犬にイカは平気?危険なイカへの対処法を紹介

日本人には馴染みの深いイカは生食で食べることもある食材です。
特に寿司ネタとしても重宝されているイカですが、犬にとっては危険な食材になります。
イカを犬がたべてしまった時の対処法を紹介します。 2019年11月19日作成

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犬にとってイカは何故危険なの?

人には全然問題がない食材でも、犬にとっては有害な食材もあります。 

イカもその中の一つであり、犬には与えてはいけない食材になります。
では、何故イカは犬にとって危険な食材なのでしょうか?

第一にイカに含まれるチアミーゼというビタミンB1を分解してしまう酵素が犬にとっては有害になります。

犬がチアミーゼを摂取するとビタミンB1欠乏症になり、食欲不振や意識障害などを引き起こす危険があります。

また、症状が侵攻すると痙攣や心肥大などの命に関わる重篤な症状を起こしかねません。

さらにはイカは寄生虫の付きやすい食材でもあります。
アニサキスは人にも害をなすことで有名な寄生虫ですが、仮に犬がイカを食べた場合にも寄生します。

犬がアニサキスに寄生された場合にも激しい腹痛や下痢、嘔吐などの中毒症状を引き起こします。
さらには、激しい痛みから体力を消耗するためシニア犬や子犬などの抵抗力の弱い犬は特に注意が必要になります。

また、イカ自体も下痢などの原因になります。
消化するまでに時間がかかり、胃腸に大きな負担をかけることになります。

さらには生のイカには様々な細菌がついている可能性があります。
生のイカを食べることにより、食中毒をおこす危険があるため人でも生でイカを食べる場合には鮮度に気をつける必要があります。

加熱したイカは大丈夫?

犬がイカを食べることにより起こる危険な症状について紹介してきましたが、主に生のイカに対する症状になります。

それでは加熱したイカであれば与えても問題はないの?と感じる飼い主さんもいるかもしれませんが、イカを犬に与えることは全面的に避けましょう。

イカは加熱することにより、アニサキスやチアミーゼは死滅するため安全性は高くなりますが、犬の身体はイカを消化するのに適していません。

そのため、消化不良を引き起こして下痢や嘔吐、食欲不振などの症状を起こす危険があります。
症状が重篤になると、腸閉塞や胃捻転などのリスクが高まります。
胃捻転や腸閉塞は直ちに対処しなくては命に関わる重大な疾患です。


また、人用に加工されたイカは塩分が多く犬の腎臓や肝臓に負担をかけます。

添加物や防腐剤が使用されている加工品は消化不良の原因になり、体調不良を起こし可能性があります。

もし犬がイカを食べてしまったら?

人の食卓にも登ることの多いイカですが、ちょっと目を離した隙に愛犬がイカをたべてしまった!なんてこともあります。

少量であれば問題はありませんが、たべた後に下痢や嘔吐、意識障害などの症状が見られた場合は早急に動物病院を受診しましょう。

ビタミンB1欠乏症は初期症状はわかりにくく、気づいた時には症状が侵攻している可能性もあります。
愛犬の様子がいつもと少しでも違っていたら動物病院を受診するようにしましょう。

犬がイカを食べてしまったからと焦って無理やり吐かせようとするのは厳禁です。
無理に吐かせようとすると食道内を傷つけてしまったり、奥にさらに詰まってしまう危険もあります。

どれぐらいの大きさのイカを飲み込んでしまったのか容量を把握してすぐに動物病院に行くようにしてくださいね。

犬がイカを食べないように台所などには愛犬を入れないようにしましょう。
また、手の届くところには犬が食べて困るものは置かないようにします。

部屋の中を整理しておくことは、他のものを誤飲しないようにするためにも必要です。
イカ以外のものを犬に与えてコミュニケーションを取ると良いでしょう。

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