犬の耳掃除の頻度はどのくらい?正しい方法について解説

犬は耳掃除が必要です。しかしどのくらいの頻度で行うのがいいのでしょうか?犬の耳掃除の頻度や犬の耳掃除の正しい方法について詳しく解説します。 2019年11月23日作成

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耳掃除を嫌がる犬の飼い主さんにとって耳掃除は頭を悩ませることではないでしょうか?あまり犬が嫌がると耳掃除をするのがためらわれるし、かといって耳掃除をしないでおくのも犬にとっては良くないのではと悩んでしまいますね。確かに汚れた耳をそのまま放っておくと病気などのトラブルのもとです。そこでこの記事では犬の耳掃除はどのくらいの頻度ですればいいのか、また犬の耳掃除の正しい方法について解説します。

耳掃除の頻度はどのくらい?

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犬は耳掃除が必要でしょうか?立ち耳の犬で健康な犬場合は通常、耳掃除はそれほど必要のないことがほとんどです。しかし垂れ耳の犬の場合は耳の中が湿りやすくまた耳垢がたまり、汚れやすい状態です。そのまま放っておくとカビや細菌が繁殖して外耳炎になってしまう危険性があります。そうならないためにも定期的な耳掃除が必要となります。

耳掃除の頻度は耳の状態にもよりますが健康な場合は1ヶ月~2ヶ月に1度くらいが目安です。しかし耳の汚れがひどい場合は1週間~2週間に1度にするなどチェックをこまめにして判断して行いましょう。あまり頻繁に汚れるようであれば外耳炎の可能性があるので動物病院に受診するなどしましょう。

耳掃除の正しい方法

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犬の耳掃除は定期的にした方がいいのですが、ここで犬の耳を掃除するにはどのようにすればいいのかを紹介しています。参考にしてください

自分で行う

自分で行う場合用意するものは、犬の耳掃除用の液体の洗浄剤とコットンです。まず犬の耳をしっかりと保定します。保定できたら耳の中に洗浄液を数滴垂らし入れます。あとは耳のマッサージをしますが、耳の根元のコリっとした部分を揉むようにします。このマッサージにより耳の中に入れた洗浄液が耳の中の汚れを浮きだたせることになります。耳の中に液体が入ったことにより犬が違和感を覚え頭をブンブンと振ります。そのため浮き出た汚れが耳の外に飛び出てきます。耳についた汚れをコットンで拭き掃除は終わりです。ここで注意しなければいけないのが、耳の奥の汚れを無理やり取ろうとしてはいけません。危険ですので獣医などのプロにお願いすることをおすすめします。また綿棒は使用しない方がよいでしょう。

プロにお願いする

自分で耳掃除をするのが不安な飼い主さんは多いと思います。その場合は獣医さんにお願いしましょう。またトリミングサロンでトリミングをした場合コースの中に耳掃除が含まれている場合があります。プロのトリマーさんにお願いすると安心できるのではないでしょうか。動物病院の耳掃除の診察料やトリミングサロンの料金は内容によって違いますので確認してみてください。

愛犬の耳は定期的にチェックしましょう

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耳の汚れがひどくなってくると悪臭のもとになったり、外耳炎などの病気になったりとトラブルにつながります。愛犬の耳を守るためには日頃から耳のチェックをする必要があります。垂れ耳の犬の場合は汚れやすいので特にチェックをしましょう。また、以前に外耳炎などを患ったことのある犬は洗浄液で洗浄する頻度を増やしましょう。かかりつけの獣医の指示に従って耳掃除を行いましょう。

犬の耳掃除は慣れるまでは不安がありますが、慣れればあまり難しくはありません。犬の耳の皮膚を傷つけないようにして定期的に行うことにより、常にきれいな耳の状態を保てます。

やはり自分で行うのが不安な場合は獣医さんやトリマーさんなどのプロに任せてみるのもよいかもしれません。定期的にトリミングをしている場合はコースの中に耳掃除も入れてもらいましょう。

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UCHINOCO編集部

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