最近急に増えた!犬の抜け毛が多い原因とはなに?

最近急に愛犬の抜け毛が増えて心配・・という飼い主さんも多いようです。換毛期の場合に仕方のない時期だと考えるほかありません。換毛期以外の時に抜け毛が増えるとさすがに心配になります。今回は犬の抜け毛が多い原因を探ってみました。 2019年12月19日作成

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換毛期でもないのに犬の抜け毛が増えている原因とは?

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犬の抜け毛をそのまま放置してしまうと、いつの間にか全身が脱毛していた!ということも稀に起きます。この抜け毛が多くの原因としては次のようなことが考えられます。

〇寄生虫が侵入することで抜け毛が起きる
〇栄養不足から起きる抜け毛

いずれの場合にも適切な食事で対応することで、随分と改善がみられるものです。但し、食事を変えても抜け毛や脱毛の症状が一向に改善されないという場合には、ホルモン関連の病気を引き起こしていることも視野に入れて検査をする必要性があります。まずはあまりも、抜け毛が多いという場合には獣医さんに相談をして早期にその原因を見つける必要があります。

季節性の抜け毛と区別して考える

季節によって毛が生え変わる時期にはどの犬種でも抜け毛が多くなります。こまめにブラッシングをしても、どんどん抜け毛は増えますがある時期を境に、抜け毛の時期は落ち着いていくものです。このあたりを見極めてそれでも抜け毛から脱毛に移行しているような場合には病的なことが原因になっていることを視野に入れて考えてください。

換毛期の場合には1年に2回程度の抜け毛が特徴です。概ね春先と秋ごろに換毛期を迎える犬がほとんどです。最近はどの家庭でも空調が年中整っているので、換毛期がない犬もいるほどです。単に、ブラッシング不足という場合もありますので、ケアは万全に行うようにしてください。

病的な原因で始まる抜け毛について

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犬の抜け毛が急激に多くなったときには動物病院で皮膚の検査や血液検査を行います。まずは皮膚の検査で皮膚の状態を確かめておくことも必要です。

・マラセチア
・寄生虫
などに感染していないかどうか?を確かめる必要もあります。もしも、病原菌が特定できた場合には、投薬治療で治療を開始することが賢明です。それと同時にアレルギー検査を受けておくことも考えておいてください。特定の食材などにアレルギーを起こしている可能性も否めません。いずれの場合にも検査を受けて抜け毛を起す原因を特定することが肝心なのです。

犬の脱毛症について

犬の犬種や遺伝性の疾患が脱毛を引き起こすことはよくあることです。例えば次のような病名で脱毛が認められることもあります。

・淡色皮毛脱毛症
・黒色皮脱毛症

これらは遺伝が引き起こす脱毛ですので、根治出来るものではありません。犬の体の色がブルーやグレーの場合によく起きる問題です。また遺伝疾患によって体の中の黒色の被毛が正常に発達しない場合にも脱毛が起きやすくなります。

甲状腺機能低下症の脱毛について

甲状腺ホルモンの分泌が普通よりも減少しいてしまうことで体の左右対称に脱毛あG見られるようになります。甲状腺の病気の場合には、なんとなく犬の元気が減少します。そして活発に動くことをしなくなることで、飼い主さんは気づきます。顔つきがいつもとは違う、脱毛が増えてきた、ということがきっかけになって病気が発覚することが多いのも特徴です。

犬にとって、内分泌性の脱毛は多くなってきています。甲状腺機能低下症以外にも副腎皮質異能亢進症などの場合もあります。いずれの場合にもホルモン異常が原因となります。

犬の脱毛に対して飼い主が気を付けること

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病的なものが原因の場合は治療を優先してください。また被毛の健康を維持するという意味でも、良質な動物性たんぱく質を多く摂取するという方法もあります。また必須脂肪酸が多く含まれているドッグフードに変更するなど、出来る範囲で食生活を改善してあげてください。

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UCHINOCO編集部

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