冬の犬の留守番|注意すべき点と防寒対策について解説

寒い冬になりました。暖房が必要な季節になりました。お出かけする時の犬の留守番は大丈夫ですか?暖房はどうしていますか?この記事で犬の冬の留守番について解説します。 2019年12月05日作成

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いよいよ本格的な冬に突入しました。家の中の暖房も大活躍ですね。でもどんなに寒くても家を空けなければいけない時がありますね。そんな時にはどうしていいか悩んでいませんか?愛犬の冬のお留守番、暖房をつけて行っても大丈夫?少しくらいなら何もしなくてもいいのでは?そのようなお悩みをお持ちの方はたくさんいるのではないでしょうか。そこでお出かけで家を空ける時には愛犬の防寒対策はどのようにすればいいか、また注意点を解説しています。

寒さに強い犬の冬の留守番

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犬によっては寒さに強く暖房を必要としない犬もいます。どんな犬種か、また寒さに強い犬の冬の留守番のさせ方を解説します。

暖房が不要な犬

寒い地域が原産国の犬が比較的寒さに強い犬種とされています。
・シベリアンハスキー
・ゴールデンレトリバー
・サモエド
などの大型犬です。これらの犬種は被毛がダブルコートになっているので寒さには強く、逆に暑さには弱いとされています。

留守番中の室内環境

毛布などを敷いて暖かい場所を作ります。その上でリラックスできるようにしてあげます。暖房を付けると暑がってしまうので、暖房は必要ありません。

寒さに弱い犬の冬の留守番

寒さに弱いのはどのような犬種でしょうか。また寒さに弱い犬種の冬の留守番はどのようにさせたらいいのでしょうか。そこで詳しく解説します。

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暖房が必要な犬

チワワやバセンジーなど暖かい地域が原産国の犬種、フレンチブルドッグやイタリアングレーハウンドなどの短毛の犬種、ヨークシャーテリアなどの超小型犬、子犬や老犬などは寒さに弱いので暖房が必要です。また持病のある犬は持病が悪化してしまう可能性があり、完全室内飼いの犬は寒さに慣れておらずストレスとなる可能性もあるので暖房が必要になります。

留守番中の室内環境

一般的に犬は寒さに強いとされているのであまり室温を高くすると暑すぎてしまいます。エアコンを使用するのをおすすめします。理想的なのは暖房モードで25℃前後にします。乾燥しすぎないように加湿器などで部屋の湿度は50%~60%にします。

留守番時の注意点

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基本はエアコンで室温調整をして暖房しますが、注意しなければいけない点があります。犬用カーペットなどコードの付いた暖房器具は使わないようにします。コードをかじるなど事故のもとになりかねません。留守にするときは必ず片付けます。

床暖房はコードがないので問題がありませんが、暑くなってしまったときのためにすのこを置いておくのもよいでしょう。すのこを置かなくても暑くなってしまったときに行くことができるところに涼しい場所を作ってあげましょう。

ファンヒーター、ハロゲンヒーターなど直接温風が出る暖房器具は留守中に使うのは危険です。あやまって倒してしまう可能性があるので使わないようにしましょう。

窓のそばなど冷気の入る場所にハウスやサークルなどを置くと冷気で冷えてしまうのでハウスやサークルは窓から離れた位置に置きます。ハウスやサークルの中には毛布などを敷いておいた方がよいでしょう。

寒さ対策で快適なお留守番に

本格的に寒い冬が来る前に、愛犬の冬のお留守番での防寒対策はしっかりしましょう。犬は本来寒さには強いと言われていますが、犬種によっては防寒対策の必要な犬種もいます。今人気の小型犬や超小型犬の多くは暖房を必要とする犬種です。また子犬や老犬、完全室内飼いの犬などは暖房を付けずに留守番させてしまうと、寒さでストレスになったり、ストレスから体調を崩してしまう危険性もあります。

大切な愛犬が留守番するときにはエアコンで室内の温度を25℃位に設定して快適な環境にしてあげましょう。

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UCHINOCO編集部

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