると皮膚に負担が掛かります。今回は適度なブラッシングなどについての情報をまとめてみました。 2019年12月21日作成

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犬にとってのブラッシング効果とは?

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犬種によって、被毛の状態というのは様々です。それでも飼い主さんがブラッシングをしてきれいにしてあげたいと思う気持ちは同じです。どんな犬種にもブラッシングが必要なお手入れの一つです。ブラッシングは外見を整えるだけではなく、体調を感知するためにもとても重要なお手入れです。ブラッシングをする前に全身を触って異常がないかを確かめる必要があるのです。

飼い主さんと犬との関係性がきちんと構築されていれば、犬は自分の体を飼い主さんに預けます。信頼関係が大事になってくるお手入れであることは間違いありません。毛の長さや体の大きさによては週に何回程度が妥当か?ということも、決まってきますが基本的には週に2,3回は必ずブラッシングをしてあげることが大前提です。長毛種の場合には、毎日のブラッシングがそのまま健康管理にも直結します。

ブラッシングをしないとどうなる?

ブラッシングを怠ると毛並みが荒れてしまう可能性もあります。やはりどんな犬種でも毛艶が良いのは、嬉しいことです。毛玉が慢性的にできている被毛は衛生的にも問題があります。そうならないためにも、ブラッシングの習慣はかなり重要と言えます。そして万が一、ノミダニが体の付着していたとしたら、ブラッシングで発見することもあるのです。

病気やケガの発見にもつながるという意味でも、ブラッシングをしない状態が続くのはよろしくない状態です。とにかく最低限でも週に何度かは愛犬の被毛にブラシを通すという時間を飼い主さんの方が設ける必要があるのです。頻度と1回の時間については、あまりやりすぎになるのも問題ですので、程度に留めるようにしておいてください。

ブラッシングをやり過ぎると起きてしまう症状とは?

例えば、きれいにしてあげようと頑張りすぎて愛犬の被毛を引っ張り過ぎてしまう場合があります。その状態でブラッシングをしても何の効果も得られません。ブラシを通すのは毛先から丁寧にという順序があります。もつれた部分があればそこを先にきれいにブラッシングすることが肝心です。

ブラッシングのやりすぎは被毛を傷つけてしまうことになります。ついつい換毛期には、少しでも被毛を取り除こうと頑張りすぎてしまうのです。そのことによって、引っ張られてしまう毛が出てしまい、皮膚を傷めてしまうことになります。

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ブラッシングのやりすぎで地肌が・・

延々と被毛が抜けるので、長い時間をかけてブラッシングをし過ぎると地肌が見えてしまうほどに毛が抜けてしまう時があるのです。ある程度、間隔を開けてブラッシングをする癖をつけないと、いきなり大量に被毛が抜けてしまい取り返しのつかないことにもなります。十分に気を付けてとりかかってください。

覚えておきたいのは、ブラッシングで抜けやすいタイプの犬はやればやるだけ毛が抜けます。これをほどほどにしておかないと、地肌まで見えてしまい皮膚を傷つけることにもなりますので要注意です。見た眼にも強く影響してしまいますのである程度時間を区切って、ブラッシングをするようにしてください。

抜け毛対策のグッズも正しく使う

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抜け毛対応のブラシ類を使うと際限なく毛が抜けます。知らない間に皮膚には負荷がかかっていることを知っておいてください。犬は相当我慢強いので痛みを少し感じるくらいならば、黙っているものです。そこに甘んじないように、犬の様子を見守りながらあくまでも適度に使い分けるようにしてください。それが肝心なことなのです。

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UCHINOCO編集部

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