犬の食事を知ろう!ドッグフードの種類とその特徴を解説

犬に与えるドッグフードはたくさんの種類があります。ここでは犬にどんなフードを与えればいいのかを決めるために、それぞれのドッグフードの種類とその特徴を解説します。 2019年11月18日作成

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近年では様々なドッグフードが販売されています。その種類も多くどんなフードをご自分の愛犬に与えていいのか悩んでいる飼い主さんが多くいるのではないでしょうか?ドッグフードのパッケージの表記を読んでも理解できる方は少ないと思われます。そこでこの記事でそれぞれのドッグフードの種類と特徴を詳しく解説します。

主食としてのドッグフード

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犬の毎日の食事の主食として与えるドッグフードを3種類に分けて紹介します。

総合栄養食

総合栄養食とはそのフードと水を与えるだけで犬に必要な栄養分がすべて賄われるドッグフードのことを言います。総合栄養食と表記することができるのは、アメリカ資料検査官協会が試験によって総合栄養食と判断した場合だけです。

食事療法食

犬が病気や肥満などにより栄養バランスが崩れた時に、崩れた栄養バランスを整えるために作られたドッグフードです。そのため犬の体の状況別に栄養バランスに偏りがあります。たとえば肥満の犬向けに作られた場合脂質を抑えられており、高血糖であれば炭水化物が抑えられています。従って総合栄養食と異なり栄養バランスに偏りがあるため健康な犬に与えることは避けましょう。

一般食

一般食とは総合栄養食と表記されてはいないのですが、犬が主食とするのに十分であるドッグフードを言います。あえて総合栄養食にこだわらなくても一般食の中には良質なフードもあります。

フードの硬さによる種類

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ドッグフードはその硬さにより3種類に分けられます。それぞれのドッグフードの特徴とメリット・デメリットを解説します。

ドライフード

ドライフードのドッグフードとは水分の少ないカリカリしたフードで最も一般的なフードです。多くの飼い主さんに購入されていると思われます。フード自体に含まれている水分は10%以下に抑えられています。大変栄養があるので毎日の犬の食事の主食として向いています。

メリットは、賞味期限が長いということです。開封した後も目安として1ヶ月で使い切るようにしましょう。

デメリットは、やはり硬いので噛む力の弱い小さな子犬や老犬には注意が必要ということです。

ウェットフード

ウェットフードはドライフードと逆に、フードに水分が75%含まれています。缶詰やレトルトパウチの物がいわゆるウェットフードと呼ばれるドッグフードです。

メリットは水分が多いため風味があり食いつきがよく、また噛む力の弱い子犬や老犬にもしっかり食べられるということです。

デメリットは保存がきかないということです。開封したまま常温に保存すると腐ってしまいます。

ソフトドライ・セミモイストフード

ソフトドライ・セミモイストフードはドライフードとウェットフードの中間の硬さくらいです。含まれている水分は25%~35%程です。

愛犬が健康でいるために毎日の食事を見直そう!

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ドッグフードの種類はたくさんありましたが、選ぶ際には注意しなければいけない点があります。ドライフードですがデメリットにもあったように子犬や老犬には硬すぎて食べにくいということです。その場合ですが子犬や老犬が噛み切れるように柔らかくする必要があります。お湯を入れてふやかしおよそ10分~15分放置するとドライフードが食べやすい程度に柔らかくなります。

ウェットフードを主食として与えることにも注意しなければいけない点があります。ウェットフードの味に慣れてしまうとドライフードを食べなくなってしまうことがあります。その場合普段の時はいいのですが、もしもの時の非常食のドライフードを食べない可能性があります。ウェットフードは賞味期限の関係で非常時に適さないフードです。そのことを考慮するとある程度はドライフードを与えておくことをおすすめします。

著者情報

UCHINOCO編集部

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