犬が快適に過ごすための防寒対策と寒がりな犬種について解説

昔は犬は寒さに強いと思われていたのですが、近年では室内飼いが多いため寒さに弱い犬も増えてきました。そんな犬が快適に過ごすために寒がりな犬種について解説します。 2019年11月17日作成

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もうすぐ寒い冬が来ます。散歩も暖かい日中にしている飼い主さんも多いと思います。最近では小型犬が人気となっていますが寒くて震えていませんか?また朝晩や夜など寒くて震えている犬はいませんか?あまり寒いと愛犬が大丈夫か心配になっている飼い主さんのためにこの記事では寒がりな犬種が快適に過ごせるための防寒対策や寒がりな犬種について解説します。

寒がりな犬種とは?

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昔は、犬は外で飼育されているイメージがありました。ですから寒さに強いと思われていますがなかには寒がりな犬もいます。ここではどんな犬種が寒がりか紹介します。

小型犬・超小型犬

一般的に10kgに満たない小型犬や超小型犬は体が小さいため、熱を放散しやすく体温を維持するのが大変難しいです。具体的な犬種としてはチワワ、ヨークシャテリア、パグ、ミニチュアピンシャー、ミニチュアダックスフンドなどです。

短毛種

短毛種の犬種はやはり長毛種の犬種に比べ、毛が短い分熱が放散しやすく寒がりです。具体的な犬種としてはチワワ、ポメラニアン、シーズーなどです。

シングルコート

シングルコートの被毛を持つ犬種は、ダブルコートの被毛を持つ犬種に比べ寒がりです。シングルコートの犬種は換毛期がなく毛が抜けにくい犬種です。具体的な犬種としては、トイプードル、マルチーズ、ヨークシャテリアなどです。

子犬・老犬

子犬や老犬は体温を調整する機能が弱く、体温が下がりやすい傾向にあり寒がりです。

犬が寒がっている時のサイン

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犬は体が冷えると血行が悪くなったり、免疫力が落ちて病気にかかりやすくなります。そのため犬は寒くなるとサインを出してきます。見逃さないようにしましょう。

震える

犬も人間と同じように寒さでぶるぶると小刻みに震えます。震えることで筋肉を動かし体を温めます。よくチワワがぶるぶると小刻みに震えているのを見かけますね。

じっと丸くなる

犬は寒くなるとじっと丸くなります。なるべく動かないようにして体温を奪われないようにしています。

水を飲まなくなる

やはり人間と同じように水分摂取をしなくなります。水をあまりにも飲まなくなると逆に尿結石などの病気になってしまう可能性もあるので注意が必要です。

犬の防寒対策と注意点

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犬が寒がっていたら防寒対策をしてあげます。寒いままにしておくと犬の健康によくありません。そこで犬にできる防寒対策と注意点を紹介します。

暖房をつける

人間の防寒対策と同じように暖房をつけ室温を上げます。暖房器具はなんでもいいのですが留守番させる時のことも考えて、倒しても火事にならず、触ってもやけどしないオイルヒーターやパネルヒーター、エアコンなどがよいと思われます。室温は22℃~25℃が犬にとって適温といわれています。

ペット用ホットカーペット・プレート型ヒーター

犬がいつも使っているベッドの下にプレート型ヒーターを入れ犬のお腹部分から温まるようにします。犬も人間と同じように体が温まると快眠できるのではないでしょうか。またペット用ホットカーペットなどで床や足元を温めましょう。

洋服を着せる

犬に寒い外気が当たらないように洋服を着せます。最近ではペット人気にあやかり可愛らしいデザインの洋服がたくさん販売されています。洋服に抵抗のある方でも散歩時や冬の寒い時期だけでも洋服を着せてあげましょう。

注意点

室内の防寒対策で使われる暖房ですが、多く使うと室内が乾燥してきます。人間と同じように犬も乾燥するので程よい湿度が必要です。加湿器などで部屋が乾燥しないようにしましょう。飲み水もなくなってしまうことのないように注意しましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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